見た目と機能性を高いレベルで融合するテクニック
アウディベースのコンプリートカーブランド「Alpil」をリリースするニューイングは、いつでも魅力全開のカスタムを提案し続けてくれる。常に新しい提案や仕掛けを考えているのが、大のカスタム好きでもある池田社長。ホイールメーカーを経て独立後、小学校の同級生であるロブソンレザーの社長のひと声がきっかけで内装カスタムに取り組みはじめた。様々なデモカーの内装を手掛けていくうちに評判となり、今や最新の超スーパーカーから、ヤングクラシックまでありとあらゆるセンスを駆使する。その源泉とも言うべきスタッフは、カスタムカーショップとしてはとても珍しい顔ぶれ。職人としてのスタッフは女性3名、男性3名とイーブンなジェンダーで構成されている職場に新しい何かを感じた。かつてはコテコテのクルマ好きな男性一色なイメージだったショップスタッフの半数が女性。しかもアパレル業界経験者や、結婚、出産で一度離れた職場の外注ブレーンとして縫製などの重要な部分を担っている女性など、様々な感性が飛び交う環境となっている。これまでの凝り固まったクルマへの概念から、どんどん新たな発想が出てきそうな気配がプンプンする。これが前に進む池田流ニューイングテイストなのか。次に仕掛けてくる「何か」が楽しみだ。
豊富な経験と高い技術に裏付けされたオリジナルアイテム
内装を手掛けた当初、接客するお店と作業場が別で、預けるユーザーの不安な気持ちが伝わってきたという。そこで来店したユーザーに自由に見てもらえる様々な作業場への試行錯誤を繰り返して、作業者とユーザーの双方に良い、作業場をガラス張りにするという作りに辿り着く。こうしたユーザーライクな姿勢がたくさんの支持を集めるのだ。
強烈な個性を演出するこだわりのデザインと
職人による丁寧な仕上げが魅力
ステッチの境目が多いということは、構成する生地の部位がそれだけ多いという証。当たり前のことだが、その数の型紙を起こして切り出したそれぞれの生地を縫い合わせてシートや内張りを形成していく。その数が増えれば増えるほど難易度は倍々で増してゆく。整形も困難を極めるが、ニューイングの技術者はそれを難なくこなす。
クラシックモデルのインテリアレストアも得意分野!
電話:0798-63-1777
営業時間:10:00~19:00
定休日:毎週水曜日 / 第2・4火曜日