RAV4 on LT225/75R16
【WILDPEAK A/T 3W】
低燃費タイヤからモータースポーツ向け、さらに4WD・SUV対応モデルまで、様々なカテゴリーのタイヤを展開する、住友ゴム工業のグローバルブランドである「FALKEN(ファルケン)」。近年では、4WD・SUV専用「WILDPEAK(ワイルドピーク)」シリーズが日本でもリリースされることとなり、本誌でも朗報として、その魅力を伝えてきた。
WILDPEAKシリーズには、マッドテレーンタイヤの「WILDPEAK M/T01」、そしてオールテレーンタイヤの「WILDPEAK A/T3W」といった2種を展開しているが、今回はデビュー以来スマッシュヒットを続けている新型RAV4にA/T3Wをフィットさせ、そのパフォーマンスを改めて検証してみた。
装着したサイズはLT225/75R16。RAV4“Adventure”グレードの純正サイズ=235/55R19から比べると実に3インチの“インチダウン”だが、外径自体はほぼ同等。16インチホイールが履ける、ということはその選択肢も広がって、実にありがたい。
ラギッド&リジッド トレッドブロック
3Dキャニオンサイプテクノロジー
アグレッシブアッパーサイドウォール
タイヤサイドには彫りの深いブロック形状を採用。鋭利な石などによるタイヤカットを防ぎながら、深い泥でのトラクションも生み出す。アグレッシブなルックスも演出。
シリカ トレッドコンパウンド
「WILDPEAK A/T 3W」の特徴は、専用開発された「シリカトレッドコンパウンド」で、ライフ性能とウェット性能を高次元で両立していること。トレッドデザインはオールテレーンというより、荒々しいブロックが並ぶマッドテレーンに近く、サイドウォールのデザインと合わせ、ラフロードでのトラクション能力の確保や、ワイルドなルックスの演出にも一役買ってくれる。
クロスカントリーラリーでの活躍、本格オフローダーへの純正採用など、北米市場で絶大な人気と信頼を集める「FALKEN」。日本を走る4WD・SUVにもその実力は如何なく発揮されていた!