2021年、ブランド誕生から25周年を迎えた「GEOLANDAR(ジオランダー)」。ヨコハマタイヤがプロデュースする4WD・SUVタイヤのスペシャルシリーズで、本格派マッドテレーン(M/T)タイヤからオン&オフ対応のオールテレーン(A/T)タイヤ、環境志向のエコタイヤまで、そのラインナップは強固に構築されている。今回は、そんなジオランダー・シリーズの中でも、今最もアツい2タイプのタイヤをピックアップ。フィットさせるのは、こちらも大注目の4WD、ジムニーJB64だ。
◆GEOLANDAR X-AT
まず1つ目は“エクストリームなA/Tタイヤ”である「ジオランダーX‐AT」。
M/Tのようなアグレッシブなルックスと、A/Tならではの快適性を兼ね備え、2019年にデビューして以来、たちまち大きな支持を集めているタイヤだ。実性能もオフロードでの強力なトラクション性能とオンロードでの静粛性や安定したハンドリング性能を発揮するほか、ロングライフ性も配慮されていて、今後もますますユーザーを増やしていきそうだ。ちなみに、こちらはアウトラインホワイトレターを設定した195R16Cサイズを新設定。
ON-ROAD
ハンドルを握った瞬間から伝わってくるしっかり感は、それだけトラクション能力が高いという証拠だ。X-ATのオンロードの走りは剛性感に優れており、キビキビした操縦性も実現できている。また乗り味は見た目に反して滑らかで、静粛性も高いレベルにある。
OFF-ROAD
オフロードでもX-ATの剛性感の高さとトラクションの強さはしっかりと感じられる。例えば滑りやすい火山灰質の路面での登りもグイグイと駆けあがる。その力強さはG003を上回っている印象すらあった。反面、モーグルなどでは横にズレる挙動がある。ただしG003と比べれば…の話で、実際はほとんどその挙動は感じさせず、ジムニーのブレーキLSDとの相性もとても良い。
ジオランダーX-ATについては、M/Tタイヤ寄りのA/Tタイヤというイメージがありますよね。だから、M/Tまでの性能はいらないけれど、A/Tタイヤだとおとなし過ぎるという方にはベストな選択でしょう。この通り、見た目はゴツいのですが、音も静かで乗り心地もいい。また、今回ホワイトレターが195R16Cに追加されましたが、我々としてはまさに待ってました! という感想を持ちました。
◆GEOLANDAR M/T G003
ON-ROAD
OFF-ROAD
M/Tタイヤというとロードノイズが……というイメージがかつてはありましたよね。ただし、進化したジオランダーM/T G003ではほとんど気になりません。燃費に関してはA/Tタイヤの方がもちろん良いのですが、アピオではルックス的にもM/Tタイヤが人気です。さらにG003は普段乗りからオフロードまですべてのシーンでポテンシャルが高いので、自信を持ってオススメできるのも魅力ですね。
- 横浜ゴム株式会社
- https://www.y-yokohama.com
◆撮影協力◆
- コンドーオート
- https://kondoh-auto.co.jp
- アピオ
- https://www.apio.jp