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BMW SAC SAV SUV X2

2023.05.19

【BMW X2 xDrive20i】洗練されたデザインと扱いやすいサイズ、はじめてのBMWとしてもお勧め!

クーペのようなルーフラインを持つコンパクトSUV(BMWではSACと呼ぶ)であるX2。コンパクトなボディは立体駐車場も問題なく入庫でき、BMWらしい軽快な走りも楽しめる。現代のBMWらしい洗練されたデザインも魅力のポイント。

 

個性を全面に打ち出す
BMWのSACとSAV

 日本市場はもとより、今や全世界的に吹き荒れている「SUV&クロスオーバー」の大潮流。欧米の自動車メーカーはこぞって、SUVをリリース。ポルシェやマセラッティはすっかりおなじみになったし、最近ではアルファロメオやランボルギーニ、ベントレーまでSUVモデルを発表している現状だ。
 そんな中でBMWは、コンパクトからフルサイズまでラインナップするが、まず編集部が注目したのがX2。いわゆる「SAC(スポーツ・アクティビティ・クーペ)」のコンパクトセグメント。つまりX5/X3/X1が「SAV(スポーツ・アクティビティ・ヴィークル)」とカテゴライズされるのに対し、X6/X4からの流れをくむモデルで、たとえばそのスタイリングも、リアセクションが流麗なクーペ風にデザインされているのが特徴となっている。
 X2の当初のラインナップは2WD/1.5ℓ搭載の「sDrive18i」系と、4WD/2ℓ搭載の「xDrive20i」系を軸として、2ℓディーゼル搭載の「xDrive1d MスポーツX」、2ℓ搭載のハイパフォーマンスMスポーツモデル「M35i」などを揃えている。ハンドリングはしっかりBMW流。ハイウェイ・クルージングからのレーンチェンジも、高速ワインディングのS字コーナーも、ステアリングアクションに的確に反応し、姿勢をピタリと決めてくれる。タイヤもオンロードスポーツタイプで、スポーティな走りが楽しめるのは、上位モデルと変わりない。
 ただ、X2の場合、SUVではなく、あくまで「SAC」。ラフロードや雪道はちょっと苦手そうだが、クロスオーバーモデルのように、都会的なイメージでオシャレに乗りこなすのが、このクルマにはよく似合う。

SUVらしい無骨さを残しながら、ワイド感のあるエクステリアデザイン。都会的なイメージともうまく融合ししているのはデザインワークのうまさ。ドライビングアシストなど最先端の安全装備も搭載している。
 
ワイドディスプレイなどを備えたスポーティな雰囲気が漂うインテリア。センターコンソールの奥にドリンクホルダーを備えるなど使いやすいレイアウトとなっている。
 
SACということで同クラスのSUVに比べると頭上スペースは狭いが、さほど気になるレベルではない。BMWらしく質感も高い。
 
なだらかに傾斜しているルーフデザインということもあり、後席は大人にとってはやや狭い。小さな子供なら問題はない。
 
2ℓの直4ターボを横置きで搭載するX2。最高出力は192ps/5000rpm、最大トルク28.6kg-m/1350~4600rpmを発揮する。
 
トランスミッションは多くのBMWに搭載されている電子制御式の8速タイプを搭載している。シフトは電気式。iドライブも備わっている。
 

Mechanism Topic  メカニズムトピック

前方衝突を回避または
被害を軽減する安全システム

X2にはドライビングアシストという最先端の安全テクノロジーを搭載。前車接近・衝突回避・被害軽減ブレーキ機能は先行車に接近し過ぎるとメーターパネルとディスプレイに警告灯が点灯、急速に接近した場合は緊急警告灯と警告音が鳴り、ブレーキの急作動にシステムが備える。さらに衝突が不可避と判断されると、自動的にブレーキをかけて被害軽減を図る。
 

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