丁寧かつ確実な作業でメルセデス・ベンツを再生する
メルセデス・ベンツ専門のファクトリーとして豊富な実績を持つシーバース。創業35年という長い歴史の中で、数多くのメルセデス・ベンツを救ってきた老舗ファクトリーである。そんなシーバースの強みは、3万台を超える整備・車検実績に裏付けられた確かな整備力。例えば、メルセデス・ベンツの電子制御式AT。ATFのチェックに加えてATの油圧データ(油圧の数値や変速時間)をCPU診断で確認しながら、正常値と異なる部分を探っていく。つまり、油圧データの正しい読み方と数値を知らなければ、電子制御のATを正確に把握することはできないのだ。さらに実走点検や異音点検も入念に行なっている。これらの修理アプローチは、電子制御式5速ATのころから行なっていることであり、7速ATであってもその手法は大きく変わらないが、これをいち早く確立したことは同社の深い知識と高い技術によるものだ。
また、足回りの整備においてもロアアームブッシュなどが捻れないよう確実な作業を行なってくれる。足回りのブッシュやサスペンション交換などの作業において重要なのは、正しいトルクでボルトなどを締め込むことと、タイヤが接地した1Gの状態で作業すること。整備工場では車両をリフトに乗せたまま、ジャッキなどでサスペンションを持ち上げて、仮の接地状態を作り出して作業する。こうしたことせずに組み付けてしまうと、新品のブッシュであっても捻れてしまい、すぐにダメになってしまう。これらは整備において当たり前のことなのだが、丁寧で正確な作業を当たり前にこなしてくれるのがシーバースなのである。
新車の納期が遅れている現在、メンテナンスに使用する部品も入手するまでに時間がかかるケースがある。もちろん、基本的な消耗品は別だが、W124などヤングクラシック世代のメルセデスにおいてもその状況は変わらない。そんな現状において部品の入手ルートを確保しているシーバースでは、国内のみならず世界中から必要な部品を探し出してくれる。そんな中で重要なポイントになるのが中古パーツの活用だという。新品パーツを入手するまでの期間限定としての使い方が、今の環境にマッチしているといえる。だが注意したいのは中古パーツにはリスクがあるということ。そこを理解した上で、メカニックと相談しながら整備を進めるのが失敗しないコツだ。
W124などのヤングクラシック世代では基本的なメンテナンスに加えて、エンジンやAT、デフなどの大物修理が必要になってきている。走行距離が10〜20万kmといったクルマが多いヤングクラシック世代に長く乗り続けるためにも、整備は安心して任せられる工場に依頼するようにしたい。シーバースには今でもW124世代のメルセデス・ベンツが多く入庫してくる。それだけ熱量の高いファンに愛されているのも、確実な整備と正確な知識、そしてメカニックの技術が支持されているからに他ならない。
最新の設備とベテランメカニックの技術が
あらゆる世代のトラブルを解決する!
オーバーホールで本来の性能を取り戻す!
エンジンやATなどの重整備が必要になっているヤングクラシック世代のメルセデス。下の写真はシーバースに入庫したW124で、エンジンヘッドなど機関系のオーバーホールを実施した様子。エンジンのオーバーホールは消耗品の交換、入念な洗浄、そして再利用できるパーツの見極めが重要であり、メカニックの知識、経験、技術が問われる作業。シーバースではこうした重整備の実績は豊富なので安心して任せることができる。
SHOP DATA
シーバース
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