MITSUBISHI
◆DELICA D:5◆
デリカシリーズの5代目として2007年1月に発売されたデリカD:5。先代のオフローダーベースから、ミニバンたるパッケージを優先するアプローチへ変更し、ラフロード走行性能を考慮した制御と乗用車的な乗り味、なによりミニバンとしての使い勝手により、多くのユーザーから好評を博した。
これまでのD:5でも熟成たる改良により不足はなかったが、新型に乗るとその認識は一変。静粛性は明確に高められており、さらに走り出しは軽快という言葉がピッタリ。

ディーゼルエンジンならではの大トルクを上手く生かしながら、8速ATの的確なギアセレクトもあって、ジェントルなフィーリングが味わる。また剛性感もしっかりと確保され、さらにタイヤの接地感が豊かになったことで、ドライバビリティが上がったことも好印象の一つだ。もちろん、デリカとしては、しっかりとラフロードも走れなければならないのだが、それも杞憂だった。



コイルスプリングの配置の見直しなどにより、4輪のサスペンションが自在にストローク。大きな入力に対しても、しっかりといなしてくれるフィーリングを備えていたし、乗り心地という面では、特にリバウンドストロークにおける減衰調整が絶妙なのだ。なお、グリップを失い欠けると、即座に、しかもさりげなく、トラクションコントロール(ブレーキLSD効果)が介入。接地輪にトラクションを優先して伝えることで、難なく上り切ってしまう。
そう、数値には表れない〝走破性〞というものが存在していたのだ!!

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