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BMW MINI

2022.02.24

【BMW MINI 気になるユーズドカー事情を調査②】BMW MINI John Cooper Works

 続いて、2代目モデルを調査。取材車はラインナップの中でも最高のパフォーマンスを発揮するジョンクーパーワークス。走りを重視するユーザーから高い人気を集めているモデルである。その特別な魅力を紹介していこう。

キープコンセプトだがその中身は大幅に進化

 BMWミニが2代目に進化したのは06年のこと。ルーフ以外の90%が新しい部品となり、その外観は完全にキープコンセプト。外観の変更部分を見ていくと、ヘッドライト内にウインカーが内蔵され、ボンネットとは切り離されて固定されている。ラウンド形状となったグリルは、クーパーSがマットブラック&ハニカムデザイン。クーパーはメッキ&3本バータイプとなる。
 2代目のクーパーSはBMW製の1.6ℓDOHC16Vユニットを搭載。高圧縮比、ターボ、直噴という組み合わせでパワーとエコを両立させている。BMW自慢のツインスクロールターボはラグを全く感じさせず、175psを6000回転で発生させながら、燃費にも優れたエンジンに仕立てられている。
 この直噴ターボエンジンは、燃焼室に備わったノズルから直接噴射されるガソリンがピストンの上部を冷却することで、異常燃焼を起こしにくくしている。その結果、ターボでありながら高い圧縮比を可能とし、非常に高い燃焼効率を得ているのだ。噴射されたガソリンは冷却のためだけでなく、当然完全燃焼される。また、噴射のタイミングも1回ではなく数回に分けられるなど、緻密な燃料制御が可能になったことで、省燃費とパワーを両立している。現代のトレンドとも言えるエンジンなのである。こういった高い技術はBMW製エンジンの魅力を感じる部分だといえるだろう。
 ノンターボのクーパー用のユニットも完全な新設計で、1.6ℓのDOHC16Vに無段階バルブリフトコントロールを備えるが、こちらは直噴ではない。また、全車で前方排気とダイレクトイグニッションを採用している。
 こうしたエンジン変更に合わせてトランスミッションも新設計され、マニュアルミッションは全車ゲトラグ製の6速を採用。やや大き過ぎる感のあるシフトノブを除けば、シフトフィールは良好である。ATは、全グレードでアイシンAWのトルコン式の6速に変わり、ギクシャク感があったCVTは姿を消した。ステアリングにはパドルスイッチも備わっている。
 足回りの基本構造は初代モデル同様にフロントがストラット、リアがマルチリンクだが、エンジンの搭載方法が変わったことで、フロントのサブフレームは変更されている。また、鋳鉄製だったリアのコントロールアームは、BMW自慢の技術でアルミ製へと進化し、これによりリアアクスルは6㎏の軽量化に成功。同時にバネ下荷重の軽減効果も得ている。
 BMWミニの大きな魅力であるハンドリングについて見ていくと、初代では油圧式だったパワーステアリングが、2代目では電動式に進化。これによってステアリングのロック・トゥ・ロックは2.2回転とクイックな設定となっている。
 取材車である09年式のジョンクーパーワークスは、BMWミニの高性能グレードで、モータースポーツにおける技術をフィードバックさせたモデルだ。専用デザインとなる17インチの軽量ホイール、制動力を高めたブレーキシステム、新開発となるエキゾーストシステム、改良された6速MTを搭載。エンジンも同年式のクーパーSの最高出力が175psなのに対して、ジョンクーパーワークスは211psまで高められている。走りを重視したいユーザーにとってはベストな選択だといえるだろう。
 取材車はオプションカラーであるブリティッシュ・レーシング・グリーンで、ホワイトのルーフとの相性もバッチリ。ボディにもツヤがあり、良いコンディションをキープしている。インテリアはグリーンの外装にベストマッチなベージュのレザーシートを装備。オトナの輸入車といったイメージを感じさせてくれるものだ。さらに社外品ではあるが、フルセグTV付きの2DINメモリーナビやETCなど今すぐ乗れる状態になっている。
 チューニングによって高められたパワーを6速MTで操る楽しさは、ジョンクーパーワークスならではの世界がある。キビキビとしたミニらしい走りを十分に堪能できるだけではなく、オシャレなカラーリングでライフスタイルが充実することも間違いないだろう。
 走行距離は8万㎞だが、元ディーラーメカニックが在籍しているつたえファクトリーなら、最適なメンテナンスプランを立ててくれる。納車整備の内容も細かく説明してくれるので、予算に合わせた仕上げが可能だ。それに中古車は走行距離だけではなく、どれだけ手が入っているのかがもっとも重要なのだ。

BMW製エンジンをチューニングしたスペシャルモデルならではの世界がある

ボディに目立つようなキズはなく、ツヤも残っている。ボディのグリーンとホワイトのルーフがオシャレ!
シートは厚みと横幅が拡大され、長距離運転でも疲れにくい。また、足下の空間も拡大され、居住空間も広がった感がある。取材車はベージュのレザーシートを装備。ボディカラーであるグリーンとの相性も良く、ワンランク上のオシャレさを醸し出している。
インテリアは初代モデルを踏襲したデザイン。エンジンはキーをスロットに差し込み、ボタンを押してオンとなる現代的な作りとなっている。
BMW製の直4DOHCに直噴ターボを組み合わせたパワーユニット。ジョンクーパーワークスのチューニングにより、最高出力などのパワーアップが図られている。
改良型の6速MTが搭載されているのもジョンクーパーワークスならでは。取材車には社外の2DINナビが装備されており、ETCも装着済み。
専用となる軽量ホイールの奥に見えるのが、制動力を高めた高性能ブレーキシステム。マフラーなどのエキゾーストシステムもジョンクーパーワークス専用品となっている。
 
U-CAR DATA
09年式ジョンクーパーワークス

●走行8.3万km●ブリティッシュ・レーシング・グリーン●6MT●社外ナビ&ETC●ディーラー車●記録簿

Specifications

全長            3715㎜
全幅            1685㎜
全高            1430㎜
ホイールベース       2465㎜
トレッド(前)       1455㎜
トレッド(後)       1460㎜
車両重量          1210㎏
エンジン方式        直4DOHC+T
総排気量          1598㏄
最高出力          211ps/6000rpm
最大トルク         26.5㎏-m/1850~5600rpm
トランスミッション     6速MT

 

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●TEL:048-961-8591