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【メルセデス愛が止まらない!/プロローグ】Neo Classic Mercedes-Benz/W126

往年のメルセデスを愛好するユーザーは未だ多く存在する。その魅力は時間が経過するほどに増しているようにも思える。そこで本企画ではユーザーや販売されている中古車を見ながら、ネオクラ系メルセデスの今を探っていきたい。

Neo Classic Mercedes-Benz

このクルマとの出会いはジャーマンカーズ
W126は人生をともにする最高の相棒

 数多くのネオクラ系メルセデスを乗り継いできたユーザーを紹介しよう。W126型300SEに乗る白坂さんは、W201やW124を所有してきた角目ベンツフリーク。このクルマとの出会いは本誌だったと話す。
「次のクルマを探している時に、ふと目についたのがジャーマンカーズ。そこで特集されていたのがこのW126でした。早速、販売店に電話し、後日クルマを見に行ってから購入することになりました。最初はグリーンのボディカラーが好みではなかったのですが、今となってはこの色にして良かったと思っています。街中で知らない方に『素敵なクルマですね』なんて言われることも。
 私は通勤にもこのクルマを使っていますが、何の不便も感じることはありません。むしろ、他のクルマでは味わえない重厚なフィーリングや高速時の直進安定性は絶品! すべてがゆったりとしていて、快適。じっくりと愛車と向き合う時間が増えて、毎日の通勤で乗るのが楽しくなりましたし、休日にロングドライブした時は日頃のストレスも吹っ飛びます。癒しの空間ですね。
 維持については気になる部分があるものの、少しずつ手を入れています。今のところは大きなトラブルなく乗れていますよ」
V8モデルに比べると維持しやすいのが、直6モデル。必要にして十分のパワーで往年のメルセデスらしい重厚なフィーリングを持つのが特長。ボディもキレイな状態をキープしている。
走行距離は13万km。この世代のモデルとしては決して多い方ではない。シンプルかつ使い勝手に優れたインパネ回り。パワステ、エアコンなど基本的な快適装備は揃っている。今でも十分に実用になる。
300SEオーナーの白坂さん。維持で気になることはすぐにプロに相談するようにしているとのこと。