【MOTORAGE】使用目的に合わせて豊富なメニューを設定!パーツも実に多数!
ジムニーのカスタムにおいて、一般的な傾向として街乗り重視なら2インチ、オフロード重視なら3インチリフトという傾向が見られる。だが、オフロードは行かないけれど大きなタイヤを履いたスタイルに憧れる人もいるだろうし、車高はそんなに上げなくてもオフロードを走るという人もいるだろう。そんな相反する要望を叶えてくれるのが、モトレージのサスペンションキットだ。
マルチタイプな性格のTERRAサスペンションは紺色で、しっかりした乗り味を実現したのが赤いHOTコイル。また、よりオンロードを意識した乗り味となるのがスーパーホットコイルで、車高や味付けの違いで6種類ものバリエーションを展開。ここまでサスペンションにコダワルのは、モトレージ以外見当たらない。
他に軽さと強度を両立させたFRP‐Tバンパーは、スチールバンパーの様なハンドリングの悪化もない。また、高い強度を誇るので、ウインチが搭載できるモデルもラインアップ中だ。誰か1人でもそのパーツを必要なら作るというポリシーで歩んできたモトレージ。その創業以来のポリシーで、今後も様々なオリジナルパーツをリリースし続けてくれることだろう。
3インチリフトを行なうが安定感と走破性を両立する
約3インチリフトアップとなるTERRAサスペンションは、ワインディングではリフト量を感じさせないほど非常に安定した乗り味を実現。それでいてオフロードではロードクリアランスが拡大されていることもあり、高い走破性も実現。
モトレージのサスペンションキットに含まれるビルシュタインは、通常の市販品と異なり、可能な限り太いケースを採用。これにより、しなやかな乗り味を実現している。またリヤのラテラルロッドは調整式を採用し、左右のクリアランスをピッタリ合わせることが可能になっている。
3インチリフトを行なうと、フロントのプロペラシャフトがメンバーと干渉する。そこでモトレージではこの部分を低く下げた専用のブラケットも発売中だ。
アーム類を交換し、アライメントの補正などを行なうショップは多いが、モトレージでは3インチリフト以上の場合、ブラケットを併用。ノーマルの高い強度はそのまま活かしている。
クラシカルな雰囲気を感じさせるスポーツグリルタイプ4。デモカーはブラックとホワイトに塗りかけを実施しているが、単一色でペイントするのもアリだろう。
9㎜ワイドのエアロフェンダーカバー。素材はFRPのブラックゲルコート仕上げ。ボディ同色ペイントや、ブラックノラプターライナー塗装も可能だ。
ノーマルバンパーの形状キープしつつ、オフロードでヒットしそうな部分を切り詰めたデザインのFRP-Tフロントバンパー。本格的なオフロード走行にも耐える強度を実現。
タイヤはBFグッドリッチのトレイルテレーンで、ホイールはMKWのMK56。シロイボディに対し、下回りをブラックで統一することで、安定感を演出する。
汎用のシステムキャリアにワークランプなどを固定できるブラケットを新発売!アウトドアでジムニーを活用する人にとって、待望のアイテムと言えるだろう。
JB64専用設計のシュノーケルル。穴あけ加工が不要な、ボルトオンで装着が可能。受注生産品で納期は2カ月ほど掛かるので、購入を検討しているなら早めの行動が吉だろう。
リヤバンパーも強度を追求したFRP-T素材を採用。またシンプルなナンバー移動キットは、オフロードを走るための必需品。ナンバーが折れ曲がる前に装着しよう。
あると意外に便利なボンネットダンパー。特に車高を上げた場合、その恩恵を実感するだろう。カラーバリエーションはブラックのみとなる。
モトレージのカスタムを語る上で、避けて通れないのがブレーキチューニング。カスタムしても安心して乗れることを真骨頂としており、デモカー全てが強化済みだ。
こちらのJB64は、約2.5インチリフトアップ。サスペンションはオンロード・オフロード兼用のセミハードタイプを採用。またフロントのみFRP-Tバンパーに変更。エアロフェンダーカバーは未装着で、比較的シンプルなスタイル。ホイールはMLJのXJ04で、これにジオランダーA/T G015を組み合わせる。新たに登場したベタ塗りのホワイトレターが新鮮に感じる。
世の中のジムニー専門店がJB64/74に移行しても、モトレージは歴代ジムニーのパーツを展開中。今回はJB23を取り上げるが、実はJA11や22のパーツも継続販売中だ。サスペンションやエクステリアパーツもラインアップするが、谷類をみないアイテムとして、モトレージでは高出力のオルタネーターを発売中。灯火類を数多く装着しているなら、オルタネーターの出力にも気を付けないと、バッテリー上がりを引き起こすことになる。