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【TOYO TIRES】挑戦は平等で自由!三浦昂が世界の最高峰へ!TLC卒業の先はW2RC・T1クラスに本格参戦 !

TOYO TIRES(トーヨータイヤ)のSUVタイヤブランド『OPEN COUNTRY (オープンカントリー)』のブランドアンバサダーを務める、ラリースト:三浦 昂(みうら・あきら)選手。長らく『チームランドクルーザー・トヨタオートボデー(TLC)』のエースドライバーとして、ダカールラリーに挑んできた。2025年までに市販車無改造(T2クラス)部門で前人未到の12連覇という快挙に貢献した三浦選手が、ダカールラリー2026でTLCのドライバー卒業を発表。今後の動向についてダカールラリー終了後に帰国した一瞬の隙を狙って〝緊急インタビュー〟を行なった。

トヨタ・ガズー・レーシング・
WR2Cドライバー
OPEN COUNTRYブランドアンバサダー
三浦 昂さん

まずはこれまでのTLCでのダカールラリー参戦お疲れ様でしたと伝えると、笑いながらも言葉を選ぶ三浦選手は“引退”という誤解が先に走る空気を理解した上で、次のように語り始めた。
「発表済みなので皆さんも知っていると思いますが、監督に転向したりはせず、今後もラリードライバーとしてチャレンジをしていきます。まずは20年間チームのみんな、チームに関わっていただいた皆さま、応援いただいた皆さま、本当に本当にお世話になりました。この感謝を表現できる言葉が簡単には見つかりません。もちろんTLC
でのラストランはたくさんの宿題をもらうラリーでしたが、1月後半から早速新チームでBAJA HAIL参戦が始まります。すぐにサウジアラビアに戻り、新しい挑戦を精一杯進めていきます。」
三浦選手の表向きの発表は「TLCのドライバーを卒業、今後は未定」だったが、その実態は終わりではなく始まりだった。次なる舞台は世界最高峰のオフロードラリー競技シリーズのW2RC(世界ラリーレイド選手権)の最高峰であるアルティメットクラス(T1)となり、シリーズ参戦でワールドチャンピオンシップに挑む。チームはトヨタ・ガズー・レーシングがサポートするTOYOTA GAZOO
Racing W2RC所属で、このプロジェクトにトーヨータイヤは協働する。そしてハイラックスベース『HILUXT1+』に、特別にチューンナップされたOPEN COUNTRY M/T‐Rを装着した1台がマシンとして用意される。
仕事のカタチも変わる。これまで担ってきたチーム運営から離れて“ドライビングへ専念”し、社員ドライバーとして背負ってきた二足のわらじが「プロの一足」へ変わる。この転機を生んだのは、三浦選手からの“自己発信”だった。
「モリゾウさん(豊田章男・トヨタ自動車会長)に、約束だった市販車クラスV12を報告させてもらった時、僕の中に最上位クラスで戦ってみたいという夢があったので、その想いを正直にお伝えしました。そしたら『是非それやってみようよ』とおっしゃっていただき、このチャンスをつかむことができました」と三浦選手。市販車クラスで積み上げてきた勝利は大きい。だが三浦選手は、その先を見ている。戦う舞台を変えたのは、野心だけではない。極限を知ってこそ、人もランクルもタイヤも鍛えられる。もっといいクルマづくりに向き合うためにも、まだ自分が知らない部分を埋めに行く。その思想が彼のアクセルになっている。
ただし、簡単に勝てるとは言
わない。シリーズは年5戦で2026年は第2戦のポルトガルからはじまり、アルゼンチン、アブダビ、モロッコ、そして2027年のダカールラリー参戦に向けて加速度的に準備を進めていく。なお、このW2RCはダカールのように砂漠だけを走るワケではない。
以前参戦したポルトガルで、走り方の違いを痛感しました。山岳地帯の狭路、ブラインドコーナー、落ちたら終わりなラインで巨大なマシンを速く走らせる……。ダカールで“道なき道”を知ったつもりでも、W2RC目線では知らない世界だらけでした」。
目標は明快。最終的にはダカール最上位の総合優勝。ただし1年目は各戦の完走、クルマの理解、そしてチームとの“家族化”がテーマなのだ。ランクルなら手足のように掴める車両感覚を、新しいマシンに落とし込む。その積み重ねが、いずれ“とんでもないレベル”のライバルに挑む土台になる。
最後に三浦選手が読者へ向けて語った言葉も印象的だ。
「子どもたちに走る姿を見せたい!かつてF1の勝利に憧れた少年がクルマの面白さに辿り着いたように、今度は自分が“憧れ”を生み出す側へ回りたいんです」
そう、TLC卒業は幕引きではなかった。次のステージでも、挑戦的に走り続けていくのである。

2007年にナビゲーターとしてデビュー。2016年にダカールラリーのドライバーにアサインされ、2018年に初優勝を果たすなど、TLC (Team Land Cruiser)のドライバーとして、ダカールラリー市販車部門(T2クラス) に参戦し続けてきた三浦 昂選手 (写真はダカールラリー2026の模様)。大会規定で市販車部門からストッククラスに変わったTLCでのラストランは残念ながら5位完走、チーム最上位も3位とV13は逃したが、TLCの王者奪還に向けた戦いもすでに始まっているのだ。

TOYOTA HILUX RALLY CAR

三浦選手のW2RC(世界ラリーレイド選手権)最上位のアルティメットクラス(T1)の参戦発表と同時に、HILUXT1+のマシンカラーリングのイメージも公開(上イメージ画像)。

※写真は過去に三浦選手がULTIMATEクラスに参戦した時の模様。

これまでTOYOTA GAZOO Racing W2RCのマシンで基調となっていたワークスカラーとは異なり、プロジェクトに協働するTOYO TIRESのイメージカラーでもあるブルー基調のカラーリングが施されることも明らかになった。2026年大会は第1戦のダカールラリー以降のシリーズ戦から、いよいよ最高峰クラスへの挑戦と将来のダカール制覇に向けた準備が始まる。

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