TOP > 記事 > 【ROAD HOUSE】ワイド&ハイトを追求したまさに4WDの王道カスタム!

【ROAD HOUSE】ワイド&ハイトを追求したまさに4WDの王道カスタム!

4WDのカスタムにおいて、リフトアップはド真ん中ストレートな手法。だが、ただ車高を上げるだけではクルマの重心も上がってしまい、コーナリング時に不安定になることもある。それを防ぐためにオーバーフェンダーを追加し、トレッドを拡大するわけだが、それを長年提唱し続けるのがロードハウスだ。
かつては横に大きく張り出し「いかにも追加しました!」と言わんばかりのオーバーフェンダーが主流だったが、近年ロードハウスが提案するのはボディ形状を生かしたナチュラルなオーバーフェンダーで、それを具現化したのがロードハウスのランドクルーザー300だ。
車高をアップして、より大きく太いタイヤを装着するという主軸は変わっていないが、注目すべきはワイドボディキットを装着しているということ。フェンダーのアーチ部分だけを張り出すのではなく、パネル全体をワイド化することで、トヨタが様々な車種で展開するGRモデルのようなインパクトを与えてくれる。これは言い過ぎかもしれないが、ロードハウス的には「GRスポーツを設定するのなら、ほかのモデルとここまで差別化して欲しいし、そう願うユーザーのためにこのスタイルを創った」と言っても過言ではないだろう。
注目の足回りは4インチのボディアップマウントを装着。またオリジナルのスプリングに交換し、合計6インチのリフトアップを実現する。これによりタイヤは35サイズへと大幅にアップを図るが、同時にワイドトレッドとなる22インチホイールに変更することで、ロールの増大を抑制しているので、スタイルだけでなく走行性能も重視したカスタムだと言えるだろう。
ほかにもエンジンルームの熱を取り除くエアロボンネットも近日発売予定。さらにはオリジナルのキャリアやラダーもラインナップしているので、リフトアップは考えていなくても、アウトドアでの利便性を向上させつつオリジナリティを強調したいなら、ロードハウスに相談するのが最短ルートだ。

スタイルだけでなく、エンジンルーム内の熱を排出するエアロボンネット。裏側にはカバーも備わり、雨水が直接エンジンにかかるのを防ぐ。

ボディアップマウントキットには、フロントのスキッドパネルも付属。スタイルに加え、障害物からの保護も兼ねている。

フロントウインドーの上には、5つのルーフマーカーをセット。非視認性を高めるだけでなく、急減速時に雨水が窓ガラスに流れ落ちるのも防ぐ。

安心安全に荷物の積み下ろしを行なうために、リアラダーはマストアイテム。使い勝手を重視し、やや広めとしているところがポイントと言える。

マフラーはエルフォードのスプリット4本出しをベースにしつつ、パイピングを加工。スクエアなテールエンドのTYPE Xで、力強い後ろ姿を演出する。

ボトムスには国産鍛造2ピースホイールLancelotの22インチに、BFグッドリッチのオールテレーンT/A KO2(35×12.50R22LT)を組み合せる。

片側約60㎜と、大幅なボリュームアップを実現するワイドボディキット。より太いタイヤ、深いホイールを装着するなら欠かせないアイテム。

ボディのマウント位置を上げることで、4インチのリフトアップを実現。さらにスプリングの交換も行ない、合計6インチリフトアップする。ラテラルロッドはノーマルのままだが、偏心カムを備えるブラケットを追加することで、違和感のない乗り心地を実現する。

後席部分の乗降性を高めるために、一部分をドロップしたサイドステッププレミアム。小さなお子さんがいる家庭には、欠かせない装備だ。

高さを抑えつつ、屋根の全面をカバーし積載能力を高めるルーフラック。ARBのサイドオーニングをマウントできる構造となっている。

フットレストに大型のカバーを追加。ノーマルよりも踏面の角度がつくことで体をしっかり支えてくれる。また踏み間違い防止効果も確認済みだ。

長年の技術やノウハウを凝縮した250が間もなく誕生!

ようやく街で見かけることが多くなってきたランドクルーザー250。もちろんロードハウスでも車両を導入し、オリジナルパーツの開発が進行中だ。既にイメージ画像は公開されているが、今回は実際の制作現場に潜入し、細部をチェック。
足回りは専用のスプリングが既に組まれ、2インチリフトアップ。40㎜ワイドのオーバーフェンダーをちょうど製作中で、バンパーとの接続部分がCGとは変更されている。なおタイヤサイズは285/60R20をチョイスし、ホイールはブラッドストックSLをセット。試作品だがルーフラックやリアラダーも装着済みだ。
ロードハウスではランドクルーザー300のような大幅なアレンジを加えたエクストリームスタイルのほかに、街乗りからオフロードまでオールマイティに楽しめるAR4スタイルも提案中。今回制作中の250は後者のAR4だが、なかなかアグレッシブなスタイル。東京オートサロン2025でお披露目予定だが、その完成が待ち遠しい。

片側40㎜ワイドとなるオーバーフェンダーを製作し、タイヤサイズは285/60R20の装着を計画中。フロントウインドーの上にはルーフマーカーもセットしており、ランドクルーザーらしいタフなイメージを強調させる。また150プラドで好評だったファイバープロテクションも計画中。平面な印象が強いフロントマスクに、メリハリが与えられそうだ。

専用に開発したスプリングで、2インチのリフトアップを計画中。ショックブラケットの追加で、ストローク量を補う。またラテラルダウンブラケットも追加する。

アウトドア派のユーザーに向けて、これまでの流れを踏襲したルーフラックやリアラダーを計画中。今回はあくまで既存の製品を組み合わせただけで、実際に製品化する際には専用設計品として細部まで調整し、完成させる。

※完成予定CG

  • ROAD HOUSE
  • 埼玉県越谷市東越谷3-5-8
  • 048-963-7600
  • 営業時間:10:00〜19:00
  • 定休日:年中無休
  • https://roadhouse.co.jp/