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2021.07.05

【ドイツ車に強い整備工場ガイド】ユーザーのための修理をモットーに無駄な出費を防ぐ整備を実施 落合モータース

 東北自動車道の館林インターからクルマで約10分の場所に位置しているのが落合モータース。創業は1952年で、現在で4代目となる。実に長い歴史を持つ整備工場なのだ。

高い技術力が話題を呼び、顧客は全国に及ぶ

 1974年には指定工場となり、2009年からは車体整備事業、つまり板金塗装も開始。2011年からは輸出事業もスタートさせるなど、幅広い事業展開となっている。
 とはいえ、基本は自動車整備だ。タイヤが付いているものなら何でも修理するとのことで、メーカーや車種を問うことなく、あらゆる整備や修理を請け負ってくれる。それゆえ、輸入車の修理の依頼も数多く舞い込むのだが、車検整備でいえば、その基本料金は国産車と輸入車で差は無いとのこと。つまり、工賃は国産車と同じレバーレートとなっている。これは整備や修理に関して、国産車も輸入車も関係ないという落合モータースのモットーなのだ。
 しかも、ディーラーでは不可能といわれた修理も可能な限り復活させ、かつリーズナブルな費用で済ませてきたことも数多い。ユーザーの立場に沿った整備や修理を行なうこと。この企業理念に沿って来たからこそ落合モータースは65年を超える歴史を持っているのだろう。高い整備技術と豊富な知識、それに加えてリーズナブルな修理という3つの強みを持つ落合モータース。そのため、顧客は日本全国に及ぶ。さらに驚くべきは、遠方の車両引き取りも、場合によっては可能というから驚きだ。
 ともあれ、他では修理不可能と言われた場合やディーラーでの高い修理見積もりに困惑した場合などは、一度落合モータースに相談することをお勧めする。

コンピュータ診断機はクルマの状態を把握するだけではなく配線図などを確認する時に活躍している。ただし、過度に診断機に頼ることもしていない。
1985年のキャメルトロフィ・ボルネオ本戦出場車両を復活させるなどのレストア作業も行なっている。
整備や修理といったことに加え、ワンオフパーツの製作やカスタマイズも実施している。取材時には落合モータースの4代目が、4ランナーのサイドステップをワンオフで製作中だった。
実はキャメルトロフィ89ジャパンファイナリストの3代目。よってランドローバー色も強い工場だ。そうかと思えば、AMCのイーグルワゴンが! これは整備預かり車で本国から部品が届き次第納車予定。
 
FACTORY DATA
●車検基本料金:12.000円〜
●パーツの持ち込み可
●代車有り(無料・要予約)
●得意なメーカー:輸入車・国産車問わず
  • 落合モータース
  • 群馬県館林市新宿1-2-16
  • 0276-74-0887
  • 営業時間:9:00〜17:30 定休日:日曜日・祝祭日/第2・第4土曜日
  • http://www.ochiaimotors.jp/