創業47年の老舗4×4ビルダーにして、東京の旗の台駅から徒歩で約10分という都心に位置するプロショップがリンエイ。Jeepラングラーを筆頭に、クロカンモデルのカスタム、修理、車検などを請け負い、かつAEVなどのUSパーツの輸入・販売も行なっている。そのリンエイが提案する、最新のラングラーカスタムを紹介しよう。
37インチという大径タイヤをインストールすることで、ノーマルよりも圧倒的に強いラギッド感に溢れるスタイリングを確立している。ワイドでハイトなこのJLラングラーアンリミテッドは、AEVの2.5インチアップキットをインストールし、同時に各部の補正及び最適化を実施。これにより、オフロードでの高い走破性を得るだけに留まらず、優れた高速安定性と日常での高い快適性も確保した乗り味に仕上げられている。
豊富なカスタムパーツと比較的長いモデルライフという、Jeepラングラーの特長を押さえたカスタムを得意としているリンエイ。今回の取材車両は2020年モデルという、JLラングラーとしては前期型に属するが、これを最新モデルと同様にブラッシュアップを実施。
まずはボディカラーを純正のスティンググレーからホワイト×ブラックへとオールペイントを行ない、同時に小さなキズや凹みも修正してリフレッシュ。さらに37インチの大径タイヤ、AEVの17インチホイール、AEVの2.5インチアップキットのインストール、ワイドなフラットデッキフェンダー＋チューブフェンダーの装着で、ワイドでハイトなエクステリアを合法的に実現している。ちなみにフラットデッキフェンダーとチューブフェンダーは、キズが付きにくいLINE‐Xを施工することで、高いラギッド感も演出している。
フロントバンパーはアプローチアングルにも有利に働き、かつ堅牢なスチール製のMOPARRルビコン用をサイドショート化してインストール。大径タイヤがフロントからもよく見えるようにすることで、より迫力の増したエクステリアを実現している。サイドステップは日常での利便性を重視して電動格納式を採用。ドアの開閉に瞬時にリンクして昇降するステップは、格納時はその存在が隠れてスッキリとしたサイドビューとなる。
ラングラーシリーズへの電動サイドステップのインストール、実はこのメニューをいち早く取り入れたのはリンエイで、これまでに数多くの装着実績を持っていることも、高い安心感に繋がるはずだ。
さらに特徴的なのが、ルーフ、ボンネット、フロントバンパーに装着したライティングカスタム。ルーフとボンネットにはKC、バンパーにはBAJA装着。またヘッドライトはLEDのイカリングタイプを装着することで、個性的なフロントフェイスを完成させ、リンエイらしいメイクでラングラーを昇華させている。
37インチのタイヤを覆うフェンダーとして、FABTECHのフラットデッキフェンダーを前後に装備。さらにリンエイオリジナルのチューブフェンダーをプラスすることで、ハミタイをカバー。また、フラットデッキフェンダーとチューブフェンダーにはLINE-Xが施されている。
ルーフに8連、ボンネットの両サイドに2つ配置したKCライト。サイドステップはAMP Research 電動ランニングボードを装着。ヘッドライトはLEDのイカリングタイプへと変更している。
37インチのタイヤを覆うフェンダーとして、FABTECHのフラットデッキフェンダーを前後に装備。さらにリンエイオリジナルのチューブフェンダーをプラスすることで、ハミタイをカバー。また、フラットデッキフェンダーとチューブフェンダーにはLINE-Xが施されている。
MOPERのUSリアバンパー、GIBSON デュアルスプリットマフラーを装着したリア回り。37インチを装着するため、スペアタイヤキャリアは堅牢なMOPERへと変更している。
AEVの2.5インチアップキットと37インチのタイヤにより、約3.5インチアップを実施。前後のデフには赤いカラーが目を引く、aFe POWERデフカバーをインストール。冷却フィン付きのデザインとなっている。
AEVの正規輸入代理店！
Jeepを主軸にしたUSカスタムパーツメーカーのAEV。この正規輸入代理店として、輸入・販売を行なっているのがリンエイ。ダンパー、コイルスプリング、ラテラルロッド、ステアリングダンパーなどがセットになったAEVの2.5インチアップキットのほか、5ホールのレンコンデザインホイールとなる、AEVのSavegreII（8.5J×17+25）も人気のアイテムとなっている。
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