リヤピースのみでフルマフラー交換に匹敵! 新型デリカD:5用マフラー
全国2600店舗以上の新車ディーラーやカー用品店が絶対の信頼を寄せる純国産マフラーメーカー『GANADOR(ガナドール)』は、何より四駆に強い。ディーゼル車用スポーツマフラーの開発にも定評があり、4WD・SUVに求められる潜在能力を引き出す術を熟知している。
今回紹介するのは、熟成が進むクリーンディーゼルを搭載した新型デリカD:5用のスポーツマフラーだ。この6月に発売予定の同モデルを開発直後に直撃取材したが、そこにはさらなる性能進化を遂げるマフラーチューニングの醍醐味がはっきりと息づいていた。

もちろん〝新型デリカD:5〟といってもパワートレーンに変更はないため、中期型用のマイナーチェンジでリリースすることも可能だったはず。だが今回の最大のトピックは、中期型D:5の開発時には未誕生だった独自の特許技術『PBS.S(パワーブーストシステム・スーパー)』の搭載にある。
また純正バンパーには切り欠きがない分、迫力を増したより満足度の高いリヤビューの構築が可能となった。
開発は困難を極めるが、確実な性能向上と高い耐久性を約束する〝グラスウールレス構造サイレンサー〟の採用もガナドール最大の武器だ。さらに素材には高品質なステンレスやチタンを惜しみなく投入。物理的なダメージがなければ耐久性も極めて高く、一般的なグラスウール構造とは異なり、長期使用でも消音効果が劣化することはない。

さて完成した新型デリカD:5用マフラーは大きく2タイプ。ひとつは見た目とグランドクリアランスに配慮したオーバルテールを採用した右ダブル出しのGVS‐065シリーズ、もうひとつが同じオーバルダブルテールだが右サイド出しとしたGDS‐305シリーズだ。これらは排気効率を追求しつつ、外観の装着位置をミリ単位で追い込む完全車種専用設計。それゆえ、どこから見ても逞しく、そして美しい。

ご存知の通りD:5の尿素SCRディーゼルはセンター部に触媒を採用。ゆえに今回のマフラーはリヤピースのみの構成だが、得られるインパクトはフルマフラー交換に匹敵する。ガナドールのPBSスポーツマフラーの真骨頂は、ディーゼルターボ特有の図太いトルクをさらに研ぎ澄まし、より滑らかで気持ち良く走れるパワーアップの実現にある。当然マフラー騒音規制をクリアする静音性と燃費向上を満たしたスポーツマフラーの枠を超える至高のチューンアップを体感してみて欲しい。

自社開発から国内自社工場での一貫生産によって高い品質を担保されているガナドールのスポーツマフラー。新型デリカD:5用のPBSスポーツマフラーのひとつが、今回メインで取材した右ダブル出し/オーバルテール/ポリッシュ仕上げ。光沢感のある質感と耐久性に優れたメカニカルなオールステンレス製で、最低地上高に優れる105×70サイズのオーバルタイプのテールを採用。触媒の関係でリヤピースのみ交換のため、コスパに優れているのもメリットといえよう。
PBS.Sとは?

ガナドールが独自開発した特許技術『PBS.S(パワー・ブースト・システム・スーパー)』のテクノロジーは、専用で設計されるサイレンサー(タイコ部分)の内部構造と、テールフィンとのマッチング、流体力学管理を極限まで突き詰めたもの。その構造は社外秘とされているが、ひとつのポイントはサイレンサーに完全なグラスウールレス構造を採用していること。比較的安価で容易に消音効果が得られるが耐久性が低いという弱点のあるグラスウールを使わず、独自のウールレス構造のサイレンサーとすることで、優れた耐久性と消音効果に加え、高い排気効率も実現。もうひとつがテールエンドに内蔵された渦巻き状のスパイラルフィン。このフィンの形状自体を最適化することで、より排気効率が高められる。さらに車種ごとに最適な排気レイアウトとすることで、ノーマルのマフラーとは段違いの性能が得られる。また角のとれた丸型サイレンサーを使っているほか、応力分散を考えた取り付けステー部など、コダワリは数多い。
PBS.S搭載マフラーは常用回転域でのトルク感アップと出力が向上して
圧倒的に乗りやすく燃費にも効く! さらにシームレスな加速が気持ち良い!!!
ここからは、新型デリカD:5用のPBS.S搭載スポーツマフラー『バーテックス4WD/SUV』の実力をチェックする。そもそもディーゼルエンジンの走りは完成度が高いが、今回はノーマルとPBS.S搭載モデルを装着し、市街地と高速道路を交えた約20㎞の同一ルートで〝比較〟試乗した。
D:5は中間パイプまで触媒が採用されているため、マフラーとして交換できるのはリヤピースのみ。
PBS.Sマフラーの装着でD:5は劇的に乗りやすくなった。ノーマルでは特有の発進時のタイムラグや、シフトアップ時のフン詰まり感、アクセルにリニアに反応しきれないもどかしさがある。対するガナドールマフラー装着車は、ブレーキを離した瞬間のクリープの転がり出しから違う! 車体がスルスルと前に出るため、自然かつ滑らかにアクセルを踏み足していける。そのままアクセルを踏み込めば、溢れんばかりの力強さを体感できる。

性能曲線データが示す通り、PBS.Sは低中速域でノーマルを圧倒。グラフのカーブこそ純正に追従するが、全域で出力ベースが底上げされている。なお、トルク値は未計測だが、どの回転域からでも分厚いトルクが湧き上がるフィーリングが体感できた。
高速道路の合流や追い越しシーンでは、その加速の〝伸び〟に驚かされる。ディーゼルターボの美点を殺さず、さらに磨きをかけるチューニングが絶妙だ。登坂路でもストレスフリーに車両を押し出し、深くアクセルを踏み込めば瞬時に痛快な加速を披露。気がつけば制限速度に達するような、まるでスポーツカーのような滑らかな走りを手に入れていた。
この痛快な走りを堪能していると、レスポンス向上だけでなくシフトショックの低減にも気づく。1速から2速への繋がりがシームレスになり、無駄にエンジンを引っ張らずシフトアップするため、もたつき感が見事に払拭されている。この恩恵で無駄なアクセル操作が減っているため、間違いなく燃費の改善にもつながるだろう。

さらに浅い踏み込みでも十分な推進力が得られるため、巡航時の静粛性も高まる副産物までついてくる。ひとたび右足に力を込めれば重厚なスポーツサウンドを響かせるが、日常域ではディーゼルのネガが見事に打ち消されてており、ファミリーユースでも同乗者から文句は出ないはずだ。
迫力のルックス、官能的なサウンド、圧倒的な動力性能。そのすべてを底上げしながら環境にも財布にも優しい。今回の試乗を通じ、PBS.Sマフラーが「誰が乗っても扱いやすく、無条件で運転が楽しくなる」ことが体感できた。
低中速から出力を向上させているため、発進してすぐ大きな違いを感じられる。強力なトルク感やアクセルにリニアに反応するフィーリング、シームレスなギアチェンジはとても心地良く、一般道の出足はもちろん、高速道の追越し加速でハッキリと分かるパワーの向上とトルク感がある。
もうひとつのポイントがサウンド面で、低音で重厚な排気音はデリカD:5にふさわしいサウンドだ。もちろん車検対応であるため音量自体は静か。しかもアクセルの踏み込みが少なくても十二分に加速できるため、一般道・高速を問わず、ノーマルマフラーよりも静粛性の高さを感じられるシーンもあった。これはファミリーユースの多いデリカにとっては魅力だろう。
#01 Vertex 4WD/SUV GVS-065
右ダブル出し・オーバル
まずは右ダブル出しのガナドールマフラー[GVS-065]シリーズ。デリカへの装着バランスを考慮した105×70オーバルテールを採用し、グランドクリアランスと迫力の確保を両立。本体はステンレス製で、テール部分はブルー発色仕上げのチタニウム製とポリッシュ仕上げのステンレス製テールから選べる。






テールの出幅や取付位置は新型デリカD:5のバンパー形状などに合わせて設定。性能だけでなく見た目にも最適化され、デリカのリアビューに確かな風格を与えてくれる。
●GVS-065BL(チタン・ブルー発色仕上げ)¥99,000
●GVS-065PO(ポリッシュ仕上げ)¥88,000
#02 Vertex 4WD/SUV GDS-305
右サイドダブル出し・オーバル
こちらは右サイドダブル出しのガナドールマフラー[GDS-305]シリーズ。テール部分は同じ105×70オーバルテールだが、サイド出しとすることで、さらなるグランドクリアランスと圧倒的なワイルドさが醸し出される。装着位置やサイド出しの出幅、バンパー下部に沿うように斜めに取り付けられていることなど、緻密なバランスが取られている。またオーバルテールが見る角度によって大きく見えるなど、視覚的にも攻めた仕様だ。こちらも右ダブル出し[GVS-065]シリーズと同様にテールのカラーは2つ。艶のあるブラックのバンパーとの相性もバツグンで、高級感をしっかり主張し締まったルックスを演出できるブルー発色仕上げのチタニウム製と、より浮かび上がって見えるポリッシュ仕上げのステンレス製テールを採用。







よりデリカD:5の本質である走破性やけん引に適した設計として、右サイドダブル出し。リヤバンパー横にテールを出すことで、斜めにカットされたテール開口部がより大きく見える視覚効果がある。テール内部にはやはりPBS.Sユニットの一部であるスパイラルフィンを組み込んでいる。
●GDS-305BL(チタン・ブルー発色仕上げ)¥104,500
●GDS-305PO(ポリッシュ仕上げ)¥93,500
- ガナドール by マツ.ショウ
- ☎048-935-1130
- https://www.ganador.co.jp










