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2023.10.02

【G-STYLE 注目メンテナンス03】エアコンの調子が悪いと感じたら…、エアコンガスだけではなくオイルも補充できる整備マシン

 エアコンの調子がおかしい、利きが悪い気がするといった症状が出ているなら早めに対処するのがベスト。まだまだ酷暑が続くのでチェックしておこう。

信頼のボッシュ製エアコン整備マシン

 カーエアコンの定番トラブルといえば、コンプレッサーの不良。ガタが出て、作動すると大きな振動が発生する、焼き付いて動かなくなってしまうなどパターンは色々とあるが、共通しているのはオイルやガスが不足しているという点だろう。エアコンの冷媒ラインの中には、ガスに混じってオイルも循環している。エンジンのように専用のオイルパンを持たないエアコンのコンプレッサーは、このオイルによって内部を潤滑しているのだ。通常、コンプレッサーに充填される形で供給されるこのオイル、コンプレッサーを新品に交換した時には新しくなると考えていい。しかし普段はオイルの量をチェックすることも、劣化具合を調べることもない。オイルが漏れて減ってしまえば、潤滑が不十分になり振動や故障が発生しやすくなる。
 一方のガスにも注意が必要で、補充する時に空気などの不純物が混ざってしまうと、ガスの量が不足しているにもかかわらず、ガスの圧力だけが上がってしまう。多くのガスチャージは圧力を見てガスを補充しているため、実際にはガスが足りていないのに圧力が上がったことでガス量はOKと判断してしまい、ガス不足での運転がコンプレッサーの寿命を縮めてしまっているのだ。 
 そこで紹介したいのが、ボッシュ製の最新整備マシンを使ったエアコンガスの再生。前述したように、エアコンガスやオイルは長期使用によって水分や不純物などが混入してしまい、冷却性能の低下やエアコンシステムに不具合が起きる原因となる。このエアコンガス再生マシンは、システム内のガスとオイルを回収しクリーンな状態にしてクルマに戻し、足りないガスやオイルを補充してくれる画期的なマシンなのだ。
 実際にエアコンガスが足りていないクルマを使ってテストしてみると、施工後にはキンキンに冷えるほどまでに性能を回復させることができた。こんなもんだと思っていたエアコンの冷却性能も、このマシンを使ったら驚くほど冷えるようになったという声も多いのだ。
 また、エアコンのトラブルというとコンプレッサーが壊れてしまう事例が多いのだが、本来のガスとオイルの量、そしてシステム内がクリーンであればそう壊れるものでもないのである。それゆえ、年に一回は必ず受けておきたいメンテナンスだと言えるのである。
 まだまだ酷暑が続く日々の中で、現代にマッチした最新の整備機器を使ったメンテナンスを施しておくことで安心感も高まるはずだ。

エアコンのメンテナンスは先手必勝
今年のダメージは想像以上に大きい⁉

施工前

施工後
エアコンガスが足りず、全く冷えないサンプルカー。エアコンを最低温度に設定し、しばらく経ってから温度を測ってみると何と41℃。だが、施工後は14℃まで下がった。最終的には12℃くらいまで冷えるようになったのだ。
エンジンを止めた状態で作業できるACS。整備マシンの低圧、高圧ホースをクルマに接続する。
エアコンガスだけではなく、オイルも充填。エアコンシステムを長持ちさせるためには重要なことだ。
エアコンガスとオイルの回収、充填が終わるとテストレポートがプリントされる。
 
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