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ルックスも実用も、タイヤ選びを変える!「ヨコハマ」の軽トラタイヤ三銃士!

◆GEOLANDAR X-AT G016


一般的な軽トラタイヤよりも、50㎜も外径が大きいアゲトラ対応サイズ。ハイゼットならノーマルでも装着可能

ヨコハマタイヤのリリースする4WD&SUVのスペシャルブランド「ジオランダー」から登場した軽トラ、バン用タイヤ。その1つが「ジオランダーX-AT」だ。
舗装路からラフロードまで、オールラウンドな走りを強化されたタイヤだが、リアル・オフロードタイヤであるMT(マッドテレーン)タイヤ並みのアグレッシブなルックスが特徴だ。

設定されたサイズは145R14C。外径は軽トラの一般的なサイズ(145/80R12)より50㎜ほど大きい590㎜となる。このサイズは、軽トラ向けとしては最大となる。リフトアップ・カスタムを施した〝アゲトラ〟をターゲットにしているのだが、実はダイハツのハイゼットにはノーマルでも余裕で履けてしまうサイズでもある。つまりカスタムの必要もなく、足もとを〝インチアップ〟でき、しかもワイルドに演出できてしまうわけだ。
 もちろん性能的には「AT(オールテレーン)」らしく、一般路の乗り心地は快適そのもの。4WDユーザーからは悪路でのグリップの安定感や、さらにロングライフ性も高く評価されているのだ。

ジオランダーX-ATは世界最大のカスタマイズカーショウ「SEMAショウ」で昨年、ベスト・ニュータイヤ・ウィナーを獲得。

◆GEOLANDAR M/TG003


 もう1つ、ジオランダーが軽トラ用タイヤとして世に送り出したのが「ジオランダーM/T G003」だ。

サイズは一般的な軽トラの純正と同じ。アグレッシブなデザインながら、実用重視のユーザーにもオススメだ。

サイズは145/80R12、つまり軽トラが採用する純正サイズに準じたもので、ノーマル車でもそのまま装着可能、というわけだ。このタイヤは本格オフローダーからも絶大な支持を集めている、リアル・オフロードタイヤで、泥や岩を強力に噛み、高い走破性を生み出すスペックを持っている。もちろん、大きなブロックで構成されるルックスは、アグレッシブな足もとを演出するという意味で、ドレスアップタイヤとして選ぶのもOKだが、同時にその本来のパフォーマンスを活かすのもオススメだ。

たとえば狩猟のために、あるいは薪を集めるために山に入る、とか、未舗装の農地に踏み込んで行くなど、軽トラをアクティブに使うための、待望のタイヤかもしれない。これまでありそうでなかった、軽トラ+本格マッドタイヤのコラボレーションは、実用も、そしてオシャレも兼ねて軽トラを乗りこなしたい、そんなユーザーたちに強くアピールすることは間違いないだろう。

◆PARADA PA03


ヨコハマの商用車向けドレスアップスポーツタイヤ「パラダPA03」にも、軽トラ対応サイズが設定された。サイズは165/55R14C。外径は、軽トラ、バン純正の145/80R12とほぼ同じで、タイヤ幅は約20㎜ワイド。さらにノーマルよりホイールのインチアップと、ロープロファイルなタイヤの組み合わせで、足もと、さらにフォルム全体をスポーティムードたっぷりに仕上げることができる。従来、インチアップとなると、車検や荷重が気になるところだが、このタイヤは車検対応となる。

165サイズだが、今回の5インチ幅の14インチリムではフェンダーからのはみ出しはなし。

もちろん、実性能のほうも申し分ない。ハイエース向けとして販売されており、ユーザーから定評を得た静粛性、コーナリング性能などの操縦安定性、そしてウェット性能の高さは、もちろんこの軽トラサイズでも実現されている。また何よりうれしいのは、優れた偏摩耗性。これは長寿命性にもつながり、実用車として軽トラを使うユーザーにもアピールする部分だ。装着のためには足回りのカスタマイズ、いわゆるアゲトラ仕様にしなければならない可能性もあるが、スタイルアップを目指すユーザーはぜひ注目を!

◆車両協力◆

オフロードファクトリー

http://www.offroad-factory.jp/