【4WDサービスパドック】スタイルだけでなく実用性やコストも考えバランスを重視!
北海道の北見と札幌に店舗を置き、その知名度は全国まで広がる4WDサービスパドック(以下パドック)。一口にカスタムと言っても様々なスタイルがあるが、パドックが最も得意とするのは、サスペンションチューニングだ。
近年のSUVブームの再来で、150プラドの姿は、日に日にましている事を実感する。しかもリフトアップし、ノーマルよりも大きなタイヤをチョイスするユーザーも少なくはないと言えるだろう。かつてパドックでは、ビークロスやパジェロエボリューションなど、独立懸架サスペンションのチューニングに積極的に取り組んでおり、ただ車高をあげるのではなくキチンとストロークさせる足回りを提案し続けてきた。ロングアームなどはパドックを代表するアイテムの1つであったが、昨今の保安基準の変化に伴い、最近では再びボディリフトを積極的に提案中。
確かに35インチタイヤなどはカッコ良いが、それを実現するためにはカスタム費用も増大する…。ノーマルフェンダーのままで、カスタム費用を抑えつつスタイルと乗り心地を両立させるべく、チョイスしたのは、BFグッドリッチのKM3(295/70R17)。太過ぎないサイズを選ぶ事でハンドリングの変化も少なく、ノーマルと比較しても違和感のない自然な乗り味を実現。当たり前に思うかもしれないが、それを実現するために様々なノウハウが盛り込まれているのだ。
リフトアップ+大径タイヤのカスタムとなると、自ずとオーバーフェンダーなどを追加しワイド化する傾向が多い。だが、敢えてノーマルフェンダーのままとするとこで、シンプル&スポーティなスタイルを実現。後はユーザーの使い方に合わせて、アウトドアギアなどを追加するのもアリだろう。
ラダーフレームとボディの間にブロックを追加する事で、より大きなタイヤが装着可能となるボディリフト。デモカーには4インチを使用しており、他に様々な補機類の延長などが必要だが、それを一切感じさせない自然な仕上がりは見事と言えるだろう。
ピンクのカラーリングがトレードマークと言える、パドックのオリジナルスプリングに変更。ノーマルより2インチリフトアップする事が可能で、しっかりストロークできられるように、オリジナルのビルシュタインをセット。ノーマルよりもバネ下重量が増しているが、バタつきなどをしっかり押さえ込むので、快適な安定感やハンドリングは、ノーマルとは別次元と言っても良いだろう。
ボディリフトを行なうと、そのままではマフラーとボディの間に隙間ができてしまい、正直言ってスタイリッシュとは言い難い。そこでパドックでは、マフラーの角度を変えつつ、オリジナルのフィニッシャーに変更。サイド斜めだしで2本出しに変更する事で、俄然スポーティな雰囲気が演出できる。
ノーマルフェンダーのままで可能な限り大きなタイヤサイズを装着できるよう、敢えて295/70R17のBFグッドリッチKM3をチョイス。ホイールはワイルドさとエレガンスさを両立させたLEXXELのoutLaw(アウトロー)をインストール。9.0J×17なので、まさに295タイヤにぴったりと言えるだろう。
ボディリフトを行なうと、そのままではマフラーとボディの間に隙間ができてしまい、正直言ってスタイリッシュとは言い難い。そこでパドックでは、マフラーの角度を変えつつ、オリジナルのフィニッシャーに変更。サイド斜めだしで2本出しに変更する事で、俄然スポーティな雰囲気が演出できる。