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【4×4エンジニアリングサービス】[カンサス]や[ブラッドレー]に代表される四輪駆動車用カスタムパーツで世界中のファンを魅了する!

ニッポン産本格4WDがランクルやジムニーなどで、まだ数える程度しか存在しなかった1973年に誕生した『4×4エンジニアリングサービス』。特にランドクルーザーとの関わりは強く、ゆえに同社の機能製品群を慕っているランクルファンは世界中に多い。
1980年には〝カンサス〟の愛称でも親しまれるオリジナルのカントリーサスペンションの発売を開始。また、今なお多くのユーザーに愛され続けるホイール『ブラッドレー』ブランドだが、その最初のモデルを1983年に発売した。その後3ピースホイールは本格的なオフロードでは不向きというユーザーの声もあり、パリ‐ダカ(ダカールラリー)を完走するために、オフロード4WDの機能を如何なく発揮するアルミホイールとして誕生したのが、今なお進化中の『ブラッドレーV(通称ブラV)』だ。
オフロードをホイールだけで走行しても割れないという強靭さはもちろん、シンプルなデザインは高い排土性にも優れており、まさに機能美という言葉がこれほど似合うホイールはない。その頼もしさはランクルとオーバーラップするもので、世界中のヘビーデューティ系のランクルユーザーの装着率は極めて高いホイールなのだ。
だが時代の変化や技術革新は必ずある。4WDは好きだがオフロードは走らずもっとスタイリッシュなモデルを好むユーザーも少なくない。そこで近年はブラッドレーの強靭さをスポイルせず、より都会的なイメージを追加したホイール「Air/G(エアージー)」シリーズも展開。さらに多くのリクエストを反映して、ブラVを正常進化させた鍛造製法のホイール「ブラッドレーフォージド匠」がついに誕生!様々なユーザーから高い支持を集めている。
カンサスは、現在ほぼ全てのランドクルーザーとジムニー用をラインナップ。またスプリングだけでなく、専用チューニングを施したショックアブソーバーやステアリングダンパーも設定する。加えて、振動を速やかに吸収し、上質な乗り心地を実現するアイシンAW製のモーションコントロールビーム(MCB)も、ランクル用に順次展開中だ。現時点ではランクル250用とGDJ76用を販売しているが、反響次第では他のモデルにも追加されるだろう。
他にも、塗装が不要なAES素材を使用したオーバーフェンダーをランクル250とGDJ76にラインアップ。リフトアップしてノーマルよりワイドなタイヤに変更したいが、純正のスタイリングを崩したくないというユーザーのためのマストアイテムといえよう。そう、歴史や伝統の上に座り続けるのではなく、4×4ESは常に進化して前進し続けている。

誕生から40年を超えてなお、世界中のオフロードレースやラリーを走破し続け、その強さと耐久性を証明しているホイール『ブラッドレーV』。実は通常はあり得ない苛酷なテストを過去に実施したことがある。それが写真の通り、ホイールのみでオフロードを走るというもの。ブラッドレーVはリム部に少し傷をつけただけで曲がりも歪みも発生させなかった。実際のラリーでもパンクしながら走り続けて完走(しかもクラス優勝)という、伝説のような実績がある。『ブラッドレーフォージド匠』はそのブラブイを基にした鍛造ホイールなのである。

LAND CRUISER 250

フロント

リア

ランドクルーザー250には、ノーマルから2インチアップを実現するオリジナルのリフトアップサス『カントリーサスペンションコイルスプリング』を装着し、リアのラテラルロッドで補正済み。現在スプリングのセッティングは煮詰められており、近日発売予定。なお、デモカーはノーマルショックを組み合せているが、減衰力調整が可能な『ビッグカントリーショック』の開発も進行中とのこと。
写真では判別できないが、車体のフレーム部分3カ所に、衝撃やねじれを瞬時に吸収するMCB(モーションコントロールビーム)を実装。これは乗り心地を変えることなく、横Gの減少やロールスピードを抑制して、安定性と快適性を向上。クルマが本来持っている性能を引き出し、装着前よりも “走りの楽しさ”を感じられるようになるものだ。

耐衝撃性や耐熱性、耐傷防止性や耐候性に優れたAES素材のオーバーフェンダーを追加。AES製としたことで、純正バンパーの質感に合う 〝シボ加工の艶消しブラック〟を活かして、未塗装でそのまま装着を楽しめる。ワイド量は片側35㎜だが、ノーマルのスタイルを崩さないデザインを採用していることもポイント。デモカーが履く285/60R20のような、よりワイドなタイヤを装着したいユーザの必需品。

ナンバープレートフレームや4×4エンジニアリングロゴ入りのチタニウムライセンスプレートボルトで、コダワリのカスタムも可能。こうした汎用アイテムのほか、アパレルやシェラカップなどのキャンプギアも販売中なので、4x4ESファンならぜひとも揃えておきたい。

フロントランナー製のルーフラックを装着し、キャリアにアクセスするためのリヤラダーをオリジナルでリリース。あえてショートスタイルとすることで、リヤウインドーの開閉を妨げない設計とした。

◆BRADLEY FORGED匠 【20inch】

ラッドレーVのシンプルなフォルムや機能性は継承しつつ、鍛造製法による強靭さや剛性感、力強さを体現したのが『ブラッドレーフォージド匠』。史上最強のブラッドレーを目指して開発されたフォージド(鍛造製法)ホイールで、すでに様々なオフロードシーンでその実力を遺憾なく発揮している。

匠シリーズのトピックが新たにランクル250用に適合する20インチサイズを設定していること。しかもノーマルフェンダーで装着可能なインセット+52に加え、オーバーフェンダー装着車に向けたチューナーサイズ+18や±0もラインアップ(デモカーのインセットは+18)。カラーはデモカーが履くマットチタンブロンズやマットシャドーブラックのほか、マットディープグレイを含む3色展開。

〝匠〟の中でも最高峰の20インチサイズには「BRADLEY FOEGED」ロゴを、彫文字加工でスポークに配置。なお、センターキャップやチタニウムラグナットに4x4ESのオリジナルを用意している。

マットディープグレイ

マットシャドーブラック

マットチタンブロンズ

20インチ適合車種としてはランクル300や100・200、150プラド、LX570&LX600用、さらにベンツ・Gクラス用など。この20インチ以外に、16インチ、17インチや18インチといった各サイズも設定。

LAND CRUISER 70 【GDJ76】

オフローダーのことを考えたエクステリアも充実。対地障害角に配慮しスタイルアップにも効果的なアイアンバンパーは前後ともオリジナルで、フロントにはレスキュー時に役立つウインチを搭載。一方でボディ保護のためにサイドフェンダーガーニッシュやオーバーフェンダーエンドを取り付け、純正マッドガードを外した際の見た目を整えるマッドガードレスエンド(試作品)も装備した。ほかに注目なのが、250同様にAES素材を使用したアドオンオーバーフェンダー。さらにアドブルーの補給口をスムージングしたアドブルーリッドクローズキットは、補給口をエンジンルーム内に移植するもの。

◆BRADLEY V for LAND CRUISER 70【GDJ76】

オフロード走行に適したアルミホイールとして1988年に誕生し、30年以上愛され続ける『ブラッドレーV』。当初は16インチのみだった〝ブラV〟もバリエーションが増え、今では17インチや18インチモデルを設定。
ちなみにデモカーは、2インチアップやアドオンオーバーフェンダーを装着しているからこそ履ける「17×8.5Jインセット−15」という新サイズのブラッドレーVをセット。もちろん再再販GDJ76用としては、ノーマルフェンダー対応の16インチも設定済みだ。なお、ブラVは歴代のほぼ全てのランドクルーザーに装着可能なサイズをラインアップしている。

現行の再再販GDJ76のためにリヤのリーフスプリングを新規開発。ノーマルのスプリングが2枚であることを考慮し、乗り心地を良化させるために3枚リーフを採用。またフロントのコイルスプリングも変更して、2インチのリフトアップを実現。ここに前後ショックや補正メニューを加えたサスペンションキットがついに発売を開始!オーナーは要チェック!!!

高速での直進安定性を高めるのに効果的な、ステアリングダンパー。安定感が上がり、またハンドル操作の遅れを感じさせることはない。さらに70にも250同様にMCB(モーションコントロールビーム)を搭載し、走りの安定性とを快適性を高めている。

TRITON GSR

4x4ESではトライトン用のカンサスも鋭意開発中。

フロント

リア

今回撮影したデモカーは試作品のサスペンションで、フロント50㎜リフトアップコイルと35㎜アップのリアブロックキットをセット。前下がりなトライトンを水平に近付け、スタイリッシュなサイドビューを実現する。ショックももちろん開発中で、リアには低圧複筒式の減衰力8段調整式を採用していた。オーナーは期待して待っていて欲しい!

足元に装着したホイールはブラッドレーV。今回マッチングした18×8.5J+30サイズは三菱のメーカーオプションに設定済み。高い信頼性の証だ。2色から選択可能で、デモカーは運転席側にマットブラック、助手席側にマットガンメタリックをセット。

JIMNY SIERRA JB74

世界最小の本格四駆として、圧倒的人気を鋒るジムニーシリーズ。4x4ESでもJB23の時代から積極的に取り扱い、JB64/74ではコイルスプリングとショックだけにとどまらず、細かな補正パーツをリリースしている(サスペンションキットも設定済み)。先行して30㎜リフトアップサスペンションキットを発売したが、このシエラには新作の70㎜リフトアップサスペンションキットを装着。もちろん5ドアのジムニーノマド用サスペンションキットも今後開発予定。こちらも大いに期待が高まる。

今回装着したカントリーサスペンションは、補正メニューも充実している。リフトアップした場合、フロントスタビのリンクがそのままだと常に引っ張られたような挙動になる。そこでスペーサーを追加して補正することで、自然なハンドリングを実現する。またリヤのラテラルロッドを水平にするため、アクスル側にラテラルアップブラケットを追加。リヤホーシングの動きを自然なものとして、不快な横揺れを減少させているのだ。

ジムニーシリーズ用のビッグカントリーショックにも減衰力調整機能とハーモフレック機構を装備。ハーモフレックとは路面や車体の振動周波数に応じて減衰力を自動的に変化させて車両の操縦安定性を高めつつ、乗り心地を大幅に改善できる機構。オールラウンドにジムニーで楽しむユーザーが増えており、快適な乗り味が要求される時代にもしっかりと対応している。

前後アームのピボット部分にガードを装着。保護だけでなくスキッド性能も両立。また燃料タンクやリヤショックにもガードを備え、オフロード走行時のヒットなどのトラブルを予防。素材はスチールで、価格もリーズナブル。

 ◆Air/G Rocks

ダイヤカット加工によってホイールの輪郭を際立たせたビードリング風デザインのリムと、立体感を強調するディープ・コンケーブのメッシュフェイスが融合した、精密なデザインが魅力の『エアージー・ロックス』。デモカーのシエラの運転席側にはステルスブロンズブラッシュド/リムDCを、助手席側にはマットブラック/リムDCを装着。
またシエラであっても、センターキャップの装着ができることも特徴だ。さらにオプションのセンターキャップはバリエーションが豊富、飾りビスのカラーも変更が可能と、自分好みの仕様に組み替えコンビネーションを楽しめるホイールでもある。ジムニーのシエラのほかにはデリカD:5やRAV4&エクストレイル、さらにトライトン&ハイラックス&150プラド、Jeepラングラーなどに適合するサイズを用意している。

◆Air/G VULCAN

Air/Gシリーズの第3弾となるのが、この『エアージー・ヴァルカン』。ディスクの内側と外側でホール数を変えた、2重歯車のような迫力に溢れたディスクデザインを採用。

マットガンメタリック

マットブロンズ

また、ホイールの最外周となるリム部分にはシルバーのリムボルトを多数配置して、ホイールの存在感を際立たせている。17インチと18インチをラインアップし、様々な車種に装着可能だ。

DELICA D:5

TRITON GSR

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