今年も盛大に開催されたDFMこと『DELICA FAN MEETING(デリカファンミーティング)』。このイベントはレッツゴー4WDが主導となって開催しているイベントで、「新たな〝デリカの聖地〟である富士の麓に集まろう!」を合言葉にデリカシリーズとデリカファンが集う、史上最大級のデリカ祭りなのだ。ちなみにイベント名は「デリカFAN(愛好家)のミーティングであると同時に、デリカをFUN(楽しむ)する」……そんな願いを込めているのだが、その想いはしっかりとデリカFANの皆さんに伝わっているでしょうか?





さて、年々規模を拡大するデリカイベントとして、今回も実に1200台超(オーナーデリカ1173台、デモカー含む1200オーバー)のデリカに来場していただきました。まだまだ元気なスペースギアやスターワゴンとともに、シリーズに加わった弟分のデリカミニ、超々ロングライフでみんなの人気者のデリカD:5のオーナーが会場を埋め尽くす!さらに三菱自動車を含むブース出展数も39社あり、まさに360度デリカな世界。ありがたいことに〝DFM〟という愛称が定着するほど開催し続けてこれましたが、毎回デリカを全力で楽しむオーナーさんの姿と会場の壮観さに圧倒されます…!!!
そんなわけで、実際に遊びに来てくれたデリカファンは〝デリカDAY〟を振り返り、残念ながら参加できなかったオーナーさんにも少しでもFUN が伝わるように、DFM2025の全貌をレポートします!

参加台数1173台!年々規模を拡大するデリカファンミーティング(DFM)だが、最も楽しいのはイベント開催前で期待が高まっている〝デリカ渋滞〟の時かもしれない…という説も。もちろん、イベント運営スタッフもスキルをアップしてなるべくデリカ待ちしないように配慮してはいますが、いかがでしょうか? いやいやそんなことないでしょ!来場してもずっとデリカ愛が溢れていますよね。三菱自動車ブースでデリカの実力に触れてみたり、39社ものアフターパーツメーカー&ショップが珠玉のカスタムデモカーを展示をチェックしたり、さらにパーツ即売会で目当てのものをゲットしたり、デリカファンならたまらない空間がそこには広がっているのですから。また会場内でさらにオフ会を開催するデリカFANも多く、そういった意味でも、DFMはまさに史上最大級のデリカイベントなのである。
こだわりのデリカが1173台大集合!デリカの魅力はどこにあるのか?


デリカFAN必見の史上最大級のデリカ祭りである『デリカファンミーティング2025』。いまだ梅雨明け宣言されていない中の開催だったが、イベント当日はド晴天!!これはデリカFANの熱気なのか、気温はメキメキ上昇し、例を見ないほど真夏日の中のイベントとなった。通称〝雨のDFM〟とも呼ばれているが、ここ数年の開催でひさしぶりに雨が降らないDFMとなったのもいい意味で印象的だ。




来場者数も1173台で今回も駐車場は満員御礼状態。終日大盛況だったが、熱心に参加していただけるFANには本当に感謝です。ではなぜデリカはFANに愛されているのか?
それはデリカD:5もデリカミニも、ほかに代わりの無い唯一無二の存在だから。ミニバンSUVと銘打たれた悪路走破性能と3列シートのユーティリティは、他にない。もちろんデリカミニもそのDNAを受け継いでいる。次にデリカの魅力にカスタムの楽しさも挙げられる。DFMの会場では、近年のアウトドア人気を反映して、ルーフラックやルーフトップテントといったオーバーランドスタイルのカスタムも多い。もちろんそこまでじゃなくても、デリカにはパーツ点数が多く、カスタムすると大きくアップグレードできる。こうした面からもオーナーはデリカとカスタムを楽しんでいることが分かる。



また参加者は、最新のデリカデモカーやカスタムブースの展示を楽しみながら、ファン同士で交流を深めていた。
天候にも恵まれ、大盛況に終わったDFM2025の参加者はファミリー層が多かったが、みんな常に笑顔だった。デリカに乗ると笑いが絶えないイイ人生になる気がする。




次回もたくさんの参加が見込まれ、デリカファンミーティング2026の開催が今から楽しみです♪FAN同士のデリカ愛を、ぜひとも実際の会場で体感してみてください!……ここでDFMレポート終わりっぽい雰囲気ですが、まだチビっとだけ続きますよ。




新旧デリカおよびデリカミニが一堂に会したデリカファンミーティング2025。今年はデリカミニも含めて1173台のデリカが大集合!例年よりりも気持ちスムーズめに入場のデリカ渋滞は解消したが、会場はこの日、日本で一番デリカが集まった場所になったことは間違いない。また駐車場の各所でプチオフ会が繰り広げられるのも、DFM名物なのだ。


盛大に開催されたDFMの本部受付でもあるレッツゴー4WD編集部ブースでは、今年も「DFM2025記念ステッカー」を限定で配布!画像の2種類のステッカーを用意して、デリカD:5Ver.が900枚、デリカミニVer.が100枚という、合計1000枚のステッカーが完全になくなりました。。。引き換えできなかった方は本当に申し訳ありません。逆に無事GETできたファンは大事にしてください。転売禁止ですよ(笑)。ほかにも各ブースでは当日オンリーのレアグッズやスペシャルセールが行なわれるなど、DFMは体感型イベントであることを実感しました。
今年の物販ブースではレッツゴー4WDタオルやLEDライトを販売しましたが、こんなグッズが欲しいなどのリクエストもお待ちしています!
今年のデリカ祭りのミツビシブースもファンがデリカ愛を感じる要素が満載!!!
デリカファンミーティング2025で最大のブースエリアを展開したのは、今年もやはり三菱自動車だった。目玉となったのはデリカD:5によるオフロード同乗試乗4WD体験。中でも4WD登坂キットによる最大斜度45度へのアプローチは来場者の度肝を抜いた。さらにキャンバー走行の途中でスライドドアを開けてリブボーンフレームの高強度をアピールしたほか、泥濘地などを想定した対角ローラーではAWCの実用性も体感。衝突被害軽減ブレーキシステム(FCM)の実演も行なわれるなど、デリカの性能を体感できる試乗体験となった。
この試乗を体験したAさん親子(父親と小学生男子)は「デリカD:5オーナーですが、自分のクルマの剛性の高さを実感しました、クルマがしっかりしているからか恐怖心はありませんでした」とコメント。また4人家族で参加したBさんファミリー(父母&男児2名)は「最初は子ども達が『45度の登坂は怖くて行きたくない』と話していましたが、走ってみると安定してて怖くないため、むしろ楽しんでいたみたいです」とのコメントも。
また来場者に大人気だったのは物販コーナー。ご当地デリ丸などのグッズ販売で長蛇の列ができた。さらに即完してしまったが、先着200名にはデリカミニのミニカープレゼント、また先着2000名にはデリ丸。うちわ&ステッカーのプレゼントも来場者のお楽しみとなっていた。
また本ページで紹介しているが、三菱ブースにはデリカD:5とデリカミニをカスタマイズしたデモカーも展示。三菱オフィシャルのカスタムカーは、デリカファンの趣味と合致したブースとなり、記念撮影するオーナーも多く、イベントを盛り上げていた。

来場者には先着2000名にデリ丸。のうちわとステッカーが配布された。これ目当てでブースに来場する参加者も多く、デリカファンミーティングの会場内はデリ丸。うちわで溢れていたのが印象的。写真撮影できなかったが、デリカミニのミニカーも配布された。




デリ丸。グッズやご当地デリ丸。などを販売するグッズブースも大人気。物販コーナーに長蛇の列ができる時間もあった。まさにデリカの化身であり、会場のあちこちでデリ丸の姿を見かけた。
デリカD:5同乗オフロード試乗、三菱4WD登坂体験キット




イベント全体を通しても人気コンテンツとなったのが45度の登坂キット。デリカD:5で急角度を登る体験ができるとあって来場者が行列をつくった。「事前にYouTubeで見てぜひ体感したかった!」など、これを目当てに来場したユーザーも多い。もちろん周りで撮影するなど見学者もかなり多かった。


最低地上高や対地障害角を実走行で体感できる階段走行(モーグル的なイメージ)。またキャンバー走行はボディにあえてねじりを加える不自然な動きでボディ剛性を体感できる。デリカD:5オーナーであっても未知のシチュエーションが多く、デリカファンとして得るものが多かったはずだ。
DELICA D:5 BLACK Edition ACTIVE SEEKER


東京オートサロン2025で初披露されたデリカD:5 BLACK Editionがベースのカスタマイズカー『ACTIVE SEEKER(アクティブシーカー)』が登場。アウトドアイメージのフルラッピングに加えてKADDISのバンパーガードやIPFのルーフマーカーランプ、さらにはGI WORKSのルーフラックやルーフトップテントでオーバーランダー化。後ろには回転してリアゲートの開閉が可能なYAKIMAのサイクルキャリア・バックスイングを設置するなど、デリカD:5でアウトドアをフル活用できるファン注目の1台なのだ。
トミカ55周年 自動車メーカーコラボプロジェクト・デリカ ミニ



トミカ誕生55周年に合わせてコラボ製作(自動車メーカーコラボプロジェクト)されたのが、このデリカミニ。三菱自動車のデザイナーがトミカのためにデザインをプランし、デリカミニにはラリーアートをテーマにしたカラーリング&ロゴが施されたのだ(そして、同じデザインのトミカは今秋実際に発売予定)。もちろんフロントエンブレムへのガンメタ塗装など、細かな部分でデモカーオリジナルのカスタマイズが施され、既存のデリカミニファンが見ても興味深いカスタムカーとなっていた。また来年も「WE LOVE DELICA」でDFM2026にてお会いしましょう!!




DFM2025開催の興奮冷めやらぬ中、お力添えを頂いた各出展社様のご厚意をレッツゴー4WD編集長・松本が代表して、開催地である鳴沢村の福祉事業へ寄付させていただきました。そして小林村長から感謝状を頂戴し、再びふじてんスノーリゾートがある鳴沢村での開催を約束しました。ちなみに次回開催では鳴沢村の名産品が会場で販売されるかも。乞うご期待!
- 開催日:2025年7月6日(日)
- 開催場所:山梨県・ふじてんスノーリゾート特設会場
- 主催:レッツゴー4WD編集部 (&DELICAカスタムブック編集部)
- レッツゴー4WD WEBマガジン (https://4wdsuv.auto-g.jp/letsgo4wd/)
- ※レッツゴー4WD公式SNSは 「ID=lg4wd」 で検索!