【MLJ】大胆な落とし込みと斬新なリム形状、日本発のUSボトムがデビュー間近「BLACK RHINO FUJI」
◆BLACK RHINO FUJI
南アフリカの大地の象徴であり、タフで力強いクロサイにちなんだブランド名を持つUSホイール『BLACK RHINO(ブラックライノ)』。2015年に設立されたアフターホイールブランドだが、本国アメリカでもミリタリーテイストを前面に押し出した独特なデザインコンセプトで話題に。そして2021年11月開催のアメリカ最大のアフターパーツショー『SEMA SHOW』では、イベント最大の装着台数になるほどにそのイキオイを増した。
そんなオフロードボトムを、数々のアメリカンホイールの総輸入元を務める日本唯一の正規代理店『MLJ(エムエルジェイ)』が取り扱いをスタート!しかも東京オートサロン2022において、ワールドプレミアとなる最新作「FUJI(フジ)」のプロトモデルを披露・発表した。タフでエクストリームなイメージのホイールを擁するブラックライノだが、実は日本のカスタムシーンでも使いやすいサイズ設定と車検にも対応するラインアップを誇る。
そうした背景もあり、このFUJIはMLJプロデュースのもと、日本市場に投入されるホイールなのだ。サイズは17×8+35で、デリカD:5やRAV4といったミドルSUV用として国内準拠。今後の販売状況については、MLJのWEBを逐一チェックしてもらいたい!
BLACK RHINO発の2022年、最注目のモデルがこのFUJI。今回撮影したのはプロトタイプで発売時期はまだ先だが、まるで戦車や装甲車が装着するホイールのようなミリタリーテイストで彩られている。ポイントはいくつもの歯車が重なるように連なるディッシュタイプのディスク、そしてこれまでのホイールの概念を覆す斬新なリム形状にある。特に前者は中央に向かって劇的に落とし込んでゆくことで、唯一無二のデザインを形成。もちろん、今回披露されたモノカラー:マットガンメタも潔く精悍だ。17×8.0Jのホイールを最大限に大きく見せることで、デリカD:5を一気にタフなイメージへと導いている。
17×8.0J+38という、ノーマルフェンダーのD:5にツライチで収まるインセットを採用し、65扁平のBFG マッドテレーンT/A KM3(245/65R17)との組み合わせで四駆感をさらに色濃く印象付けるスタイルを生み出している。
本誌では先行してブラックライノの情報をお届けしてきたが、多くのホイールを展示した東京オートサロン2022のMLJブースにおいて、本格的な日本導入が宣言された!中でも大きなトピックがMLJの手で新たなラインナップに加わる予定のモデル「FUJI(フジ)」のワールドプレミア。今回マッチングを紹介したオートフラッグスD:5に装着され、でひと際注目を集めた。
◆BLACK RHINO ARSENAL
ブラックライノ・アーセナルは、センターのプレートを含め3つの円盤形状をコンビした上で、リアルなボルトで固定したようなミリタリーインスピレーションを感じさせるUSホイール。一見するとパワフルで革新的なデザインに感じられるが、そのモチーフをシンプルとしていること、軍用車に採用されているようなプリミティブなスタイルによって、見飽きることのないバランスの良いアピアランスを披露している。