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【ORIGIN Labo.】競技で培った技術と経験値をジムニーへ!

2004年4月からドリフトブランドとして関西を中心に全国のドリフトユーザーへ向けてパーツ開発に勤しんできたオリジンラボ。ジムニー向けのパーツ開発に着手したのはそれから5年後の2009年頃との話だ。キッカケは同社カスタマー達のドリフト競技卒業である。ドライバーたちと共に成長してきた同社だったが、時が経つと共に家族を持ったり、ドリフト競技に終止符を打って林道やダート走行などオフロードを楽しむ方が増えたりと自然の成り行きで、いつの間にか主要顧客の層がドリフト層を逆転する形でジムニーフリーク達が増加し、ダートやトライアル競技参戦に向けて「こんなパーツが欲しい!」「ここがもっとこうだったら…」と言ったカスタマーの声を形にしていく中で、ジムニーパーツが生まれてきた。ドリフト時代を〝若気の至り〟と称するなら、ジムニーカスタムは〝大人の遊び心〟と言ったコンセプトが似つかわしく、本気で山やオフロードを遊び倒したい大人たちへ向けてロッククローリングを重視したパーツをはじめ、あらゆるジムニー競技に向けて実践して経験値を増やし、そこで蓄積された豊富な知識と技術を惜しみなく注ぎ込んだパーツ開発は瞬く間にヒット商品となり、マニアックなジムニーフリーク達を虜にした。
 しかしJB64の登場と共に、ある意味尖っただけのアイテムはニッチな物へ変化。時代のニーズに合わせ、競技車輛で培ったノウハウをストリート中心の街乗りユーザーへ落とし込むべく展開を開始。より本物志向なものをもっと身近に。がコンセプトとなり、その質実剛健でストイックなフォルムは、関西のみならず日本全国から注目を集めている。

◆MUD ZEUS

 ドリフトをはじめ、トライアル、ダートなど本格的な競技車輛のボトムスを手掛ける大阪のオリジンラボ。競技におけるシビアな環境下で試される耐久性や、パフォーマンスを考慮したホイール作りは、本物志向のユーザーから根強い人気を博している。
 ディープリムの鉄ちん3兄弟やMUDシリーズのS7、SR7などジムニー向けにリリースされたホイールは、どれもコストパフォーマンスに優れた逸品ばかりだ。そんなジムニー向けのホイールに新たな刺客が登場。その名もMUD ZEUS。その名の通り神々しいほどの存在感は昨今流行のコンケイブデザインが利いていて、リムエンド部分はビードロックを連想させるピアスボルト風の装飾がタフネスな印象を高める。特にそのリムエンドから一段外側へと反り上がってから中心部へとコンケイブしていくフォルム造型美は、16インチでありながらワンランク上の存在感。ラギッドテレーンのホワイトレターとの相性も抜群だ。
 カラーはマットブラックの他、グロスブラック×リムポリッシュ、ライトブラックコート×マットブラックリムの3色展開。16インチ5.5Jのインセットー20、+20でJB64、JB74シエラの両車にベストマッチングなサイズラインナップでリリースしている。
 王道のスポークデザインからパンチの利いた個性派スタイルまで、あなた好みのホイールをオリジンラボでぜひ見つけてみてはいかがだろう。

ビードロックを思わせるピアスボルト風で装飾されたリムエンド。その存在感は他を圧倒するもので、ラギッドテレーンのホワイトレターとの相性も抜群だ。

スペック

●サイズ:16×5.5J(インセット-20、20)
●カラー:マットブラック、グロスブラック(リムポリッシュ)、ライトブラックコート(マットブラックリム)
●構造:鋳造1ピース
●規格:JWL・JWL-T・VIA
●付属品:センターキャップ、エアバルブ
●価格:20,680円〜22,880円

◆MUD-SR7

ガンメタリック

マットブラック

シャインホワイト

ブラックスパッタリング

エッジの効いたスポークが深リムを強調
ホイールのデザインとして見れば7本スポークだが、一度外側に立ち上がりそこから一気にセンター部分に落ち込むことで強弱を演出。インセット−20という数値だが、それ以上にリムの深さを感じさせてくれる。都会ではスポーティさを演出しながらも、オフロードではたくましい印象を与えてくれる。

◆MUD-S7

マットブラック

ブラックスパッタリング

ガンメタリック

シャインホワイト

スポーティなシルエットを求める人に
スポークをリム部分まで伸ばすことで、16インチと思えないほどのサイズ感を実現。ワイルドなSR7に対し、S7はスポーティでレーシーな雰囲気を演出する。SR-7、S7とも、ノーマルボディのままで装着可能な、インセット20もラインナップするので、大掛かりなカスタムを求めない人にはそちらがオススメだ。

◆鉄漢 (てっかん)

リムの端の部分に大型のボルトを配置。本格的なオフロード走行用の「ビードロックホイール」風のデザインを採用。カラーはブラックのみとなるが、ロックセクションなどで傷がつき、塗装がハゲたほうが「オフロードを走っている」というアピールができるかも。
●価格:16,280円

◆鉄八 (てっぱち)

丸い8つの穴が空いた定番デザインを採用。一番のアピールポイントは、何と言っても価格の安さ!これなら少々曲がっても気にせず新しいホイールに交換できるので、思い切った走りが可能。トライアル競技に参戦している人はマストアイテムと言えよう。
●価格:9,900円

◆鉄心 (てっしん)

オリジンラボのスチールホイールシリーズのなかで、唯一ツートーンカラーを採用するのが、この「鉄心」。鉄漢に似たデザインだが、リムとディスク部分の色を変えることでドレスアップ性も強調。リム部分の塗装がハゲるのがが嫌だな…と思う人にもオススメ。
●価格:15,400円
ORIGIN Labo. for JIMNYをプロデュースするORIGIN Labo.。ショップ業務ならいざ知らず、なかなか参入が難しいアルミホイールを中心としたカスタムパーツブランドとして、彗星の如く誕生した。同社の特徴は、スポーツ、ミニバン、あらゆるプロダクトを手掛けてきた豊富な経験を持つ技術屋集団であることだ。