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【KUHL JAPAN】既成概念にとらわれない新しいスタイルを提案!

「オフロードを走るなら、やはりラダーフレームの本格4WDでしょ!」。確かにそう思いたい気持ちもよく分かる。だが、1984年のパリ・ダカールラリーで総合優勝を果たしたのはポルシェ953だし、さらに古い話を出すと1971年のサファリラリーで優勝したのはフェアレディZ。なので、スポーティカーとオフロードは、決して無縁ではない。
それにインスパイアされたわけではないが、近年のSUVームとKUHLがもっとも得意とするスポーティカーを融合させた新ブランドが、この『OUTROAD』。今年の東京オートサロンや大阪オートメッセでも展示されたが、オーバーフェンダーや前後バンパーをはじめ、様々な専用パーツを新規に開発。既にGR86用の製品をKUHLでは多数発売しているが、それらの多くは流線型を基調としたフォルム。それに対してOUTROADはエッジを強調したスタイルで差別化を図っており、KUHLの本気度がヒシヒシと伝わってくるようだ。
車高は約3インチリフトアップし、タイヤサイズはノーマルよりも直径が約50㎜大きなジオランダーA/T G015をセット。ホイールはVERZ‐FORGED NEXSUS NEX02をチョイス。ブラックのフェンダーやA/Tタイヤとの組み合わせが見事に調和しており、枠にとらわれない、新しいスタイルのあり方を示していると言えるだろう。

■KUHL OUTROAD GR86

ダウンフォースを得るエアロとは異なり、ロードクリアランスを確保した形状のエアロパーツを新規に製作。たとえ高強度を誇るKUHLのエアロでもオフロードで路面とヒットすると破損する不安があるので、IRON BUILDのガードも追加。またサイドステップはジムニーなどのBLOCKERと共通したデザインとなっており、これまでKUHLが4WDのカスタムを手掛けてきたエッセンスが盛り込まれているのが面白い。

「GR86にルーフラック!?」と思うかもしれないが、明確なコンセプトでカスタムし、サンドラダーやスペアタイヤといったエマージェンシーアイテムを積載すると違和感なく見えてくる。先端にはIPFのライトバーを装着し、夜間での視界をしっかり確保する。

25㎜ワイドフェンダーを追加することで、ノーマルタイヤよりも大きく太いジオランダーA/T G015(225/50R18)が装着可能となる。フロントブレーキは昨年末から発売を開始したKUHLの6ポット(F)/4ポット(R)キャリパー&大径ドリルドローターに変更し、スタイルだけでなく安心感も提供する。

サスペンションはKUHLの車高調にAIR FORCEのハイドロリフターを組み合わせることでリフトアップしてロードクリアランスを拡大する。もちろんアーム類も変更し、アライメントをしっかり補正。ほかにもアンダーガード類を追加し、本気でダートを走れる仕様としている。