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【Kudo-J】ジムニー専門店だけどデリカD:5用のチューニングパーツ始めました!フューズの交換で走りが変わる!!

今年の4月に開催されたD:5イベント「DDR」。その会場で先行発売を実施したのが、今回紹介するD:5用のアイスフューズ・スターティングセットだ。一般的にカスタムパーツは現行モデルの時は積極的に発売されるが、モデルチェンジした途端に発売ラッシュが終了すると言っても過言ではない。だが、より多くのユーザーに革新的なeチューニングを体感し、確信してもらいたいと工藤自動車の工藤さんは考え、イキナリD:5の全モデル用をラインアップしてしまった!「eチューニング」の概念については別項で解説している通りだが、今回アイスフューズを装着した車両は新車登録から2年半が経過しており、走行距離は4万㎞を超えたばかり。慣らし運転が終わった程度と言っても過言ではないが、外した純正フューズは既に硫化と呼ばれる経年劣化が始まっていた。ガソリン車の場合プラグ交換などは行なうが、メンテナンスの一環でフューズを交換した人はほぼいないのでは?そう考えるとアイスフューズの装着は、単なるチューニングというよりもメンテナンスの一環と考えても良いだろう。なお、スターティングキットは必要最小限のフューズのみを交換するもので、理想としては全てのヒューズを交換するのが望ましい。その場合それなりのプライスとなるが、明らかに走りの違いを体感できると約束しよう!

ジムニー専門店のイメージが強いけど、その昔スターワゴンに乗っていたし、意外とミツビシ好きなんですよね。という訳で、ジムニーやエブリィ用に続き、デリカD:5用のアイスフューズ、始めるよ〜。

様々なパーツを装着し、個性を強調する全国のD:5オーナーさん!ジムニーやエブリィのカスタムでお馴染みの工藤自動車から、遂にD:5用の「アイスフューズ」が登場。純正と交換するだけで、レスポンスアップやスムーズな走り、音質改善が感じられるスグレモノ!要チェックアイテムなのです!!

交換しても悪影響は一切なし各部の抵抗を減らし性能を向上!

クルマには様々な電装部品が使用されている。これらは設計以上の大きな電流が流れると壊れてしまうが、それを保護するために「フューズ」が使用されている。必要不可欠な部品だが、このフューズが抵抗となり電気を損失するので、100%の性能を引き出せていない。工藤自動車の提唱するeチューニングとはこの抵抗を最大限減らすことで、クルマが本来持つ性能を発揮させるものだ。そのカギとなるのが、アイスフューズやアイスワイヤー。マイナス196度の液体窒素で凍らせることで金属原子を整列。電気の流れがスムーズになり、失われていた電力がフルに使うことで、クルマのポテンシャルアップを体感できるという訳だ。

最大の特徴は、装着しても何も悪影響を及ぼさないと言うことだ。ノーマルフューズとアイスフューズを交換するだけで作業は完了。DIYで作業は可能だが、交換時により通電性を高めるファストリキッドを塗布すると、より効果を高めることが可能だ。ちなみに、フューズの端子部分は、極力素手で触らないように。

こちらは前期型のディーゼルエンジン搭載車のフューズボックスの説明図。いわゆるオーソドックスなATOフューズと、ミニヒューズを使用する。走行性能に影響を与える部分だけをチョイスしているが、それでも12箇所のフューズを交換する事となる。

後期型になり、フューズボックスの形状だけでなく、使用するフューズも変更された。ATOフューズは変わらず2個使用するが、ミニフューズからロープロフューズへと変更されている。またセット内容も10個に減っており、その分リーズナブルになっている。

ガソリン車のフューズボックスは、前期型ディーゼルと同じ物を使用している。ディーゼルと同じく12個のフューズを使用しているが、微妙にアンペアが異なっているので、購入時には注意が必要と言える。

フューズボックの裏側にはクリップが付属しており、これを使用して純正フューズを外し、アイスフューズと取り換えるだけだ。まとめてフューズ取り外すと装着場所が分からなくなり、間違ったフューズを取り付けてしまう。ここは丁寧に1つずつ交換しよう。

これまで装着したジムニーやエブリィと同じく、D:5でもその違いを実感。明らかに走りがスムーズになっている。今回、車両協力してくれたオーナーさんは「明らかにスロットルの開度が少なくなり、その結果燃費がよくなりました」とのこと。さぁ、次はアナタが体感する番だ。なお、デリカミニ用も鋭意開発中なので、こちらも期待して待つべし!