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【WORK】ビードリングとダブルギアスポークで魅せる本格オフローダー垂涎のレース直系モデル「CRAG T-GRABIC」

◆CRAG T-GRABIC

1977年の創業以来、ドレスアップ&カスタムカルチャーにおいて数々のトレンドを生み出してきた日本の老舗ホイールメーカー『WORK(ワーク)』。レースシーンで採用されるリアルなコンペティションホイールでも高く支持されているが、ここで紹介する『CRAG T‐GRABIC(クラッグ・ティーグラビック)』は、まさにその極みともいえる存在だ。

マットカーボンカットリム

アッシュドチタンカットリム

まずこのブランド名が、Cross ocer Racing Gear(=CRAG)を意味していることをご存知だっただろうか? これは文字通り、オフローダーの足もとを支えることを宣言している。またCRAGシリーズの歴史を辿ると、かつてSUVがRVと呼ばれていた(いわゆる四駆ブームの)頃にまで遡る。その時代で人気を集めた車種はパジェロやサーフ、テラノといった6H車両で、当時のCRAGはそれらをターゲットに据えた3ピース・オフロードホイールとして、市場を席巻していたのだ。
話を戻そう。そもそもサーキットやラリーなどのモータースポーツシーンで実績を積み重ね、そのノウハウを市販品に惜しみなく注ぐホイール創りをしてきたWORKにおいても、T‐
GRABICは相当な逸品。ラリーやオフロードレース競技で蓄積されたデータをストリートホイールにフィードバックした、レース参戦マシンのシグネチャーモデルなのである。
そのデザイン上の特徴は、イン側とアウト側で開口部の数を変化させたディスク面によるダブルギアスポークデザインを採用していること。さらに、リムデザインには立体的で力強いビードロックホイールを彷彿とさせる造形を与えている。このビードリング形態のリムフランジにはピアスボルトをあしらい、よりリアルな雰囲気を漂わせる。このオフロードテイストに溢れたボトムスのインパクトは、トライトンをより一層タフ&ワイルドな印象へと誘ってくれる。
なおトライトンやハイラックスに対応するのは17インチワンサイズだが、カラーラインナップはマットカーボンカットリムと、アッシュドチタンカットリムの2色で展開。どんなボディカラーにもマッチしつつ、しっかりと足元を主張してくれるから、力強くて逞しいトライトンをさらに格上げできる。

タフ&ワイルドさを高める立体的で独創的な造形美

ビードロック風のデザインをリムエンド部分に施し、さらにリム周辺部とディスク中央部で2つの歯車が組み合わさった独特なディスクデザインを持つティーグラビック。このディスク面はイン側とアウト側開口部数を変え、二重に重なる歯車のような独創的なデザインとなる「ダブルギアスポークデザイン」を採用。これらは単なる装飾ではなく、海外レースで培ったノウハウから生み出された形で、高い剛性と軽さを両立している。ちなみに、センター部はディープコーン化して軽量化。こうして可能な限り贅肉を削ぎ落とすことでアスリートの引き締まった肉体美に通じる立体的な機能美をも感じさせてくれる。逞しい姿にカスタムしたいなら、ティーグラビックを選ばない理由はない。

ティーグラビックおよびティーグラビックⅡの最大の特徴といえる部分が、1ピース構造を採用しつつも、本格的オフロード用ボトムスであるビードロックホイールを想起させるリムデザインにある。フランジのピアスボルトとビードロックリング風のリムエンドは、アップで見てもあたかも別体パーツのように感じられるように立体感を追求し、ティーグラビックのスタイルを印象づける。

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