20年ほど前の補助ランプは、横長で薄いタイプがほとんど。だが近年の本格4WDの復権に伴い、大型のランプが再注目されている。IPFでは以前から2インチのスクエアモデルや横長のライトバーをリリースしてきたが、アメリカなどでは4インチサイズを複数装着するスタイルがスタンダードとなりつつある。その流れを察知し、満を持して新型のオフロードランプを2種類同時に発売を開始した。
丸型のラウンドDR‐Cは比較的オーソドックス形状を採用。それに対しオクタゴンDR‐MLは、8角形という近未来的なデザインとなっている。どちらもドライビングスポットタイプの配光パターンだが、ラウンドの方が遠くまで、オクタゴンの方が広範囲を照射する特性となっている。
また今回ランプを装着したノマドには、既存のジムニー用パーツだけでなくノマド用アイテムが早くも登場。ドアハンドルプロプロテクターやリアウインドーガードは実はノマド専用品。またルーフラックは非常に大きなタイプBを装着。ジムニーやシエラとは違う新たなアイテムが、今後続々と登場することに期待したい。
JIMNY NOMADE


IPF S-880ML(4インチオクタゴン)

IPF S-990(4インチラウンド)

オクタゴンにはアンバー色とホワイト色のイルミ機能を搭載。ランプ1灯の明るさは4800lmで6500Kの青白い光となる。一方ラウンドはアンバー色と完全に遮光する黒のカバーが付属。こちらの光束は3600lmで6500Kとなる。補助ランプは配線が面倒と思うかもしれないが、スマホのアプリで操作できるワイヤレススイッチを発売中なので、エンジンルームに引き込むだけ。また24V車用のリレーもあるので、車種を問わず装着可能だ。


フロントウインカーはLED&ポジション化を実施。フォグランプは2色切替式に変更。IPFのLEDマーカーは純正オプショングリルに無加工で装着できるが、イベント時のみ単品発売する。



サスペンションはオールドマンエミューのスプリング&ニトロチャージプラスショックに変更。減衰力固定式だが安定感のある走りを実現。リフトアップ量は40㎜となる。前後の牽引フックはAPIOでタクティカルバンパー専用品。

マフラーもAPIOの静香御前プロトモデルに変更。リアバンパーを変更しているのでマフラーがしっかり見え、存在感を主張。心地よいサウンドと滑らかな加速を実現。

タイヤはオープンカントリーM/Tで、これにブラックライノのBRO23を組み合わせる。245タイヤは大きい気もするが、ホイールベースが長いノマドの場合、ちょうど良いバランスに見える。

サイドオーニングの下に2インチのワーキングランプをセット。夜間にクルマの周囲を照らすだけでなく、オーニング展開時の照明としても使用可能。またモバイルバッテリーから給電できるコンバーターもIPFでは用意しており、車内に配線を引き込む必要もない。


前後ドアでカップの形状が異なるため、ノマド専用でプロテクターを設計。レザー調の独特な質感がポイントで、ブラックとブラウンの2色を用意。



ロングボディのノマドなら、全長1920㎜のルーフラックタイプBが装着可能。片側3カ所のローフォルムステーが、荷物をしっかりと支える。またルーフラックには専用ステーを使用し、ARBのサイドオーニングが装着可能。リアラダーはパネルで構成した形状なので、後方視界を損なわない。また、ロトパックスホルダーもオプションで用意。なお、アンテナに装着するマスコットも新登場。






アウトドアグッズがリアウインドウを傷つけないように、リアウインドウガードが早くも登場。マルチユースバーも使用可能で、シートカバーはフレックスドリーム製。丸洗い可能な3DタイプのフロアマットはARBの製品。センターコンソールとドリンクホルダーは、CRAFTPLUSをチョイスする。

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