直線と曲線が融合したDRも発売中。スポークとディスクが融合したかのような意匠が個性的。助手席側のマットクリアと運転席側のマットブラックで印象が全く異なるので、目指すカスタムスタイルに合わせてチョイス可能だ。
これまで紹介したものとは全く違う発想で誕生したのが、TFSシリーズ。一般的なホイールは裏返して装着できないが、このTFSシリーズはそれを可能としているのがポイント。
例えばシエラ用のTFS01の場合、ノーマルフェンダーの時はFACE Aを装着。その後オーバーフェンダーを追加した時にFACE Bにすることで、ホイールを買い替える必要がない。
またジムニー用のTFS02は、公道走行時はFACE Aを装着。オフロードエリアに入った時にFACE Bに履き替えることでトレッドが広がり、安定感を向上させられるのだ。今までありそうでなかった革新的なホイールで、しかもTFS01はフェイスによって異なる色を楽しめるところに新しさも感じられる。
アルミホイールはとかくデザインや色、軽さなどで選ばれがちだが、他に類を見ない機能を持つTFSシリーズは、要チェックなアイテムだと断言しよう。
◆VERZ KROSS DR


ホイールの色が変わるだけで、同じクルマとは思えないほど印象が大きく変わる。マットクリアは膨張色であるため、足もとをより大きく見せる効果もあるので、ホイールを主張したい人はこちらが良いだろう。開口部の端面はブラックにペイント。これによりスポークのエッジ部分が際立ち、スポークをより細く見せる効果もある。


落ち着いた大人の雰囲気を感じさせてくれる、マットブラック。足もと全体が引き締まって見えるので、安定感あるスタイルとなる。分かる人にだけ分かればいい! そんな通好みのカスタムと言えるだろう。
◆TFS 01
シエラとノマドに装着できるTFS 01。インセットはFACE Aが-5で、FACE Bが-30。つまり、20〜25㎜ワイドフェンダーを装着すれば、FACE Bでツライチとなる。



◆TFS 02

FACE A(インセット:20)

FACE B(インセット:-52)


どちらのFACEもザラザラした仕上げが特徴。スポーク部分にFACEタイプがエンボスで表示されているので、装着時に間違えることはない。FACE Bを装着した時はフェンダーから30㎜以上タイヤがはみ出してしまうので、公道走行は不可。オフロードを走り終わったら、きちんとFACE Aに戻そう。


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