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デリカD:5

2023.03.17

【auto flags】D:5ユーザーを調査して開発した ルーフラックやゴクブトなどの凄味

〝デリカカスタム〟というと、今も昔もリフトアップスタイルが王道。四駆らしさが際立つし、アウトドアで安心感が増すのは魅力的だ。『デリカにこだわる』北九州のオートフラッグスも、以前はそうしたカスタムを提案していたが、数年前からその方向性に変化が起きている。
 「四駆としてのイメージが強いけれど、やはりD:5はファミリーカーとして使う人がほとんど。パパはカッコ良さを追求したいけど、ママは実用性や快適性、あとはコスパも大切。だからカッコ良くて立体駐車場にちゃんと入れるようにパーツを開発しているし、リーズナブルなことも重要。それらを全て満たしたルーフラックをつくろうと思ったんです」と語るのはオートフラッグス・杉村代表。そこから産み出されたBUSTERS2080は、今や同社の看板商品で、全国各地で装着車両を見かけるほど好評を博している。
 他にも前後バンパーにGOQBUTO‐Rやバックアーマーをボルトオン装着し、驚くほど逞しいスタイルに変身。またサスペンションやブレーキと言ったチューニングパーツは、使えばその良さが分かるほどに運動性能を重視しているし、機能と価格が魅力な電動サイドステップもユーザーのことを本当に考えてつくられている。
 自分の目指すスタイルを実現するデリカカスタムにおいて、オートフラッグスはその夢を叶えるサポートをし続けてくれるだろう。

GOQBUTO‐RⅢ

もはや説明不要な大人気アイテム『ゴクブト』。現在はVer.3に進化して、より美しい仕上がりと堅牢さをアップ。ゴツさだけでなく、けん引フックの形状も見直し、シャックルやロープがなるべく干渉しないように配慮するなど使い勝手もアップ。純正バンパーに追加するだけで、逞しくなる!
ノーマルのリアバンパーにボルトオンで装着してバンパーをしっかりとガードできるヘヴィデューティなパーツBUCK ARMOR(バックアーマー)。例えばアウトドアフィールドに出かけた時に下回りをヒットするようなトラブルの発生を未然に防げる。さらにヒッチポイントとなるトーイングシャックルの追加やアドブルー用のタンクガード付き仕様も設定。
ホイールは、XTREAM-Jの16インチサイズ拡充の「RUGGED(ラギッド)」。サイズは16×6.5J+32で、見た目や性能面を含めまさにD:5のための設定といえよう。タイヤはオンロードからラフロードまでカバーするBFグッドリッチのトレイルテレーン(235/70R16)。ボディを含め全体的にモノトーンで仕上げられたデモカーだが、タイヤのアウトラインホワイトレターのアクセントが全体に調和している。マッドフラップもやはりデリカには似合う!

Flegs Perfect Lift30 + feat.4x4Eng.KIT

オートフラッグスのオリジナルのコイルスプリングやアライメントを補正するブロックをセットし、30㎜のリフトアップを実現するサスペンションキット。ちなみにショックは4×4エンジニアリングのビッグカントリーショックを組合わせた。しなやかでありながらコシのある乗り味を実現しているが、これはフロントのHLSバルブが自動的に可変して減衰力を調整してくれるから(リヤはダイヤルによる8段階減衰力調整式で、好みに調整可能)。S字が連続するワインディングでも、キビキビとした走りを楽しめる。オートフラッグスでは、今回インストールしたキットのほかにも1インチアップ程度のちょい上げサスペンションのバリエーションがある。使用用途や目指すべき方向、予算によって検討できる。
ドア開閉に合わせて電動で展開するサイドステップ。格納時に極力垂れ下がらない位置にセットされているのがポイント。さらにジャッキをセットする場合のコダワリの取付け位置もポイント。ノーマル車高でもファミリーに人気のアイテムだ。

ルーフラックBUSTERS 2080/HD

D:5の弱点を撃退する意味を込めたネーミングで、ユーザーの悩みを解消してくれる全長2080㎜という大きな積載面積を確保したルーフラック。この製品もバージョンアップを重ね、現在は床板を2枚追加したHD仕様となり、荷物を固定するためのフックやサイドオーニングなどオプションパーツを組み合わせることで、自分に最適な仕様のラックをつくることができる。ちなみにラック本体の高さはフット部を含めても150㎜。デモカーのように1インチ程度のリフトアップなら2.1mの立体駐車場も問題OK。

フロントのフェアリングはランプなどのオプション装着の有無によって脱着可能。
ラックの後端を可能な限り後ろに伸ばすことで、リアラダーからのアクセスを容易にした。誤ってルーフを踏んでしまう事態も回避できる。
オールアルミ製で、リヤゲートに負担が掛からない様に軽さも追求したBUSTERSリヤラダー。一段目の踏板を極力低く、全体を幅広に設計することで荷物の積み下ろしを楽にする。さらに後方視界やナンバーの視認性にも配慮した製品だ。
ルーフラックを搭載するなら、荷物を積み込むためにやはりリヤラダーは欠かせない。ただし上写真のような1BOXなフォルムを変えるべく、リヤウイングをアクセントパーツとして付けたいユーザーは多い。そこでリヤラダーと同時装着できるリヤスポイラーを新発売!真空整形による一体整形で、素材は強度も重視したABS製(FRPと違い万が一踏んでても割れにくい)。ちなみにD:5の全年式に装着可能だ。