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【ネクストワンプロジェクト】クラシックスタイルを現代仕様で楽しむ2台のGクラス

メルセデス・ベンツGクラスの歴史を紐解けばその原点は軍用車として採用されたW461に辿り着く。その民生用であるW460型をモチーフに、クラシカルなカスタムを得意としているのがネクストワンプロジェクトだ。

2006y Mercedes-Benz G500

2006年式のG500をベースに、NEXT ONE PROJECTがW460スタイルへとカスタムした1台。フロントグリル、ヘッドライトベゼル、バンパーなどは純正パーツ使用しリアル感を追求。フロントフェンダーやボンネットは板金加工によってオリジナルデザインを作り出している。NATO軍の正式採用車両となったW461にも似たこのG500、カラーリングはポルシェ911純正のNATO OLIVEとしたことで、タフなオフロード4駆というイメージを巧みに植え付けることに成功している。
バンパー、グリル、ライトベゼルなどは純正品を使用。フロントフェンダーは板金加工を実施してクラシカルなW460スタイルとしている。
ボディカラーは992型のポルシェ911の純正カラーであるNATO OLIVE。ボンネットはワンオフで先端にはプフ社のエンブレムが付く。
分厚い鉄板となるスキッドガードは、見た目からして頑丈なもの。車体下部をガッチリガードすると同時に、4駆らしいスタイルを演出している。
ボディサイドに付く純正のサイドモールは、メッキモールレスのG350d プロフェッショナル用。4駆らしいスタイルに仕上がる。
右リアには格納式のステップを装備。その左側にはバックランプが付く。テールレンズにはガードが付き、左側にはリアフォグを移設している。
タイヤは7.50R16LTでナローサイズとなるDUNLOP GRANDTREK MT2。高価な純正背面タイヤカバーは取り外して、ワイルドな印象に仕上げている。
1979年にNATOの軍用車両として正式に採用された“ゲレンデヴァーゲン”のイメージを踏襲したカスタムが施されている。ホイールは軍用車両の当時モノのスチールを装着している。

2000y Mercedes-Benz G500

高値維持となっているGクラスの中古車相場の中でも、比較的狙いやすい年式となっている2000年式のG500がベース。エクステリアはマリンブルーカラーのW460スタイルとし、サイドにGelandewagenデカールを装着したアウトドアでもマッチするデザインとしている。内装もW460 純正ファブリックのインテリアへと張り替えられており、クラシカルな雰囲気としながらも、使い勝手の良さは2000年モデルと同様。プレミアム感重視のカスタムとは全く違う、カジュアルな雰囲気が魅力的な1台だ。
バンパーやグリルなどは純正品を使用しつつ、ヘッドランプはW464スタイルをインストール。フォグランプはHellaを採用している。
リアのライセンスプレートはリアゲート上部へ移設。これも純正パーツを使用して加工装着したものだ。
純正のリアバンパーはヒッチメンバー付き。トレーラーの牽引やヒッチカーゴの装着などを可能にし、幅広いアウトドアに対応している。
ラゲッジ内に収納可能な格納式のテーブルは、NEXT ONE PROJECTのオリジナル。ラゲッジフロアもプロフェッショナルのフローリングタイプへとカスタマイズされている。
ボディサイドのGelandewagenロゴが入るデカールは、NEXT ONE PROJECTのオリジナル。ホワイトのホイールはGクラス純正のスチールを履く。
  • 取材協力:ネクストワンプロジェクト
  • 所在地:埼玉県さいたま市大宮区桜木町4-578
  • 電話:048-648-8955
  • URL:https://next1project.com