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Gクラス

2023.01.06

【「Gクラス美しいスタイル術」インテリア&実用向上パーツ】セントピア②

 効率的なGクラスの整備を可能にしてくれるのが、パーツ輸入商社であるセントピア。世界中から良質なパーツを厳選して輸入し、リーズナブルな価格で素早く提供する。加えて、Gクラスユーザーが満足するオリジナルの便利アイテムも扱っているところである。

 

350d&400dユーザーは要注意!
ディーゼルモデルのトラブル事情

DPFセンサーとアドブルーのヒーター&ポンプが弱い

 消耗品を中心とした補修パーツの輸入・販売を行っているセントピアでは、Gクラスにおいてどのようなパーツがよく出るのかが分かるため、必然的に各モデルの弱点を把握することになる。W463A型およびW463型においては、自社でデモカーを用意して研究も行っていたため、より正確にウィークポイントを把握することが可能になっているのだ。
 そんなGクラスで注意すべきなのが、350d及び400dに搭載するディーゼルユニットのアドブルーヒーター&ポンプユニットとDPFセンサーのふたつ。これらにトラブルが生じると、初期段階ではエンジンの始動不良、加速不良などが発生するが、最終的には始動困難に陥ることになる。さらに現状では、純正及びOEMパーツに関しても、パーツが入手しにくい状況にある。エンジン状態がいつも違うと感じたら早めに点検を受けて、怪しい場合は早めのパーツオーダーがお勧め。これらが高い確率で交換されることが多い部品であることは、Gクラスオーナーなら知っておくべきだろう。

350d及び400dに使用されているDPFセンサーとアドブルーヒーター&ポンプユニット。これらは高い確率でトラブルが出ているパーツであり、かつ入手しにくい状況が続いているパーツでもある。

限定車の純正パーツを使ったカスタム

manufaktur editionなどの限定車には、そのモデルならではのパーツが装着されていることが多い。例えばインナーブラックヘッドライト、スモークウインカー、スモークテールランプ、スモークドアミラーウインカーなど。これらの純正パーツを使用したカスタムは、純正ならではの高い品質を確保していることが魅力。しかし、現在は入荷が遅れる傾向があるため、欲しい人は早めにオーダーしておこう。
 

品質に優れた部品を供給するスペシャリスト集団

来るべきBEVの普及に向けてEQSをデモカーに導入!

 あらゆるデータ状況を鑑みて、2年先のパーツ輸入計画を行っているセントピア。パーツ研究はその計画における重要なデータ取りとなるため、定期的にデモカーを導入している。その最新モデルが、完全BEVであるMercedes-AMG EQS 53 4MATIC+。658psの出力と950N・mという最大トルクは、RACE START時に761ps、1,020N・mというとてつもないスペックを誇る。ちなみに、RACE START時の0-100km/hは3.4秒というから驚きだ。EVメルセデスのフラッグシップに相応しい性能を備えている。
 まだ納車されたばかりゆえに、各部の研究はこれからという状況だが、EV化が進んでもセントピアのパーツ供給は続いていく。

自社に研究用のファクトリーを持つセントピア。新たにMercedes-AMG EQS 53 4MATIC+をデモカーとして導入し、EVのパーツ研究がスタートしている。
あらゆる部分が従来の内燃機関モデルとは大きく異なるMercedes-AMG EQS 53 4MATIC+。パワーシートのスイッチひとつを見ても、可動式スイッチからタッチセンサー式へと変わっている。
Mercedes-AMG EQS 53 4MATIC+の導入にあたり、自社ファクトリーにも充電施設を設置。この充電設備さえもセントピアにとっては研究対象となっている。EVモデルにどう対応していくか、今後の展開に注目したい。

 

豊富な在庫を用意しているセントピアだが、昨今は入荷遅れが生じているため時間が掛かる場合もある。
 
セントピア
●所在地:愛知県名古屋市名東区藤森西町1901
●TEL:0800-2001-758
●URL:https://www.centpia.co.jp