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2023.01.27

整備業界で話題沸騰!ハイテク時代に欠かせない整備ツール『AUTEL MaxiSys ADAS』

 現在、整備業界で話題の中心になっているのがクルマの自動制御システムに対応した補正システム。オーテルではADASというシステムをラインナップしており、多くの整備関係者から問い合わせが殺到しているという。クルマの進化にともない、整備ツールも確実な進化を遂げている。

現代の最新技術に対応した整備ツール
簡単かつ正確な補正が可能!

 近年ドイツ車の進化は目覚しく、数多くのクルマに自動制御技術が搭載されるようになっている。こうした技術の進化は、整備においても大きな転換期を迎えた。今では当たり前のように使われる故障診断機のように、自動制御技術に対応した整備ツールも必須になっているのだ。
 現在、クルマの自動制御システムは主に安全性を高めるものが多く、アダプティブクルーズコントロールやレーンチェンジアシストといった機能が代表的。これらはセンサーやカメラを通じて情報を収集し、クルマを自動制御するものだが、事故や部品の劣化などにより不具合が起きると、アダプテーションという補正作業が必要になる。これまでこの補正作業はディーラーでしか行なえなかったが、オーテルではいち早くADASシステムを開発し、一般の修理工場や板金工場でのアダプテーション作業を可能にしている。
 ここで紹介するオーテルのADASは、従来にはない金属製のアームを備え、補正についてはマキシシスと連動することでメーカー、車種ごとの補正が可能。例えばフォルクスワーゲンではアダプティブクルーズコントロール、レーンチェンジアシスト、フロントドライバーアシストといった項目をマキシシスADASを使って補正できる。補正時に使用するターゲットはメーカーによってデザインが異なっており、ラインナップも拡充していく予定とのこと。
 セッティングに関しても簡単で、故障診断機であるマキシシスにはセッティングの説明などが確認できる機能が備わっている。誰でも簡単に扱えて、かつ正確な補正ができるのがADASの最大の魅力なのだ。
 このADASシステムを扱っているのは千葉県我孫子市にあるジースタイル。クルマの進化による整備環境の変化をいち早く察知し、メーカーとともに日本の整備環境に合わせて製品をブラッシュアップさせている。
 整備関係者を対象とした展示会では、多くの来場者がオーテルのブースに訪れて導入を検討していることからも、注目度の高さがうかがえる。

正確なアダプテーション作業が可能

オーテルではメーカーごとのターゲットを用意しており、センサーなどを介して正確な補正を行なう。このアダプテーション作業が簡単にできるのがオーテルの魅力。さらにオーテルの故障診断機であるマキシシスには、セッティングの説明などがわかる機能も搭載されているから安心。

ADASシステムに必須となるバッテリーチャージャー

GYS FLASHは、バッテリーチャージャーなのだが、単に充電をするだけではなく、バッテリー診断モード、ショールームモード、そして安定化電圧モードを備えている。故障診断機であるマキシシスを使ったプログラミング、コーディング、ADASの際にも、安定的に電力を供給できるGYS FLASHは、現代の整備に欠かせないツールなのである。
 

機能を追求した
故障診断機の革命児

従来品を凌駕する診断精度と汎用性の高さが作業を効率化する!

全国の修理工場で愛用される故障診断機
国産車から輸入車まで幅広く対応できる

 高度な電子制御を搭載した現代のドイツ車において、故障診断機は必須の整備ツールになっている。オーテルのマキシシスは、汎用診断機のカテゴリーに入るが、その中でもトップクラスの性能を持つ。国産車から輸入車まで対応した汎用性の高さはもちろんのこと、診断精度や現場で役立つ機能の数々は従来品を凌駕するもの。今では全国の修理工場で愛用されている注目の故障診断機なのである。
 マキシシスの特徴としては、まず起動時間が圧倒的に速く、スイッチを入れれば数秒で起動。見た目はタブレットのようであり、タッチパネル式となっている。OSにはスマートフォンでお馴染みのアンドロイドを搭載しているから、Wi-Fiでインターネットやメールをすることも可能。ワイヤレスなので、クルマの近くで作業する必要はなく、クルマは工場、診断機は事務所に置いたままでも故障診断ができるのだ。日本語表記で診断の精度も高く、スピーディにクルマの状態を把握できる。対応車種も輸入車、国産車含めて60メーカー(※72メーカー/英語プログラム)と幅広く、もちろんすべてのドイツ車に対応。また、車両側に接続するアダプターを替えれば90年代モデルの故障診断も可能となっているから、車種、年式を問わず幅広く診断できる。
 また、診断プログラムのアップデートはスマートフォンのアプリのような感覚。必要なアップデートをタッチパネルで選択するだけなので、新しいクルマにも即対応できるのは、マキシシスを扱う工場側にとってメリットが大きく、ユーザーにとってもすぐに整備対応してもらえるから、安心して任せることができる。
 このマキシシスを扱っているのは、千葉県我孫子市にあるジースタイル。導入を検討しているなら、一度問い合わせてみるといいだろう。

マキシシスにはオシロスコープである「マキシスコープ」、「デジタルインスペクションカメラ」は、目視で確認することが難しい箇所でも小型のカメラを接続することによって鮮明な画像をマキシシスに映し出す。このように充実したオプションも揃えている。
マキシシスはタブレットやスマートフォンのようなタッチパネル式で、日本語に対応しているので操作はとても簡単。古めのドイツ車はメーカーや車種によってピンの数が異なるが、これに対応したアダプターも用意しているから安心だ。
故障診断でエラーが出た箇所をもっと詳しく確認したり、エラーコードをリセットすることも可能。高年式モデルで必要になるコーディングができるのもマキシシスの特徴である。
クルマの電子制御化は、効率性、快適性、安全性などを飛躍的に高め、これに伴いメンテナンスの環境も大きく変わってきている。電気の抵抗などを地道に点検する昔ながらの整備から、目視では確認できないセンサーや電子ユニットの状態を素早く点検できるコンピュータ診断機を使ったメンテナンスが主流になっている。オーテル・マキシシスは現代の輸入車事情にマッチした、革新の故障診断機なのである。
 
ドイツ車を中心とした輸入車の整備を得意とするジースタイル。車検や一般整備はもちろん、重整備にも対応してくれる。また、部品の販売も行なっておりリーズナブルな整備にも対応。
 
製品の問い合わせ:ジースタイル
TEL:04-7187-4405