専用品にこだわることで 高い安定性と快適性を確保
JB23の時代から、いち早く新車コンプリートカーを提案し、その名を全国的に知らしめるピストンウィッツ。
すでにJB64の新車コンプリートカー販売も受け付けており、ここで紹介する2インチリフト仕様の他に、1インチリフト仕様もラインアップ中だ。
ちなみにピストンのサスペンションと言えば、オン/オフを分け隔てずあらゆるシーンのポテンシャルをアップさせているのが特徴。もちろん一般道から高速まで快適な乗り味も追求しているが、その核となるのはオリジナルのスプリングとセットで開発したビルシュタインショックだ。JB64の重心や重量バランスを考慮した結果、専用の減衰力を設定。専用品にこだわることで、高い安定性と快適性を見事に実現させている。
さて、そのビルシュタイン2インチUPキットに、待望のJB74用が登場！今回はこのシエラにスポットを当てて紹介して行こう。スタイリングはJB64、74 とも2インチのリフトしたことで、ノーマルよりも大きなタイヤサイズに変更。64はスポーティなイメージなのに対し、シエラはルーフラックなどを装着し、アウトドアテイストを強調。ちなみにピストンのビルシュタインダンパーはノーマルスプリング用も用意されているので、リフトアップはしなくてもルーフラックに荷物を積載する機会が多い人で、ロールを抑制するには非常に効果的なアイテムだ。
JB74
ついに発売となったビルシュタインキットを組み込み、2インチのリフトアップを実施。グリルやリアラダーはアピオの製品をチョイス。ルーフラックはショウワガレージのA-xで、様々なブランドのアイテムをバランス良く組み合わせるのも、ピストンの手腕が光る部分だと言えるだろう。
2インチリフト＋235タイヤの装着したことでクリアランスが拡大され、オフロード走行も安心して行える。ここまでハードなシチュエーションを走る人はまだ少ないかもしれないが、河原などを走行する際の安心感はまるで別次元のように感じる。
タイヤはBFグッドリッチのKM3(235/70R16)にサイズアップ。ピストンオリジナルカラーのFDX-Jを組み合わせる。リムの深さが、安定感と力強さを強調する。
新発売となった、ピストンオリジナルのビルシュタイン・ステアリングダイバー。直進性を高めてくれるので、ロングドライバーなどでの疲労軽減にも繋がる。
ピストンの顔とも言うべきオリジナルパーツが、このスペアタイヤカバー。歴代モデルの型式がラインアップされており、分かる人には分かる、と言うマニア心をくすぐる製品。
●JIMNY JB74/PISTON WORKS BILSTEIN 2″UP Spec.
●PISTONワークスBILSTEIN 2インチUPキット：250,000円 PISTONワークススプリング JB74-2インチUP、PISTONワークスBILSETINダンパーJB74-2インチUP用、調整式ラテラルロッド前後、キャスター補正ブッシュ、ロングブレーキホース、スタビライザーセッティングブラケット、リアラテラル補正ブラケット、車高センサー調整ステー、ABSホース＆エアパイプ補正ステー
●PISTONワークスBILSTEINステアリングダンパー：30,000円
●ハイブリッジファースト エスケープメンバー：20,000円
●RAYS デイトナ FDX-J(5.5J×16、±0)クリアブロンズ：37,000円
●BFグッドリッチKM2(235/70R16)：オープン
●5ZIGEN ダブルサイレンサーマフラー：84,000円
●APIO ABSタクティカルフロントグリル：39,000円
●ショウワガレージ A-x ルーフラック：36,000円
●APIO リヤラダー：42,000円
●PISTON スペアタイヤカバー 74番：4,800円
●APIO牽引フック 前後
●REAL 42ブラウンウッドステアリング：38,000円
●RECAROクロススポーツスター：155,000円
●RECARO LX-F IL110H：148,000円
JB64
アウトドアやアドベンチャーテイストが溢れる74に対し、64の外観は比較的シンプル。むしろ走りに特化したメニューが組み込まれており、スポーティな方向性にカスタムされる。肝となるのはやはり2インチUPのビルシュタインキットで、オン/オフを問わず意のままに操れると言っても過言ではない。
JB23の頃からピストンではビルシュタインを積極的に使用してきたが、その流れはJB64でも同じ。ただし、車両のホイールベースや重量などを考慮した結果、専用の減衰力を設定。これにより、安定性と快適な居住性を両立させている。
5ZIGENのマフラーやスロットルチャンバー、更にスロットルコントローラーも組み合わせ、電子スロットル車特有のもたつきを払拭。キビキビ走れる、ジムニーらしいポテンシャルを手に入れている。
ブースト計の追加やフルバケットシート、ステアリング交換など、すぐにでもオフロード競技に参戦できそうな装備が満載。もちろん機能一辺倒ではなく、快適性を向上させるドリンクホルダーなども装着する。
●JIMNY JB64/PISTON WORKS BILSTEIN 2″UP Spec
●PISTONワークスBILSTEIN 2インチUPキット：250,000円 PISTONワークススプリングJB64-2インチUP、PISTONワークスBILSETINダンパーJB64-2インチUP用、調整式ラテラルロッド前後、キャスター補正ブッシュ、ロングブレーキホース、スタビライザーセッティングブラケット、リアラテラル補正ブラケット、車高センサー調整ステー、ABSホース＆エアパイプ補正ステー
●PISTONワークスBILSTEINステアリングダンパー：30,000円
●PISTONワンオフクロスメンバー
●RAYSデイトナFDX-J(5.5J×16、±20)クリアブロンズ：37,000円
●ヨコハマ ジオランダーMT G003(185/85R16)：オープン
●5ZIGENダブルサイレンサーマフラー：79,000円
●トライフォースカンパニースロットルチャンバー：28,000円
●PIVOTスロットルコントローラー3-drive・EVO：18,000円
●PISTONスペアタイヤカバー64番：4,800円
●JURANレースプロステアリング：22,000円
●PISTONホーンボタン：2,500円
●DIXCELスリットローターSD：17,000円
●DIXCELプレミアムブレーキパッド：10,000円
●RECARO RS-G：114,000円
●RECARO SR-7：93,000円
ワイドトレッドのおかげで74のオフロード走行は安定した印象を受ける。それに対し64は瞬発力に頼るところはあるものの、サスペンションがしっかりと伸 び縮みしており、路面への追従性が高い。ノーマル車高では入れないような状況でも、リフトアップ＆MTタイヤの装着。更にはブレーキLSDをうまく活用する事で、このようなハードなオフロード走行も楽しめる訳だ。
ジムニーの万能性を高め、快適性も追求したいという人は、ピストンに相談してはいかがだろうか。
