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BMW M3

2022.08.17

【BMW M&ALPINA あなたの感性に合うのはどっち?】伝統の直6から一変しV8を積んで新たなMの歴史をスタート BMW M3

 これまで直4、直6といったエンジンで進化してきたM3が、はじめてV8ユニットを搭載したのがE92型M3。ボディは拡大されているが、徹底的な軽量化を施しているのもこのモデルのトピック。取材車は人気のアルピンホワイトのボディカラーに6速MTの組み合わせ。BMWフリークには堪らない1台である。

2009y BMW M3(E92)

 世代を問わずM3の人気は高く、旧世代モデルになるほど高値が付いている現在の中古車相場。その中で身近な存在となってきているのがE92/E90である。この世代ではセダンが設定されたことがトピックだが、伝統のクーペボディはやはり人気が高い。

整備履歴が残った人気の6速MTモデル

 E92型M3の次世代にあたるF82M4クーペではエンジンが直6ターボとなった。そのため、現在、V8を積む唯一無二の存在として高い人気を誇るモデルだ。このV8エンジンは、4ℓの排気量から420ps/40・8㎏‐mのパワーを発生させる。ルーフはカーボンファイバー製、フロントセクションにも積極的にアルミが使用され、重量増は80㎏に抑えられた。0→100㎞/h加速は4.8秒。6速のMTのみで登場したが、後に7速のM‐DCTも搭載している。E46にはなかった4ドアのリムジンもラインナップしている。
 取材車のルーフはサンルーフ付きのためスチール製となっており、さらに人気の6速MTである点が魅力。ボディカラーは人気のアルピンホワイトで、各所にM専用パーツを装着して武装している。前オーナーが大切に扱ってきたことがわかるコンディションで、ボディに目立つようなキズもなく良好。インテリアもレザーの専用スポーツシート、ステアリング、シフトなどキレイな状態を維持している。もちろん、機関面は絶好調! 今すぐにでも走りに行きたい気分にさせてくれる。
 走行距離は11万㎞を超えているが、BMW専門ショップ「つたえファクトリー」での豊富な整備実績がある管理車両。メンテナンスの計画が立てやすいのが大きなメリットといえる。大排気量エンジンをMTで操る楽しみはこのクルマならではの味わい。新たなスタートを切った、新しい時代のM3を堪能できる。

エッジが利いたボディのサイドラインと美しいルーフラインはクーペならではの魅力。取材車はサンルーフ付きのため、ルーフ部分はカーボンではなく、スチール製となっている。
アルミホイールは純正の18インチで、E36型の純正ボディ色であるコスモスブラックにペイントされている。そのため全体的に引き締まった印象を作り上げている。放熱用エアスクープ付きボンネットは機能性だけではなく、見た目にも戦闘力の高さを印象付ける。ドアミラーもM専用品となる

伝統の直6から初のV8を搭載したM3

S65ユニットと呼ばれるこのV8DOHCはレッドゾーンも7000回転以上となる高回転型。MダブルバノスなどMならではのメカニズムを搭載し、ハイパワー、高レスポンスを実現している。また、V8ながらエンジン重量を抑え、軽量化されているのもMシリーズらしいところ。あり余るパワーを存分に使い切れる。
ステアリングやシフトノブにもM専用パーツが装備され、スポーティな雰囲気を高めている。HDDナビなど快適装備も十分に揃っており、日常使いからサーキットまでクルマ趣味を堪能できる仕様だ。
E92型M3のトランスミッションは6速MTとツインクラッチ方式のM-DCTを用意する。MTモデルは人気が高い。
Mシリーズ専用のメーターパネル。最高速度は330km/hまで刻まれ、レッドゾーン7000回転以上。装備類も充実している。
レザータイプのM専用スポーツシートを装着。目立つようなキズや破れもなく、良いコンディションをキープしている。後席は2座で4人乗り仕様となる。

警告灯が点灯したら放置せずに早めに点検

 E92型M3のメンテナンスで重要なのはオイル管理。やはりエンジンが最大の魅力であるので、交換サイクルをきっちりと守って交換していくことが重要。トランスミッションではツインクラッチ式のM‐DCT。センサーの不良などが報告されているが、走行不能になるような大きなトラブルは発生していない。ただ、オイル漏れを起こしているケースが多いので、フルード交換ついでにフィルターも交換することが長持ちさせるコツ。エンジン関係ではスロットルアクチュエーターの不良によるエンジン不調が発生している。エンジンチェックが点灯するのだが、再始動すると消えてしまうことも。だがこれを放置すると大きなトラブルに直結するので警告灯が点灯したら、早めにプロにチェックしてもらおう。ちなみに、このパーツは同じものが2つ付いており、1つがダメになるともう1つがダメになることも。高価なパーツなので計画的にメンテしたい。

パワステオイルの漏れは定番のポイント。エンジンやミッション回りなどオイル漏れを放置しておくと、思わぬ二次被害を引き起こす。
 

Mに強いBMW専門プロショップ

「つたえファクトリー」は新旧問わず幅広い年式のBMWを在庫する専門ショップ。ディーラーのような設備を持ち、豊富な在庫で、自分に合う1台を探せる。MTモデルやオプションの有無などこだわりあるユーザーにぴったりのショップである。

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