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【OFF ROAD SERVICE TANIGUCHI】2種類のジムニーが仕様変更!キャンプとオフロードへの特化!

 ジムニーのトータルチューンカスタムにおいて、トップブランドとして認知されているオフロードサービスタニグチ。今回紹介するデモカーは、リニューアルした直後。アイアン&ウッドジムニーと名付けられたホワイトJB64には、ACE40を装着。オフロードスペシャルジムニーと名付けられたイエローJB64には、ACE60を装着。サスペンション変更に伴い、追加装備にも変更がある。キャンプなどのアウトドアアクティビティに特化した仕様と、オフロードに特化した仕様。今回は双方を徹底解剖だ。

■JIMNY

 アイアン&ウッドジムニーと名付けられたホワイトJB64。キャンプやアウトドアアクティビティでの使用を第一に考え、仕様を一新したデモカーだ。サスペンションは、ACE40を装着。高すぎないリフトアップ量で、ルーフ上の荷物の取りやすさを重視しつつ、様々なアクティビティを行なうフィールドでの走行性能を同時に確保している。40ミリのリフトアップ量は、大径タイヤの装着を可能としており、オープンカントリー785(205R16C)という大径タイヤを履いている。このタイヤは、レトロな雰囲気を醸し出し、オールテレーンとして走りをアシスト。乗り心地とオフロードでの走破性を高めている。
 前後には、スチール製のオフロードバンパーtypeⅡを装着。スキッドプレートに、ウッド仕様のステッカーを貼ることで、ハードなイメージを抑え、おしゃれな雰囲気を演出している。

●タイヤ:TOYO TIRES OPEN COUNTORY 785
(205R16C)
●ホイール:H12 SHOTGUN Tactical Edition(16×5.5J インセット+20)
●リフトアップ量:40ミリ

大幅リニューアルし、アイアン&ウッドジムニーと名付けられ、ACE40サスペンションが装着されたJB64。タニグチがアウトドアを真剣に考えた場合の答えがこのジムニーなのだ。

リアのナンバープレートを左右方向にオフセット装着可能なローナンバー移動キット。マフラーの出口位置などで、ナンバー位置が干渉する場合、かなり便利なのだ。
グラブマットと呼ばれるボードをゲート外部に収納可能なテーブルとしても使用可能なラック。
太さと長さを徹底的に吟味し、最適化したパイピングシステム。圧力損失を防ぐだけでなく、レスポンスと伸びを両立した優れもの。エアクリーナーの方式で、バリエーションがあり、ブローオフの有無にも対応している。
汚れからシートを守る専用シートカバーを装備。助手席に取り付けてある装置は、シートヒーターにもなるサコッシュ。

ルックスで選べる2種類

 アウトドアアクティビティで靴底についた汚れを落とすのに便利なメッシュタイプのサイドステップ。昔からのデザインのほかに、ロックスライダー風のデザインがラインナップ。ルーフ上の荷物へのアクセスがかなり便利になる。キャンプ系では必須なアイテムと言っていいだろう。

■JIMNY

 オフロードスペシャルジムニーと名付けられたのがイエローJB64だ。シンプルな外観から、一見すると何が新しいのだろう?と思うが、よく観察するとフロントのバンパー中央にウインチを装着してある。アプローチアングルを一切スポイルしない形となっており、タニグチの本気度が伝わってくる。サスペンションはACE60を組み込み、最もオフロード性能を高めた仕様。タイヤは、ヨコハマ ジオランダーX-MT(6.50R16LT)を選択。アルミホイールは、オフロードで強いと評価されているブラッドレーVとした。旧規格ジムニーのテイストを盛り込みながら、確実にポテンシャルアップしている。操作系にも気を配り、オペレーションペダルをフルで装着。グラブマットを収納できるユニットを、リアゲート内側に装備。続々と新たなアイテムを開発し製品化。オフロードでのタニグチの答えがこれだ!

●タイヤ:YOKOHAMA GEOLANDAR X-MT
(6.50R16LT)
●ホイール:4×4ES BRADLEY V
(16×5.5J インセット+22)
●リフトアップ:量60ミリ

ACE60というタニグチ最大リフト量のサスペンションを装着されたJB64。オフロードスペシャルと言うネーミングは伊達ではない。様々な新しい装備が、本気で走るユーザーへの提案だ。

フロントにウインチを搭載。対地障害角をスポイルしない取り付けはさすが。リアには、最新型のバックセンサーに対応した取り付けブラケットも新設。
リアのアンダーバンパーは、最低地上高の確保だけでなく、マフラーの取り回しをスポイルせず、オフロードでの影響も最小限となっている。
オープンタイプのエアクリーナー対応のパイピングキット。社外のブローオフにも対応し、新たにオイルセパレータータンクを装着。メンテナンス性の高さが魅力的。見た目には目立たないが、溜まった油を抜くバルブ付きだ。
操作性を向上させるのは、オフロードでの第一歩。オペレーションペダルとシフトノブは素早い操作を可能とし、楽しさを増してくれるアイテムだ。

新作のリアバンパー

リアメンバーをバンパーの装着に利用することで強固な作りを実現している。トレーラーを牽引できるレシーバー付きで、なんとポータブルマウント方式のウインチを使用できる。旧規格ジムニー時代のデザインを踏襲したリアバンパーは、スタイルだけでなく機能性も優れており、コンビネーションランプは小型化されている。
  • OFF ROAD SERVICE TANIGUCHI
  • 住所:兵庫県姫路市豊富町御蔭1110-2
  • TEL:079-264-4455
  • 営業時間:10:00〜19:00
  • 定休日:毎週水曜日/第1・2・4・5土曜日/第3日曜日
  • https://www.ors-taniguchi.co.jp/