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【DUNLOP】愛される4WD・SUV専用タイヤ!高い信頼性と総合性能を誇る「GRANDTREK XS1」

■GRANDTREK XS1

ダンロップの4WD・SUV専用タイヤブランド『GRANDTREK(グラントレック)』。そのラインアップはとにかく魅力的だ。高い走破性で絶大な支持を受ける本格マッドテレーンタイヤ『グラントレックMT2』、オフとオンとをハイバランスしてオールマイティな走りを提供してくれる『グラントレックAT5』、オンロード性能に求められる快適性とハンドリングを追求した『グラントレックPT5』、そして冬でもカスタムやドレスアップを楽しみたいというユーザーの声を受けて誕生した、新しいコンセプトのスタッドレスタイヤの『グラントレックXS1』などの個性的なタイヤを揃えている。

またグラントレックシリーズは、自動車メーカーが新車装着にも選んでいる信頼のタイヤでもある。このことからも品質や性能の高さがうかがえる。
さて、まずは最旬スタッドレスタイヤ『グラントレックXS1』を、あらゆる冬の路面で試走してみた。
ちなみにXS1の特徴は、まるでマッドテレーンタイヤのようなゴツゴツしたブロックパターンながら、ベースコンパウンドに柔らかさと剛性を合わせもつナノフィットゴムを採用し、氷上・雪上で優れたグリップ力を発揮する冬タイヤであることだ。特にシーランド比を深く広い溝としたブロックパターンとなるが、アグレッシブなスタイルを演出できるだけでなく、これは排雪性にも優れている。
今回のテストセクションは、約14度のカント(高低差)に約20㎝積雪したアップヒルおよびダウンヒル、深雪でのS字コーナー、ミラーバーン状態の氷上路、そして圧雪路でのスラローム走行の4つがメイン。XS1の見た目、雪上・氷上でのハンドリング性能とリカバリー性能、加速とブレーキング性能、さらには深雪路面でのトラクション性能に至るまでを評価してみた。
特に注目すべき性能は深雪のアップヒルで現れた!グイグイと進んでくれるその走りは、まさしくスノーアタックにふさわしい性能で、アクセルワークやライン取り、さらに加速次第では2WD状態でもかなり上まで登ることが可能なほどだった。
一方、ブロックパターンでは不利ではないかと危惧されていた氷上路へ。しかしここでも確かなグリップ力を発揮する。ベースコンパウンドに採用されているナノフィットゴムによってエッジ効果がもたらされる。さらに一部サイプの深さが最適化されていることも相まって、ブロックの倒れ込みが抑制されて接地面積を拡大し、確かな氷上ブレーキ性能を実現してくれた。結果、加速も制動も不安なく走ることができたのである。
性能面はもちろんのことだが、XS1の魅力は、ホワイトレターとブラックレターの両方が選べるルックスとデザイン性の高さにもある。これは写真を見ればお分かりいただけるだろう。
雪道でもカッコ良く、さらに深い雪道を楽しみながら走れることを、実際に確認できたのである。

グラントレックXS1の特徴

バットレスデザイン

ホワイトレター

〇サイズ一覧
●LT185/85R16 LT 105/103L 722 mm/187mm/5.0inch
●LT215/70R16 100/97N 706mm/223mm/6.5inch

パターンデザインには、優れた深雪性能を発揮するブロック形状のオフロードライクなものを採用しているが、トレッドだけでなくサイドデザインも要注目だ! 片側がスタイリッシュなホワイトレター、一方は3Dロゴのブラックレターに雪山をイメージしたバットレスデザインをコンビネーションしているのだ。車両やオーナーの好みに合わせたサイドウォールを外側に装着することで、異なるデザインを楽しめる画期的な〝カスタム〟スタッドレスタイヤといえる。いずれを選んでも、ウインターシーズンでドレスアップ効果が期待できる。

ナノフィットゴムなどの採用によって高めた優れた氷上性能

パターン技術(ブロックイメージ図)

XS1のベースコンパウンドに採用される「ナノフィットゴム」は、ダンロップが誇るスタッドレスタイヤ『WINTER MAXX』などで定評のある技術。マクロレベルでのブロック剛性を高めると同時に氷上でのエッジ効果を発揮。さらにナノレベルではゴムの柔軟性が発揮されて凍結したアイスバーン路面にぴたっと密着。またパターン技術においても、一部サイプの深さを最適化。ブロックの倒れ込みを抑制して接地面積を拡大している。タイヤが氷にしっかり密着することで強力な氷上ブレーキ性能を実現できる。

専用パターンとプロファイルによる深雪対応の性能

(接地圧イメージ)

深雪路・S字コーナー

圧雪路でのグリップ力は強力。ゆえにコントロール性はすこぶる高い。ハンドルを切った方向へしっかりとクルマを押し出してくれる感覚があった。

圧雪路・スラローム

4WDにシフトした4Lでの走りを基本としつつ、場面によって4H、さらには2Hでの走りを試したが、十分すぎるタイヤのグリップを体感できた。

深雪路・アップヒル&ダウンヒル

靴が完全に埋まるほど雪が降り積もった深雪の上りと下りでは、まるでオフロードタイヤが泥を掻き出すように雪を搔いてくれるため、面白いほどにグイグイ前に進む。さらに排雪性能の高さもあり、トレッドに雪が詰まって横滑りを起こすこともない。少々荒い運転でもトラクションは逃げなかった。

氷上路・加速&ブレーキング

XS1は氷上性能に特化しているワケではないが、氷上でももちろん安心して走れる。今回のテストではツルツルのミラーバーン状態での走りを試したが、加速とブレーキングにも問題はない。例え滑り出してしまったとしてもリカバリーしやすい。

◉本記事に掲載したタイヤの詳細については本誌カタログ部分か、ダンロップオフィシャルWEBサイトをご確認ください。

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