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BMW

2022.10.12

【いま買えるBMWのキャラクターがまるわかり】i3・i8

 今やフルラインナップと言えるほど豊富な車種展開となっているBMW。コンパクトな1シリーズからフルサイズの7シリーズ、さらにBMWではSAVと呼ぶSUVまでカーライフに合わせて最適な1台をチョイスできるようになっている。ここでは今買える注目のBMWを紹介しながら、各モデルのキャラクターを解説していこう。

 

i3(I01)

骨格に量産車初のカーボンファイバーを採用

 BMWの次世代モビリティとして登場したi3は4人乗りの電気自動車。リチウムイオンバッテリーをフロア下に搭載し居住性を高めている。骨格部分には量産車としては初となるカーボンファイバーを採用して、バッテリー搭載による重量増を抑制。前後の重量配分を50対50にしているのはBMWらしいところだ。一回の充電で走れる距離は約130~160㎞。出力などを最適化するECO PROモードなら約180㎞、さらにECO PROプラスにすれば約200㎞となっている。

コンセプトカーのようなデザインが採用されたi3はクルマの未来を感じさせる。ドアは観音開きとなる4人乗り。シートが高い位置に設置されているので乗り降りしやすい。
流れるようなシルエットを持つエクステリア。これまでのBMWとは全く違うクルマの未来を具現化したようなデザインだ。製造過程においても設計から生産まで持続可能性(サステイナビリティ)への試みがなされている。
650㏄2気筒の発電用エンジンを搭載するレンジ・エクステンダー。この発電だけで100~150㎞の走行が可能。
ステアリング回りにスイッチやシフトが集中しているので操作しやすい。センターコンソールはなく、ダッシュボードやドアパネルの一部には天然素材のケナフ麻の繊維を採用する。
注目グレード

■i3             ¥4,990,000
■i3レンジ・エクステンダー  ¥5,460,000

 

i8(I12)

クルマの未来を感じる革新のテクノロジー

 次世代の高性能スポーツカーとして開発されたi8は、プラグインハイブリッド。フロントに積まれた電気モーターとリアに搭載された直列3気筒ターボエンジンとの組み合わせで、最高出力231ps/最大トルク32.6㎏‐mを発揮する。電気モーターのみのeDriveモードでは前輪駆動となり、ハイブリッドモードでは電気モーターとエンジンを緻密に制御しながらの4輪駆動となる。またi3同様、骨格部分にはカーボンファイバー強化樹脂が採用されるなどBMWの高い技術が詰まっている。

BMWの象徴であるキドニーグリルは装着されているが、内部のバーはない。数々の革新のテクノロジーがi8の刺激的な走りに繋がっている。ミッションは6速タイプ。
ダイナミックなボディラインと、ロー&ワイドなエクステリアは力強いフォルムを形成している。エアロダイナミクスも磨き抜かれており、LEDテールランプの形状は空気をスムーズに流す役割を持つ。
高性能リチウムイオンバッテリーを床下に搭載することで、居住スペースを確保している。
センターコンソールがドライバー側を向く伝統のデザインを採用する。メーターやワイドなディスプレイは視認性が高く、ドライバーの運転をサポートしてくれる。
注目グレード

■i8  ¥19,660,000