【Peak’s】リフトUP×大径タイヤでもきちんと走れるカスタマイズの技術力
リフトアップタイヤに憧れるけどちょっと、ちょっと不安そんな。そんなユーザーはピークスに相談するといい。同社は三重県四日市市で松田ゴムとして経営する、いわばタイヤのプロピークスは。ピークスはそのジムニー部門と考えればいい。
そんなピークスがカスタムしたのがこの2台のジムニー。タイヤサイズはJB64がヨコハマのX-MTの7.00×16。 外形は純正比で約9センチのサイズアップ︒。JB74ではBFグッドリッチの265/70R16で約8センチのサイズアップを実現するそして。そしてサスペンションはいずれも3インチのスプリングに交換してワイルドなスタイルに仕上げている。
サスのセッティングの詳細など難しいことはヌキにしてこのJB74を実際に乗った感想をお伝えしようまず。まず真っすぐ走れる。それもノーマルのジムニーを走られているレベルでだ。さらにハンドルを切ると、その操作に遅れることも速すぎることもなく、クルマが姿勢を変えてくれる。ブレーキ操作に関しても何の不安もなく減速と停止ができる。つまりはリフトアップ車に慣れていなくても、何なら初めてのクルマがこれでも安心して乗れるほどに、しっかりとカスタムされているのだ。
ピークスなら外装などのパーツも全メーカーから取り寄せ可能なので、思い通りのジムニーを作り出せるぞ!
大径タイヤに合わせて、オカダプロジェクツのプラズマダイレクトとHB1stのチャンバーサクションキットで吸気と点火のパフォーマンスアップ。信号待ちからのゼロ発進でも、ストレスなく加速できる。
フロントバンパーはRV4ワイルドグース製。左右のパーツを外すことでアプローチアングルをアップできる本格派だ。バンパーにはPIAA製のLEDライトを装備。キャンプや悪天候での林道で活躍しそうだ。
ボンネットはHB1stのベンチレーションボンネットに換装。グリルはアピオのSJグリルに換装して、スタイルと性能をうまくミックスさせている。
大きなタイヤに合わせてCLSのオーバーフェンダーにピークスのラバーフェンダーを装着。カスタムだけでなく車検にも適合させるのがピークスの技だ。
カスタムのツボは何といってもサスペンション。大きいタイヤを履くために3インチアップのオリジナルサスキットに交換。コイルとショックだけでなく、アームやブレーキなども交換して「走る曲がる止まる」の基本性能をきちんとセットアップ。マニアックだが、リアショックにはピークスが開発したブラケットを装着。これでショックに角度をつけて、動きをスムーズにしているのだ。
リアもRV4ワイルドグースのクロカンバンパー。IPFのリアラダーにはロトパックスのコンテナを装着。ルーフテントを載せるとオーバーランダーとなる。
265/70の大きなタイヤに幻の紅いTE37XTを装着
直径778㎜、31インチというプラドなどが履くサイズをチョイス。大きなタイヤはジムニーをよりワイルドに魅せてくれる。ホイールはレイズのフラッグシップモデルであるTE37XTの16インチ。しかも限定発売(現在は完売)されたレッドだ。
約8センチ以上のサイズアップとなるタイヤ。普通に3インチアップをするだけではバンパーだけでなく後ろにも当たってしまうのだが、ピークスの技術によりフルステアでもボディとの干渉もなし!
B64も3インチアップのサスペンションに交換。実はこのクルマはピークスの松田店長の奥さまのクルマ。通勤だけでなく買い物などでも使っているそう。家族にも安心して乗ってもらえるセットアップなのだ。ピークスのクルマ作りへの想いがわかる。
本格オフローダー御用達のARB製ルーフラック。さまざまなオプションパーツを装着することで自分のキャンプスタイルを作りだすことができる、人気のラックだ。
タイヤサイズに合わせてフェンダーにはマックスコーポレーションのAESフェンダーカバーを装着。タイヤ回りをブラックで引き締めることでタフなイメージになる。
ドア下にはサイドアンダーカバーを装着。飛び石からボディを保護するだけでなく、視覚的なリフトアップ効果もある。またAES素材は耐候性にも優れているのも特長だ。
JB74のエンジンルーム。HB1stのチャンバーサクションキットのほか、オイルキャッチタンクなども装着。エンジンのストレスを低減するカスタムもピークスで相談できるぞ。
タイヤは本格的なクロカン走行でも選ばれる7.00×16。このサイズでも不安感どころか安心して運転できるようにセッティングするのが、ピークスご誇るノウハウである。