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BRABUS 800 Gクラス

2020.09.08

AXOPAR37 BRABUS Marineと BRABUS 800 WIDESTAR ディーラーモデルが夢の共演

 関西圏のマリンレジャーアイランド「淡路島」を舞台に、滅多にお目にかかることができない水上のBRABUSと、日本のディーラーモデルベースの正真正銘BRABUS 800 WIDESTARを所有するオーナーの粋な計らいを受けて、夢のコラボレーションが実現した。

本国にタービンを送って仕立てた正真正銘の800馬力

 本国のみでリリースされているBRABUS 800 WIDESTAR。日本で乗るなら並行輸入となるのが通例である。しかしこの車両はG63 AMGの国内ディーラーモデルがベース。それをBRABUS 800 WIDESTARルックとして製作したのではなく、本国BRABUS社へタービンを送り、ヘッドレストも本国の正式な刺繍が入る。さらに、BRABUS社がコンプリートカーとして認定した証であるエンジンヘッドの入った正真正銘の本物なのである。ディーラー車がベースなので日本仕様のナビはそのままに、オリジナルダウンスプリングで25㎜のローダウンを施すアレンジは加えつつも、ワイドボディ、エアロ、ホイールにマフラー、リアウイングにルーフのLEDまでその全てが本国モデルと何ら遜色のない仕上げ。こうしたボンドショップの不可能を可能にする努力は多くのユーザーから称賛されている。

今年のジュネーブショーで公開されたばかりのBRABUS800 WIDESTAR。未だ日本への並行輸入もままならない中、ボンドショップは、いち早くディーラーモデルで製作。
WIDESTAR独特のワイドフォルムを一層引きたてる25㎜のローダウン、そして11Jのボトムス。ブラックプラチナムエディションによる黒の統一感も好印象。

インテリアはG63AMGがベースながらヘッドレストを本国へ送って、BRABUS社に刺繍を依頼するなど、リアルへの徹底な追求は一切の妥協がない。

インテリアまで徹底したBRABUSコンプリートとなっており、フットペダル、ブレーキはもちろんエントランスまで全てをBRABUSで統一している。
タービンなどを本国BRABUS社へ送ってチューニングしてもらった正真正銘のBRABUS 800。その証としてエンジンヘッドカバーにもBRABUSのプレートがあしらわれている。日本のディーラーモデルとしては唯一無二。

23インチモノブロックSはブラックプラチナムエディションの特別仕様。漆黒のワイドボディに見合うように11Jで履きこなしている点にも注目。

100㎜拡幅するワイドボディによる圧巻のフォルム造形美はグロスブラックの塗り分けで存在感を主張。それに負けず劣らずのインパクトを誇るカーボンエアドームボンネット、そしてフロントグリル。本国のBRABUS800WIDESTARではオプションとなる23インチの軽量で強靭な鍛造ホイールモノブロックSも装備済みで、iidオリジナルの25㎜ローダウンまで施す。

このブラバスコンプリートはボンドグループである埼玉のボンドボディにて施工。1㎜の狂いも辞さないフィッティングで本国のBRABUS 800 WIDESTARと何ら遜色のない一台へとフルコンバート。もはやエクステリアだけを見るとベースがディーラーモデルであることが分からないほど高い完成度を誇っている。