創業以来、さまざまなカスタムパーツを提案してきたアピオ。その姿勢は今もブレることなく継承されている。現行モデルのコンプリートカーは64、74それぞれにTS3/4/7/をリリースしているほか、魅力的なパーツやグッズも多くラインアップしている。
「ZERORISE/ゼロライズ」は2025年にリリースされた新製品。車高アップ量はゼロ。つまり純正車高。しかし高度な製造技術が可能としたスプリング特性は腰のある粘り強さがあり、車体のブレをしっかりと低減してくれるので、安心感を持って踏み込むことができる走行性能となる。
グレーのJB74はボディをナロー化し、高い悪路走破性を実現。具体的にはオーバーフェンダーを純正比で片側約30㎜減に設定したナローフェンダーに交換。これにより林道などでの機動性を向上。さらにフロントには「しし狩りバンパー for JB74」を装着。JB74のボディに合わせた設計とランプガードの装備により、悪路での実用性を高めている。
紺色にオールペンされたJB64はオシャレに乗れる街乗り仕様。とはいえ40㎜アップのサスペンションやオフロードタイヤの装着により悪路の走行にも対応。タクティカルバンパーやレイヤードグリルによる外装カスタムも行われワイルドな雰囲気を際立たせる。ジムニーに乗る楽しさを再認識させてくれる。アピオのすべての商品はそんな魅力が詰まっている。
■ZERORISE

車高は純正のままでいいが走行性能は高めたい。そうしたニーズに答えるのが新製品の「ZERORISE/ゼロライズ」。高い製造技術で作られたコイルスプリングは、低速だけでなく高速域でもしなやかでありながら腰のある特性で車体安定性を高め、安定感のある走りを実現。専用開発の減衰力調整式ダンパーと組み合わせることでその性能はさらに高まり、路面に吸い付くようなフィーリングは純正サスペンションをはるかに凌駕する感動を与えてくれる。快適なのにスポーティ。ゼロライズはそんな相反する特性を兼ね備えた次世代のサスペンションとなっている。



バンパーのほかR‐77JチタンマフラーとWILDBOAR Zでカスタムされている。WILDBOAR Zはシャープなスポークでスポーティな雰囲気。こちらは新色のブロンズ。エンケイ独自のMAT製法で作られており軽量かつ高剛性なのもポイント。

ゆったり流すときでもアクセルを踏み込んで攻めるときでも、しなやかに動きつつしっかりと踏ん張ってくれるので、安心感を持って運転することができた。

■JB74 NARROW SIERRA

新製品の「しし狩りバンパーfor JB74」はシエラのボディに合わせて40㎜ワイドに変更。またフォグランプの下にランプガードも装備したほかスキッドプレートも大型化。さらに加工なく装着可能なブラケットも開発するなどシエラ専用設計となっている。いっぽうオーバーフェンダーはナローフェンダーに交換しており、ボディ幅を約60㎜ナロー化して林道の取り回しもしやすくなっている。


JB74専用設計となった「しし狩りバンパーforJB74」。幅を40㎜拡張したほか、フォグランプ下にガードを装備。スキッドプレートも大型化するなど各部を見直すことでシエラのスタイルにフィットするモデルに生まれ変わっている。

レイヤードグリルの特徴は拡張性。計14ヶ所のナットを利用しオプションのアイテムを装着できる。

機能的な内装となるペリカンイージークリックモールパネル。

シールドデッキを装着して無骨な雰囲気に仕上げている。

■JB64 Jimny Sunlight号(MT)

通勤やショッピング、そして週末のキャンプやオフロード走行まで幅広くオシャレに楽しめるのがこちら。ベースとなるのは前後バンパーやアルミホイール、40㎜の車高アップサスペンションに交換されたTS4。マフラーは新開発のタクティカルバンパー用に新設計された静御前となりスマートなリアビューを実現。内装もビンテージスタイルのシートカバーやカーゴマットを装着しオシャレに仕上げている。

タクティカルリアバンパーに合わせてマフラーエンドの位置を設定した、タクティカルバンパー専用静御前マフラーに換装。バンパーとマフラーがジャストフィットとなりスマートなリアビューとなる。

けん引フックは9㎜の厚みがある本格仕様だからもしもの時も安心。

コーデュロイを使用したヴィンテージスタイルのシートカバーとラゲッジマットはオプションのアイテム。

- ジムニープロショップ アピオ
- 神奈川県綾瀬市吉岡651
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- 定休日 : 隔週火曜日/毎週水曜日/祝日
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