親戚の家に遊びに来たような雰囲気の
信頼できる専門工場
近年のアウディデザインは非常に洗練されている。カスタマイズの相談にものってくれるので、気になることがあったら問い合わせてみよう。
実用車として長い歴史を持つゴルフを代表とするフォルクスワーゲン、近年、洗練されたデザインで人気を集めているアウディ。これらを専門に扱っている工場が、埼玉県さいたま市にある「ザンフターヴンド」である。以前、本誌がゴルフⅡで草レースに参戦した時に車両のメンテナンスと管理をしてもらった工場でもある。
広い敷地の中には整備を待つクルマがズラリと並んでいて、年式も様々。ゴルフⅥ、先代パサート、ティグアン、アップなどの高年式モデルがあったかと思えば、ゴルフⅢやヴァナゴンなどのネオクラシックまで、個性溢れるドイツ車が工場内にあった。
ピットの中を見てみると、先代パサートのドライブシャフトブーツを交換していた。ここはFF車にとって鬼門となる部分で、劣化を放置するとグリースが漏れ出し、車検もクリアできなくなってしまう。
パーツのチョイスについて代表の白石氏に聞いてみると、重要な機能部分については純正品をお勧めしているという。例えば、タイミングベルト。重要な機能部品であることに加えて、交換するのに手間がかかるということも純正品を使う理由だそうだ。確かにどんな安いパーツを使ってもすぐにダメになってしまっては工賃が2倍かかってしまう。もちろん、ユーザーの予算に合わせてパーツの提案をしてくれるので、使い分けについても気軽に相談してほしいとのこと。
カスタマイズも得意としていて、アウディA6とゴルフRがデモカーとして置いてあった。A6は5本スポークのアルミ、スタイリッシュなローダウンなど洗練されたデザインをさらに高めている。ゴルフRはコンピュータチューンなどを施し、最高出力は480ps! これだけやっても足回りやボディがしっかりとついてきてくれるところがドイツ車らしい。
代表の白石氏とクルマの話をしていると本当に楽しそうで、心からクルマが好きなんだなと思う。筆者が白石氏のことを以前から知っているということを差し引いても、親戚の家に遊びに来たようなアットホームな対応をしてくれるのだ。リピーターが多いというのも頷ける話である。
広い敷地の中には整備を待つクルマがズラリと並んでいて、年式も様々。ゴルフⅥ、先代パサート、ティグアン、アップなどの高年式モデルがあったかと思えば、ゴルフⅢやヴァナゴンなどのネオクラシックまで、個性溢れるドイツ車が工場内にあった。
ピットの中を見てみると、先代パサートのドライブシャフトブーツを交換していた。ここはFF車にとって鬼門となる部分で、劣化を放置するとグリースが漏れ出し、車検もクリアできなくなってしまう。
パーツのチョイスについて代表の白石氏に聞いてみると、重要な機能部分については純正品をお勧めしているという。例えば、タイミングベルト。重要な機能部品であることに加えて、交換するのに手間がかかるということも純正品を使う理由だそうだ。確かにどんな安いパーツを使ってもすぐにダメになってしまっては工賃が2倍かかってしまう。もちろん、ユーザーの予算に合わせてパーツの提案をしてくれるので、使い分けについても気軽に相談してほしいとのこと。
カスタマイズも得意としていて、アウディA6とゴルフRがデモカーとして置いてあった。A6は5本スポークのアルミ、スタイリッシュなローダウンなど洗練されたデザインをさらに高めている。ゴルフRはコンピュータチューンなどを施し、最高出力は480ps! これだけやっても足回りやボディがしっかりとついてきてくれるところがドイツ車らしい。
代表の白石氏とクルマの話をしていると本当に楽しそうで、心からクルマが好きなんだなと思う。筆者が白石氏のことを以前から知っているということを差し引いても、親戚の家に遊びに来たようなアットホームな対応をしてくれるのだ。リピーターが多いというのも頷ける話である。
取材時に作業していたのが、ドライブシャフトブーツの交換。とくにFF車は劣化が進行しやすいためマメに点検しておく必要がある。
クルマから取り外したドライブシャフトブーツ。蛇腹部分に亀裂が入り、そこからグリースが漏れ出している。このまま放置すると異音などを発生させ、車検もクリアできない。定期的なメンテナンスが欠かせないポイントだ。
ドイツ車らしい走りを楽しむためにも、足回りはきっちりとメンテナンスしておきたい。
工場の奥にはヴァナゴンが置いてあった。なんとこのクルマのエンジンはゴルフⅣのものにスワップされている。
代表の白石氏は気さくで、クルマの話になると大盛り上がり。メンテナンスに対する知識も深い。
Sanfter Wind (ザンフター ヴンド)
「ザンフターヴンド」とはドイツ語で「そよ風」という意味。水冷VW車のネーミングが「風」にちなんで命名されていることが、社名の由来になっているとのこと。
待合スペースには雑誌が豊富にあるから、修理待ちでも飽きない。