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【CRIMSON】ジムニーの足元を強烈に彩るリアルオフローダースタイル「MG GOLEM」

◆MG GOLEM

 クリムソンを代表するオフロードホイールブランド『MG』シリーズ。これまで個性的なホイールを揃えてきたが、その最旬モデルが『GOLEM(ゴーレム)』。
 その特徴は先端で分かれる力強いツイン5スポークと、MGシリーズ初のオープンナットフェイス、シャープなビードリングテイストでマシニングされたリムによるディスク面の立体感など多岐に渡るが、むしろこれらの要素が絶妙のバランスで配合されたデザイン力こそがポイント。

ブラックマシニングリップ

マットブラック

 このアピアランスにしてアルミホイールとしての性能も高い。その秘密は製法にある。長らくラリーなどのオフロードレースをサポートしてきたMGシリーズらしく、鋳造ながら鍛造ホイールに匹敵するパフォーマンスを実現する〝フローフォーミング製法〟を採用。これが高剛性と軽量化、高い強度をも実現。圧倒的な存在感を放つスタイルを支える魅力を手に入れているのだ。

迫力あるコンケイブや力強いスポークデザインを実現しているが、フローフォーミング製法の効果もあってスポーク自体は肉薄。ホイールの裏も可能な限り肉を削ぎ落してあり、重量にもしっかりと配慮している。なお、ブラック×マシニングリップのリムフランジ表面はポリッシュ加工されているが、一般的な輝きよりさらに一段階高いハイポリッシュ仕上げ。この輝きで歯車のような印象が強調される。
245/75R16サイズのタイヤを履きこなすため、リフトアップを施し、バンパーも変更。アウトクラス流のカスタムエッセンスを加えている。

フローフォーミング製法とは?

鋳造したアルミ素材を回転させながら、ローラーで熱間鍛圧(スピニング)加工を行ない、リム部の板厚形状を完成品と同等まで成形。リムを引き伸ばして肉薄化することで、鍛造製法特有の金属結晶組織であるメタルフロー(鍛流線)を鋳造製法でも生み出すことが可能となり、鋳造製法でありながら鍛造製法と同等の剛性や伸び等の強度性能を実現。もちろん肉薄化は軽量化にも貢献する。