新型/現行型/オールド系を問わずランドクルーザーが爆発的人気を誇っている。ランドクルーザー250はもちろん、2023年に国内に復活した再再販ランクル70、そしてフラッグシップの300など、最新のスタイルに信頼性のある性能と機能、そして先進のメカニズムを組み込んだ〝ランクル群の3車種〟は、初代誕生から70年超の歴史で紡がれた、まさに進化したランドクルーザーと言える存在だ。一方でその根底にあるものは不変。そんなMADE in JAPANの真髄を感じさせるところに、ランクルが世界で愛されている理由がある。
こうしたランクルの魅力を伝え、文化を支えてきたのが『FLEX(フレックス)』だ。1967年の創業以来「全ての人にマイカーを」という合言葉で、多くのユーザーをサポート。2025年には創業58周年を迎えるが、全国に40店以上を展開し、専門店を含むランクル取扱い店は18店舗(海外店舗は除く)。これまでの累計販売台数は1万台以上!いかに多くの人がFLEXで愛車を手に入れてきたかが分かる。
FLEXの魅力は、何といっても圧倒的な在庫量と豊富さにある。同社データによれば、ランクルの国内市場シェアは18%を確保。しかも在庫は始祖たる40系から最新モデルまでをほぼほぼ網羅。さらに全国の各店舗をネットワークで結んでいるため、最寄り店舗にない車両も2000台近くの在庫から取り寄せることが可能。もちろんこれは老舗の信頼性があってのこと。ユーザー心理としては、多くのクルマの中から比較して、お気に入りの1台を見つけ出したいが、FLEXはそれが可能な唯一無二のランクル専門店なのだ。
さらにFLEXが取り扱う、クルマをリノベーションした『Renoca(リノカ)』というオリジナルのコンプリートカーも定着し、同社の人気を支える存在となった。見た目的にはビンテージなランクルが欲しいが、走行距離やメンテナンスなどを考えると躊躇するのもごもっとも。そんな人にオススメなのが、より扱いやすく新し目のユーズドモデルをベースに、クラシカルなスタイルへとアレンジされたリノカなのだ。スタイルだけでなくカラーやカスタムパーツのアレンジも可能で、まさに世界に1台だけ、自分だけの愛車を創り上げることができるのはとても誇らしい。
ちなみに同社スタッフに最近のランクル事情を聞いてみたが、先述したリノカは人気が高く、品薄・納車待ちが生じる状況もあるとか。そこでむしろ力を入れているのが、新車より安いが在庫は十分で機能面でも古さのない“高年式ランクル”。それらをベースに、シンプルなカスタムで、アウトドアから街中まで、対応できるスタイルを提案していくという。下記では、そんなランクルを早速チェックしてみよう。

ランドクルーザー300 ZX Look/OVER-LANDER


今回のランクル300デモカーは価格も抑えられているエントリーグレード“AX”というのもポイントだ。ミドルグレードのAXをベースに、 上級グレードZXフェイスにチェンジ。ただしグリルのメッキ部分やエンブレムをブラックアウトして、ランクルらしいワークホース感を融合させた渋いルックスがカッコイイ!

ランクル300、150プラド共には、ハイエンドブランドのフロントランナー社のルーフラックを搭載。さらにランクル300はダーチ製のサイドオーニングをセット(270度までカバーする展開型)。頑丈なヒンジによって1人でも設営が可能な仕様で、さらに風速8m/sレベルまでポール無しで使用できる。アームにはLEDを内蔵し、点灯可能。

オンとオフの性能が融合したオープンカントリーR/T(LT275/55R20)と、ランクル300専用サイズのMG・ゴーレムの20インチをコンビ。フローフォーミング製法のホイールは、ランクルに見合った迫力と性能を足もとにプラスする。


ランクル300用ICONショック(フロントコイルオーバー・リヤリザーバータンク付) に換装し、アッパーアームキットはトータルカオスをセット。この組み合わせはオンロードではシルキーな乗り味で、オフロードではしっかりと接地感があって動きのある足回り。オススメだ。



フロントバンパーガードやフェンダーガーニッシュ、リヤスパッツなどJAOS製ZX専用パーツも追加。

ランドクルーザー150プラド OUTDOOR/OVER-LANDER

ランクル250デビュー後、ユーズド市場で人気が加速中の150プラドをベースにしたアウトドア仕様にFLEXがカスタマイズしたのは、遊びはもちろん、ちょっとした普段使いでもワクワクする1台である。



150プラドはフロントにFLEXオリジナルのスキッドプレートを装着して腹下をガード。



オリジナルの150プラド用テールランプは大きなL字を2つ重ねたようなポジションランプが特長で、レクサスLXを思わせる高級感のあるデザインを採用。またブラックレンズを使用しているほか、流れるシーケンシャルウインカー機能付き。

フロントランナー・ルーフラックのサイズは1255㎜×1964㎜
ルーフラックやサイドラダーは、タフでスタイリッシュなフロントランナー製をチョイス。フロントランナーは国連車両やサファリツアーの車両にも多く採用されるなど信頼性も高い。


リアゲートにはルーフキャリアの上にアクセスするのに必須なラダーフレーム製・軽量ハーフサイズのリアラダーをセットしているが、さらにラダーサイドマウントブラケットで横にラダーをつけるという提案も。ちなみに室内のインナーメッシュラックもラダーフレームのもの。ラゲッジスペースのウインドウに取付けて、フックで荷物を吊って整理できる上、スチール製なのでマグネットを使っても便利。



150プラドにはFLEXのオリジナルベッドキットを搭載。最大展開時は2名分の就寝スペースにもなるので、キャンプにも最適だ。もちろん普段は荷物を上下分割して積載するのにも便利。自分なりにアレンジして使いたい。
ランドクルーザー250 FLEX CUSTOM 1st Style

ランクルカスタムの第一人者でもあるFLEXもランドクルーザー〝250〟のデモカーのカスタムをスタート!



■ランクルカスタムの可能性を探求
チームの努力が実り5年越しの栄冠!AXCR2024 T1Gクラスで優勝!!!

俳優・哀川 翔さんが総監督を努める『FLEX SHOW AIKAWA Racing with TOYO TIRES(ドライバー:川畑真人/コ・ドライバーDaychapon Toyingcharoen)』は、2024年8月11日〜17日にタイ王国スラタニ-カンチャナブリで開催された『アジアクロスカントリーラリー(AXCR)2024』に参戦。LEG5(SS5)まで19分差のあった2位から、最終SSの LEG6(SS6)で大逆転を果たし、わずか1分27秒の差という劇的なクラス優勝を飾った。
前半はショックアブソーバーの不具合、リヤサスペンション破損、ミスコース続出など、苦闘の連続となった。そこで諦めずに攻めの姿勢で挑んだことにより、チームはクラス優勝で大逆転劇を演じた。また総合順位でも、メーカーワークス勢やハイパワーの強豪(T1D)がいる中で、16位という堂々たる結果を残したことも素晴らしい。まさに5年ぶりの屈辱を晴らしたといえよう。
哀川総監督はメンテナンス作業の立ち合いなど、選手やスタッフを激励してチームを鼓舞し続けたが、今回の勝利に「チーム一丸となった勝利です。2011年からはじめてようやく掴んだ勝利となりました。感無量です。まずはみんなにお疲れさま、そしてありがとうと言いたいです」 と喜びを語っている。

最終LEGとなるSS6でわずか1分27秒差の大逆転!クラス優勝を飾った。まさに悪夢のような2100㎞のオフロードだったが、夢のような勝利でもあったのだ。



チーム名にもある通り、サポート体制が築かれるトーヨータイヤ製のオープンカントリーM/T(LT265/70R17)タイヤを装着。オフロード走破性はもちろん耐久性も証明。トレッド面だけでなくサイドウォール部分にも高強度を持たせて、過酷な走りにも耐えうる仕様であるため、哀川翔監督も「以前のラリーでもパンクすることなく走り切れた!」と信頼を寄せていた。
ランクルの車両盗難に備えるFLEXからの2つの提案、シンプルな物理的セキュリティこそ最強説!

昔から常に車両盗難の危険を抱えているランクル。人気が高まれば高まるほど狙われやすくなるし、純正セキュリティ搭載があっても窃盗団に対策されていたら意味はない。そこで物理的に盗難を防ぐアイテムとして効果が高いのがここで紹介する、全国のFLEX各店舗で購入可能な 『ブレーキペダルロック』と 『CANプロテクションキット』だ。
それぞれ聞けばシンプルな物理的セキリュティだが、だからこそ効果的。これらを壊さないと盗難できないが、時間が掛かるので犯行が発覚する可能性が高くなるというワケ。自動車盗難の抑止効果が高い防犯アイテム 『ブレーキペダルロック』と『CANプロテクションキット』を、フレックスで手に入れて、愛車の盗難対策をしよう!


CANプロテクションキット

『CANプロテクションキット』は、CANインベーダーと呼ばれる車両盗難に対抗する手段。金属製カバーで物理的にECUを囲むことで、CANインベーダーによるECUへのアクセスを防ぐアイテム。金属製かつ車種別で専用設計された強固さで、ECUの保護は確実。専用ボルトの脱着には特殊工具が必要と、万全の仕上げだ。