トーヨータイヤの4WD・SUV用ブランドである「OPEN COUNTRY(オープンカントリー)」。
海外では非常にメジャーな存在で、新車装着からカスタマイズや摩耗時などの交換用のタイヤとして、幅広く認知されている。長きに渡り海外で信頼と実績を積み、グローバルで認知されて来た「オープンカントリー」ブランドが、今、ハイラックスを含む本格的な4WDに乗るユーザーから注目されている！
「OPEN COUNTRY A/T plus(オープンカントリーA/Tプラス)」は、マッドテレインよりもハイウェイテレイン寄りのオールテレインタイヤで、普段は街乗りとして使いながらも、休日は林道走行やアウトドアを楽しみたいという、ハイラックスをCCV的な使い方をするユーザーに適したモデルである。最大の特長は、CCV向けタイヤでありながら、オンロードでの快適性に寄与する高い静粛性が与えられていること。反面、見た目は非常にアグレッシブで、ドレスアップ効果も高いデザインだ。サイド面のバットレスデザインはその最たるもので、迫力あるデザインとトラクション性能の向上という、ふたつを融合したものとなっている。
■RUNNING
しっかりグリップしコントロールは思いのまま
マッドアンドスノー表記を刻印。
オフロードでは、そのアグレッシブなトレッドが生み出すトラクションの強さが、しっかり感じられる。砂利の浮いた凹凸路でも、しっかり路面を捉え力強く加速していく。アグレッシブなトレッドパターンから想像できないほど、オンロードの走りは静粛性の高さが印象的。またハンドリングは素直で、グリップレベルの高さが伺える。
■メカニズム
SUV・CCVに最適化されたコンパウンドがハイラックスの性能を引き出す
①スペシャルシリカコンパウント(ウェット性能向上、摩耗ライフ向上)
②ジョイントレスキャッププライ(高速安定性向上)
③高剛性ベルト(レスポンス、耐久性向上)
④高硬度ビートフィラー(操縦安定性、スタビリティ向上)
「OPEN COUNTRY A/T plus」に用いられている技術で、注目すべき部分が新たに耐摩耗ポリマー、シリカ、アクティブポリマーをトレッドに配合したことだ。OPEN COUNTRY A/T plusは、CCVの様な高負荷車両でのロングライフを可能とするために耐摩耗ポリマーが配合された。次にシリカの配合だ。二酸化ケイ素を主成分とするシリカを最適に配合することで、転がり抵抗の低減に成功している。そのため、CCV専用タイヤでありながら、優れた燃費性能が得られるのだ。3つ目がアクティブポリマーの採用。欧州での厳しいウェットグリップ規制に合致させるべく配合されたコンパウンドで、雨の高速道路でも安心してハンドリングできる性能が与えられている。これらの3つの素材の配合により、ロングライフ、低燃費、優れたウェットグリップという性能を確保しているのが「OPEN COUNTRY A/T plus」である。
■タイヤパターン＆デザイン
オンロードは内側、オフロードは外側がキモとなる
インサイド側はオンロード性能を考慮したリブパターンを採用。独立した大型のブロックを無くし、パターンノイズの大幅な低減を実現。接地面積が広いため、操縦安定性やブレーキ性能の向上などの効果も得られる。さらにジグザグブロックがオフロードでのトラクション性能を向上させる。アウトサイド側は、マッド性能の向上を担う。トラクション性能の向上を狙ったオープンスリット、サイド面のバットレスデザインは、泥濘地やロックセクションなどで、トラクション性能をサポートする。
- TOYO TIRES(トーヨータイヤ)
- https://www.toyotires.jp
