「唯一無二」。この言葉がここまで似合うカスタムショップはほかにない。そんなカースタイルのセンスは岡田代表が歩んできたカスタムシーンが源泉となる。USDM、欧州車、スポーツ、4WDなどあらゆるカスタムをクロスオーバーして紡ぎ出されているのだ。
そんなセンスでカスタムされた最新版のJB74。新製品となるのがサイドシルプロテクター。自社製のサイドステップにマッチするのは当然。非常に凝ったデザインのサイドパーツに加え、フェンダーのエアダクトと組み合わせたことで強い個性を与えている。
特徴的なフロントマスクはピアスボルトグリルと2LEDバンパー、ブロワーバーで構成。ドレスアップ要素を多分に含みながらアプローチアングルも拡大して悪路走破性も高めている。ちなみにピアスボルトをグリルに仕込んだのも、LEDをバンパーに仕込んだのも同社が初。またリアセクションで特徴的なスペアタイヤ部分に装着されたリアゲートカバーも実はカースタイルが元祖。リアバンパーは純正だが、トラストマフラーをワンオフ加工で組み合わせスポーティに仕上げられるほか、シャープなリアスポイラーも装着。一方サスペンションは1インチアップコイルと専用ビルシュタインダンパーで高い走行性能と快適な乗り心地を実施している。
スポーツとジムニーを融合したカースタイルのカスタム。比類なきジムニーを手にしたいならばこれ以外にはないだろう。

●タイヤ:TOYO TIRES OPEN COUNTRY M/T
225/75R16
●ホイール: CARSTYLE Special Edition RAYS
16×7.5J 0
●リフトアップ量:1.0インチ

フロントにワイルドな印象を与えるブロワーバー。前への張り出しを最小限として過度なアピールを避けているのもカースタイルらしいこだわり。またスキッドプレートはレースカーのように上部を広げたフレア形状としているなど、細部にまでこだわったデザインとされている。


大きな開口部を設けたグリルは冷却効率もアップ。しかし機能性だけでなく周囲にピアスボルトをあしらうことでドレスアップの要素も加えている。フロントバンパーは両サイドにLEDをインストールした2LEDゼロフロントバンパーに換装。基本デザインはスリムで悪路走破性を高めたオフロード系のバンパーなのだが、ライト類を取り入れストリートでも魅せるスタイルとしている。

CST WRエキゾーストマフラーに合わせてデザインされたのがこのCSゼロスタイルリアバンパー。マフラーエンド部分はフィン形状としてシャープなスタイリングだ。注目すべきはこのフィンとテールランプ部分、そしてオーバーフェンダー部分との連続性。見事というほかない。


スペアタイヤレススタイルの定番パーツとなったリアゲートカバー。装着されているのはワイパーレスバージョンだが、ワイパー付きもラインナップする。この幾多のコピー商品が現れたスペアタイヤカバーもカースタイルが最初に考え出した商品。世にないものを作り出すショップだ。

スポイラー部分を大きくすることでスポーツ感を高めたリアスポイラー。ただ大きくするだけでなくセンター部分をえぐることでデザインにメリハリを持たせ、野暮ったさをなくしている。取り付けはビス止めで安全性も高い。


フロントウインドー側にダクトを設けてエンジンルームの熱を逃がし、さらに純正ボンネットよりも約5㎏軽量なカーボンボンネット。見た目にもスポーティ感を演出するだけでなく、軽量化で回頭性にも寄与。FRP製もラインナップする。



カースタイルのカスタムへの徹底したこだわりが分かるのがこのホイール。ワイドタイヤに合わせるため16×7.5J インセット0というサイズを作ったのだ。しかもRAYSのTE37XTという鍛造ホイールで。カラーはシャイニングブラックメタル。これもTE37ではカースタイルオリジナルとなる。


華美ではあるが過度ではない、そんなスタイルのカースタイルが選んだ車高が1インチとゼロ、つまり車高アップなしという選択だ。1インチアップでは、大径タイヤをバランスよく装着。アライメントズレを抑えるにはこの車高がベストだと言う。また車高アップをしないゼロスタイルでは、オリジナル設計のコイルとビルシュタインダンパーでセットアップする。

CST WRエキゾーストを純正バンパーに装着する場合は、ヒートプレートの装着とナンバー移動が必要となるが、このスタイルもカッコイイ。



大きなステップで機能的なサイドステップ。リアを絞りスマートな印象も与えている。このステップとの相性を考えて設計されたのが新製品のサイドダクトプロテクター。純正のサイドパネルと交換することで乗降性が高まるだけでなくスポーティな雰囲気に。セットのフェンダーエアダクトも凝った意匠が与えられており、強い個性を主張する。

■JB74




300馬力という強烈なパワーを与えられたのがこのJB74。カースタイルの名を世界に知らしめた1台でもある。ターボの装着だけでなく強化コンロッドなど徹底的にチューンされたモンスタージムニー。スポーティなカーボンパーツが多く装着されているほか、室内から減衰力を操作できるサスペンションを装備するなど非常に魅力的だがこれらは残念ながら非売品。

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