◆Leowing XR
新進のアルミホイールメーカーである『トライアルファ』。その創業は2016年と比較的新しいメーカーなのだが、同社の代表である湯浅良行氏は、1983年から自動車用アルミホイールやエアロパーツなどの設計およびデザインを行なって来た人物だ。その功績としては、グループAのレース用マグネシウムホイールの設計やサポート、2ピースホイールにおける溶接工程の刷新、鍛造ディスクの削り出しホイール開発などなど…文字面で見てもかなり驚愕のもの！こうしたさまざまな製品開発や設計を経て、2016年に独立して会社を設立している。
ゆえにトライアルファがリリースするアルミホイールは、全て湯浅代表が設計およびデザインしたもの。この分野に30年以上携わってきた経験とノウハウを存分に注入したプロダクトとなっている。培ってきた功績に加えて、そこに最新のホイールトレンドを惜しげもなく採用するが、実はリーズナブルであることもポイントだ。
そうして誕生したホイールのひとつが、ここで紹介している『Leowing XR(レオウイング クロス)』だ。
その特長はコンケーブデザインを採用した8スポーク、ビードロックタイプのリム形状とドリルドホール、2重リム風デザインなどのアグレッシブな要素をまとめあげたスタイルは多くの4WD・SUVにマッチする。また4WD・SUV用ホイールとして極太な8本スポークとすることで、結果的にはデルタホールディスクとも言えるのだが、実はこれが強度的にも優れたもの。鋳造製法ながら優れた剛性をしっかりと確保したアルミホイールとなっている。
リムデザインはビードロックタイプとし、切削加工によるドリルドホールをデザインアクセントに採用。このリムカラーは全てブラックで統一。
ディスク面は極太で頑強な8本スポークで、デルタ形状のホールデザインを再現。実は強度にも優れたデザインだ。また15ホールの二重リム風デザイン、センター部へ向かって落とし込むコンケーブスタイルなど、全ての4WD・SUVにマッチするワイルドかつアグレッシブなホイールだ。
※撮影車が使用するホイールナットは社外品
カラーバリエーションは2タイプ。セミグロスブラックとブロンズメタ・ブラックリムで、どちらもわずかにマット感を盛り込んだカラー。塗装面はざらつきなどはなく清掃も容易に行なうことができる。なお、センターキャップにはシルバーとオレンジのカラーオーナメントが付属し、オーナーメント無しのブラックを含む3色から選択して楽しめる。
16×7.0Jインセット35/5H-114.3
撮影車のRAV4は、16×7.0Jインセット35を定番の235/70R16サイズのタイヤとコンビして装着。ほかにジムニー用16×5.5J/5H-139.7やプラド・ハイラックス用の17×8.0J/6H-139.7といったサイズも用意。なおRAV4が履いた5H-114.3サイズはデリカD:5などにも対応する。
- トライアルファ
- ☎042-426-7186
- https://tryalpha.jp
