【 ドイツ車メンテ名店ガイド vol.19 板金修理・塗装はもちろんオリジナルのカスタムも得意! / T.S.O ティーエスオー 】
熟練のスタッフが在籍するT.S.Oは、板金修理・塗装の分野でユーザーの支持を集めているショップ。カスタムにも強く、革新のアイデアと高い技術でユーザーのイメージを具現化してくれる。
ユーザーの要望に応える
類まれなるカスタムセンス
同社代表である田中氏は、ドレスアップカスタムのボディメイクを仕事としてやる一方、自身も当時の国産VIPカーに乗りながら、自分なりのカッコ良さを追求しつつ、オリジナルのクルマ作りをしてはドレスアップカーイベントに参加していた。その後、約10年に渡るエントリーの成果として、同時期に同じカテゴリーの自動車雑誌2誌の表紙を自身のクルマが飾るという快挙となったのだ。ライバル誌に同じクルマが表紙を飾ることは極めて珍しいことで、その時期のトピックに相応しい1台と認められた証である。そんなカリスマカーをプロデュースしたセンスと技巧が少しずつ口コミ等で広まり、次々と依頼が来るようになっていった。
主な業務内容は板金、塗装となる。修理が主ではあるが、もちろん特色はそこではなく、オリジナリティに応える、魅せるクルマを演出していくセンスである。その表現手段を何で見せるのか? パーツの選び方、エアロの組み合わせ、ボディカラーをどう塗り分けるかなど組み合わせは無限大である。それでもしっくりくるものがない場合は、他車種用のパーツを加工してオリジナルワンオフパーツを作り出す。ユーザーのイメージにより近づけるスタイリングにできるのだ。「作れないものはほぼ無いので、色々と自身のクルマのドレスアップに息詰まった方はぜひ相談に来て欲しいです」と話す田中氏。
T.S.Oは、フルエアロを纏って着飾らなくても、リップ等のワンポイントでもスタイルにアクセントを作ってくれるノウハウやセンスがあるお店なのだ。自分の個性を打ち出したい、世界に1台だけのクルマを作り上げたいといった要望を叶えてくれるプロショップである。
T.S.Oが手がけるオリジナルパーツブランド
Reve Designからニューパーツが登場!
T.S.Oが手がけるアフターパーツ部門である「Reve Design」。現在、メルセデス・ベンツのAクラス(W176)、CLAクーペ(W117)、シューティングブレイク、Cクラス(W205)前期・後期セダン、ワゴンのエアロパーツをそれぞれリリースしている。さらに今回新たにW205後期用のリップに初めてカーボンを用いたアイテムを追加しているので要チェック!
フロント、サイド、リアまで装着されたカーボンパーツがW205のスタイルを引き締めている(FRP製もラインナップ)。価格はカーボンが198,000円、FRPが121,000円となっている。
フロント、サイド、リアに装着されたスポイラー。フィッティングも抜群で、T.S.Oの丁寧な仕事ぶりと完成度の高さが伺える。
From T.S.O
ティーエスオー
カーボンパーツは紫外線による劣化を防ぐため、クリア塗装と磨きによる仕上げを施す。こうした丁寧な仕事によって完成度の高いエアロパーツを生み出している。
最新モデルも部分的なパーツの色変更などで、オリジナル度アップ。フルエアロの全塗装や完全調色により、世界に1台のクルマに仕上げることも可能。T.S.Oがしっかりサポートしてくれる。
キレイに整頓された商談スペース。ReveDesignオリジナルアイテムも飾られている。
FACTORY DATA
T.S.O