30年を超える長い歴史を持つジェットサウンド。店名から連想できるようにオーディオに特化してスタートさせたショップだが、同時並行して行なってきたのがセキュリティのインストール。ここ数年は本格的なオーディオシステム作りは封印し、問い合わせが急増しているセキュリティをメインに扱っている。車両盗難のニュースは頻繁に流れ、その盗難手口もCANインベーダーやコードグラバーなど、デジタル機器を悪用し年々巧妙になっていることから、これまで「自分のクルマは大丈夫」と思っていたオーナーも、対策すべく様々なシステム導入を検討しているだろう。しかし、それらシステムを勉強し知識を得ることも重要だが、「インストールするショップ選びが非常に重要だ」と語るのが、ジェットサウンド代表の内山氏だ。
車両盗難が増えたことにより、それと同じく増えたのがセキュリティを扱うショップ。日本でも数少ない、アナログのクリフォード&バイパーと、デジタルのオーサーアラームの代理店を兼ねる同ショップが、「セキュリティバブル」と誇張するように、現在はとにかく競うようにインストールするショップが増えている。問題は、そのインストール技術。セキュリティの基本は「見つからず、外されないこと」。どれだけ高いシステムを導入しても、本体や配線を見つけられて外されてしまえば被害に遭ってしまう。そうならないために、本体取り付け位置はもちろん、配線の取り回し&純正配線へのカモフラージュなど、長い経験で培った様々な技術を駆使するのがプロのインストーラーだ。残念ながら、セキュリティの専門店ですら効率を求めて簡易的なインストールをする場合もあり、同ショップにはそうした車両の再構築依頼も後を絶たない。取り付けが増えているデジタル機種であっても、最終的には配線処理次第で防犯効果に大きな差が出ることも覚えておきたい。
ジェットサウンドが車両盗難対策で強く推すのがアナログのクリフォード。アナログと聞くと「古い」システムと勘違いする方もいるが、車両本体とは別に機器を構築し車両を監視・防御する方式がアナログだ。クリフォードは、アナログの老舗ブランドであり、絶対的な防御システムが世界中で支持されている。その鉄壁の機能を備えた機種を、熟練のプロが時間を掛けてインストールする。そこには、「安心・安全」がさらに加味されるのは言うまでもない。


JET Sound代表
内山琢也氏
日本のカーセキュリティ黎明期から、インストール技術を磨いてきたジェットサウンドの内山琢也氏。常に最新機種の情報収集と研究は怠らず、創業時から「見つからず、外されない」を徹底的に追求する。

冷暖房完備のファクトリー。インストールは長時間に及ぶため、ファクトリー内の環境も仕上がりに直結する。ツールボックス内の工具が綺麗に整理されていることも、仕事のこだわりが見て取れる。



今さら聞けないデジタル・アナログセキュリティとは?「デジタル=新しい」「アナログ=古い」この考えは大きな間違いだ
CANインベーダー、コードグラバー、リレーアタックなど、現在の車両盗難の手口は様々な「デジタル機器」を使うことから、それらに対抗する防犯は「最新のデジタル」が必須で、「アナログ」では対抗できないと思われがち。しかしそれは大きな間違いだ。カーセキュリティは「デジタル方式」と「アナログ方式」に分類され、それぞれ異なる視点から車両を守るシステムとなる。デジタルは車両のCAN通信などの車内ネットワークの信号を監視し、不正なCAN信号の送信・受信といった車両本体への不正な電子操作を検出して遮断することで、コードグラバーやCANを悪用した侵入など、電子的な手口に対して「電子的」に防御をするもの。対してアナログは、車両に加わる振動・傾き・開閉・位置の変化など、物理的な動きを多角的に捉え、異常があれば独立したイモビライザー機能でエンジン始動を防いだり、サイレンによる警報を発したり、外部機器への通知を行なったりと、警報以外の手段も含めて、車両本体とは別にシステムを構築して犯行を防ぐ。電子攻撃を直接止めることはできないものの、クルマへの接触を確実に検知できる点が強みだ。デジタル・アナログ共に強みと弱点があり、必ずしもデジタルの方が最新で優秀というわけではないことを理解しよう。
■CLIFFORD
1976年にアメリカで誕生したカーセキュリティブランド「クリフォード」。「全米で一台も乗り逃げされたことがない」と称されるほどセキュリティの信頼性は高く、世界中で評価されている。最新の盗難手口であるCANインベーダーやリレーアタックなどにも対応し、誤作動を抑えるオムニセンサや、暗証番号未入力でエンジンを停止するブラックジャックスなど、独自の機能を搭載。ラインナップは最上位シリーズの「G6」、エントリーシリーズの「MATRIX」。
【G6 Arrow 6J】6シリーズのエントリーモデル

オンボード型シングルイモビライザーと、感度調整可能なダブルゾーンショックセンサーを備えたArrow 6J。特定小電力方式の5ボタンデジタルリモコンを2基標準装備し、操作性と信頼性を両立。車検適合設計により、法的要件を満たしつつ高い防犯性能を発揮する、クリフォードG6シリーズのエントリーモデル。
【G6 IntelliGuard 880J】6シリーズの最高峰フルスペックモデル

クリフォード最高峰のセキュリティ性能が備わるフルスペックモデルがIntelliGuard 880J。衝撃学習機能付きオムニセンサにより、車体への衝撃を高精度に検知しつつ誤作動を最小限に抑制。デジタルチルトセンサは車両の傾きを検知し、ジャッキアップによる盗難を防止。ダブルイモビライザーでエンジン始動を阻み、乗り逃げ対策のブラックジャックス機能を標準装備。新設計の5ボタンデジタルリモコンは特定小電力対応で、直感的な操作性と高い通信性能を実現。車検対応で、絶対的な安心と信頼性を兼ね備えたモデル。
【G6 Concept 480J】機能を強化したミドルクラスモデル

Arrow 6Jよりも上位機種のConsept 480J。ダブルイモビライザーを標準装備し、リモコンで感度調整が可能なデジタルダブルゾーンショックセンサ搭載で、環境に応じた柔軟な設定が可能。15トーンサイレン、トータルリコール機能、暗証番号式バレイスイッチなど、日常の使いやすさと高い防犯性を両立する。
■VIPER
【MODEL 5908V】最新のプレミアムモデル

カラー液晶付き双方向リモコンを備えた高性能モデル。最大1マイルの通信距離で車両の状態をリアルタイム確認可能。リモートエンジンスターターや2段階ショックセンサー、キルリレー、リレーアタック対策機能を搭載し、防犯性と快適性を両立したプレミアムモデル。
【MODEL 3503Vi】機能が充実したエントリーモデル

巧妙な犯行手口に対応した、クルマの異常をリモコンへ通知するアンサーバック機能付きのMODEL 3503Vi。5ボタンスマートリモコンはLED表示で車両の異常を即座に通知し、USB充電式で電池残量も3段階で確認可能。特許取得の2段階衝撃センサーやイモビライザー、パニックモード、サイレントモードなど多彩な防犯機能を搭載。さらに、位置検索機能やSANフラワー見守りサービスにも対応。
【MODEL DS4V】次世代型デジタルセキュリティ

純正スマートキー連動型のデジタルセキュリティシステムで、車両のコンピューターに直接アクセスすることで高い安定性と迅速な動作を実現。専用のデジタルショックセンサーとチルトセンサー、TEMPセンサーを搭載し、環境変化にも柔軟に対応。リモートエンジンスターター機能も備える。
【DIRECTED SMARTSTART Pro DSM550i】愛車の位置をスマホで把握できるセキュリティ連動型GPS


JET Soundが行なう “プロフェッショナル”のインストール

デジタル、アナログに関わらず、セキュリティ搭載で必ず追加されるのが配線だ。この配線が簡単に見付からないように、純正配線に紛れ込ませるのもプロの技。

インストールのために取り外されたパーツやネジは、養生マットの上に並べ保管。小さなパーツでも丁寧に扱う姿勢が、ショップの信頼性にも繋がっている。

作業効率だけを求めれば、決してここまで分解する必要はない。しかし、「見つからず、外されないこと」を追求するインストールのためには、この状態が作業のスタート地点となる。

従来のスキャナー装着のほかに、セキュリティシステムの作動確認用にオリジナルのパイロットランプやステルススイッチを装着することも可能。インテリアの馴染み具合は秀逸。

セキュリティのような大事な信号を扱う配線には、耐久性が高く安定した接続が必須。そのため、金属同士を融合させるハンダ付けが基本となる。

セキュリティの配線を純正配線に紛れ込ませるのも重要だが、より防犯性を高くするために、セキュリティの配線自体を純正にカモフラージュさせることも行なっている。
JET Sound ジェットサウンド

関越自動車道の利用では高崎玉村スマートICまたは本庄児玉ICから、北関東自動車道では駒形ICが最寄りとなるジェットサウンド。
- 群馬県伊勢崎市連取町3311-6
- 0270-30-3766
- 営業時間 : 10:00〜19:00
- 定休日 : 月曜日
- https://www.jetsound.jp









