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【YOKOHAMA】グリップ性能を磨き上げ、快適性も引き上げたジオランダーの最新H/Tの真価に迫る!!!

■GEOLNDER H/T4

GEOLNDER(ジオランダー)のハイウェイテレーンタイヤとして10年ぶりにモデルチェンジした『ジオランダーH/T4』。先代と比べて耐摩耗性やウェット性能、静粛性能が大きな進化を遂げているのはもちろん、電動車(EVやハイブリッド車)に対応する“E+”マークが打刻されたこともトピックスだ。高荷重・高トルク出力が特徴の電動車に対して、タイヤにはそれに相応した剛性や耐久性が求められる。また静粛性の高さや走りの滑らかさといった電動車の良さを損なってもいけない。つまり“E+”への条件は難しく、それだけ『H/T4』は進化したタイヤである、ということだ。

ちなみにトレッドパターンを見てみると、ブロックのそれぞれに細かくサイプが刻まれているのが印象的だ。これはスタッドレスタイヤなどにも採用される“3Dサイプ”技術によるもので、ウェット路面のトラクション性能向上と、ブロックの倒れ込みを抑制する効果で高い剛性と耐摩耗性の確保に貢献。またタイヤの長持ち度を測る指針となる“TREADWEAR”についてH/T4は800というかなり高い数値を示している。
ではその実力はどうか?ランドクルーザー250・ガソリン車に純正タイヤと同じ26/65R18サイズを装着して試乗を行なった。
まず印象的なのは転がり抵抗の少なさ。クリーピングの動き出しから4WD・SUVタイヤにありがちな引っかかり感もなく、滑らかにスルスルと250が動き始める。走り出してからは、滑らかさとともに静粛性が際立ってくる。郊外のバイパス路をクルーズする時速60〜70㎞のスピード域では、ほぼタイヤのロードノイズを感じない!どころかタイヤの風切り音でさえ感じさせないようなのだ。
一方オンロードのスポーティな走りにも文句なし。ワインディングではスピードが乗るにつれ、路面に吸い付く力が増すような安定感があり、250のような車高のあるクルマでもグリップレベルの高さでロールと挙動を制御。まさに“4WD・SUV専用”を名乗るジオランダーならではの特性だ。
そしてオフロードでもジオランダーたる実力は十分。たとえばハーフウェットのコブに斜めに進入し、この状態からステアリングを下側に切ると一般的なHTタイヤならズルっとグリップを失うのだが、H/T4はトラクションをキープして250の動きを抑えた。また小山の駆け上がりも力強く、印象的には少し前の世代のATタイヤの実力だと感じる。つまりハイウェイテレーンというより〝オールラウンドタイヤ〟と呼ぶのがふさわしいのかもしれない。

GEOLANDER A/T4特長

従来のH/T G056から、実に10年ぶりに世代交代したジオランダーH/T4。ドライ路面のグリップや操縦安定性に貢献するビッグセンターブロック、ウェットトラクションを向上するデュアルスリットグルーブなどを採用することで、さらにアグレッシブになったトレッドパターン。3Dサイプを最適配置することでブロックの剛性や長寿命性も向上。さらに高剛性ショルダーブロック、5ピッチバリエーションといった静粛性向上のための技術も多数盛り込まれる。

セリアル側

反セリアル側

サイズバリエーションは多いが、PC規格のみ。またホワイトレターも設定されていないが、セリアル側と反セリアル側でデザインの異なるデュアルサイドウォールを採用。自分の好みでどちらも表側に履けるギミックがうれしい。ハイウェイテレーンとしては、十分迫力がある。

電動車特有の高荷重・高トルク出力に対応した高剛性の構造、かつエンジン音のない静かな乗り味にふさわしい静粛性をクリアしたタイヤに付せられるのが、H/T4も対応する「E+」マークだ。

オンロード

ひと転がり目から感じる滑らかな乗り味、トレッドの当たりがソフトに感じられるしなやかな乗り心地、そして風切り音さえ感じさせない静粛性の高さは、従来モデルから10年分進化したH/T4の実力をしっかりと感じさせる。

オンロード走行に重きを置いたキャラクターだけに、トータルな快適性だけでなく、ハンドリングやトラクション性能も高レベルにある。ワインディングではスピードを乗せるにつれて高いグリップ感を印象付けてくれた。

オフロード

H/T4のオフロード性能の進化にも驚かされた。ウェットなダートの上ぼりでもスリップせず、斜めの乗り上げでも横に流れてしまうことはほぼない。またコーナリングではリアのグリップを失う状況になったとしても、すぐに回復してくれるリカバリー性能もある。ハイウェイテレーンではあるが、M+S規格であるため、オールテレーン的な乗り方にも十分に応えてくれる。

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https://youtu.be/iCqLZmWU4js