本革巻きは専用の
レザーケアワックスを薄く塗る
ステアリングにはビニールレザーか本革巻きの二つがある。とはいっても、近年のクルマに使われている本革ステアリングは、染め上げたままの状態で使われているわけではなく、必ず塗装が施されている。つまり表面が合成樹脂であるというわけで、ビニールレザーのステアリングとケアの方法は基本的に同じ。ツルツルに仕上がって滑りやすくなると困る部分なので、水で固く絞ったウエスで拭き上げること。本革巻きの場合は、年に2、3度くらい、専用のレザーケアワックスを薄く塗っておくと、なお効果的だ。
色落ちは染色型ペイントで補修
擦れる頻度が多い部分だけに、革などは色落ちや剥げたりすることも多い。補修には染色型のタッチペンなどを使うと、色移りの心配も少なくて良い。
樹脂のケアは他と同様に
樹脂のヒビ割れ対策については、基本的にダッシュボードなどと同じ。ここもアルコール系のワックスが有効だ。