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【KUHL JAPAN】優雅かつ大胆に生まれ変わる2つのエアロスタイルが完成!

 スポーツカーからSUVまで、あらゆる国産車のエアロパーツをリリースするKUHL(クール)。スポーティ性だけでなく独創性も追求した製品は多くのユーザーのハートを鷲掴みにする。またクルマをトータルコーディネイトするため、個性の塊のようなアルミホイールも数多くリリース。
 なお近年のランクルは「原点回帰」や「ワイルドさ」を強調したスタイルが多いが、フラッグシップのランクル300は「エレガントさ」も感じさせたい。そんな風に想うユーザーのため、クールレーシングブランドから〝LC300‐SS〟をラインナップ。
 ここでは2台のランクル300を紹介するが、フロント&リアのハーフスポイラーとリアウイングは共通。両者の違いはオーバーフェンダーのサイズ(とボディカラー)で、ホワイトの車両が35㎜ワイドであるのに対し、ブラックは9㎜ワイドを装着。前者は2025年の東京オートサロンで披露され、後者は今年8月開催のランクルフェス2025でアンヴェールされた、言わばKUHLの最旬スタイル。オーバーフェンダーのデザインは基本的に同じだが、フェンダーアーチにはランクル300のキャラクターラインが表現され、いかにも後から貼り付けたような印象は感じられない。
 足もとを彩るのは、共にKUHLのVERZ FORGED。35㎜ワイドは22インチのVRF01R SV、9㎜ワイドは24インチのNEXSUS NEX01をセット。アグレッシブなスタイリングに圧倒されることなく存在感を見事に主張し、これぞまさにトータルコーディネイトのあるべき姿なのだ。

前後バンパーにディフューザー形状のハーフスポイラーを装着。ノーマルボディと見事融合し、まるでフルバンパーのようだ。またリアスポイラーの上にウイングも追加。ボディ後端にエッジを与えることで、シャープさを引き立てる。
35㎜ワイドフェンダーは構造変更が必要となるが、アグレッシブなフォルムを実現する。上下方向を大きくすることでフェンダーが突き出している印象は少ないが、ドアの開口部を見ると厚みを実感。また純正ステップ部分と一体化した形状を採用することで、美しさも感じさせてくれる。まさに、KUHLセンスの高さを実感する部分だ。
30㎜ワイドのオーバーフェンダーを追加することで、VERZ RACING FORGED VRF01R SVの22×9.0J+35サイズを装着できる深味を強く演出。
エアロにもベストマッチするマフラーカッターで、リアをスポーティに魅せる。
ランクル300にしっかりとキャラクターラインを描くことで、ノーマルとの違いを演出できる9㎜ワイドのフェンダー。装着しても構造変更は不要で車庫への出入りや取り回しはほぼ変わらないので、気軽に取り組めるカスタム。なお9㎜ワイドにはステップ部分のカバーが付属しないので、35㎜ワイドと比較すると大人向けのシンプルな雰囲気となる。
35㎜ワイドスタイルのホワイトデモカーと同様に、LC300-SSのエアロパーツを装着。通常の3倍の強度を持つストロングFRP素材を採用しているため、ハイスピードレンジでの不安もない。当然フィッティング精度も高く、さらに塗装品もラインナップしているため、気軽に装着できるエアロなのだ。

◆KUHL RACING VERZ FORGED NEXSUS NEX01

まるで円盤のような、大胆な次世代ディッシュデザインの鍛造製ホイールVERZ FORGED NEXSUS NEX01(ベルズフォージド ネクサス・ネクスゼロワン)。24インチという大径サイズに加えディスク面が極めて大きいことで、BIGボディのランクル300の足もとでしっかりと主張。バランスの良さも感じる。