ジープを手に入れて、今まで行なったことのない、誰もいない場所でキャンプをしたい。そんな夢を叶えるために乗り換えたユーザーも多いだろう。特にグラディエーターの居住スペースはラングラーとほぼ同じだが、圧倒的に高い積載能力を備えるので、アウトドアというよりオーバーランダーに最適。ただし、ホイールベースが長いので乗り心地は良いが、その反面オフロードはやや苦手でもある。
多くのユーザーはベッド部分のカスタムを行なってカスタム完了!と思っているかもしれないが、ジープの機動力を活かすなら、やはり足回りのカスタムは必要不可欠。確かにスプリングとショックの交換で車高は上がるが、大きなタイヤに変更するなら各部のアーム類まで含めて補強や強化をすべきだ。
こでSCT‐XWDがオススメするのが、USAブランドのシナジーMFGの製品。リフトアップするとアライメントやホイールベースが変化してしまうが、サスペンションのアームまで交換してこれを補正。ノーマルよりも強度を追求しており、荷物をたくさん積む機会が多いグラディエーターのオーナーにとって注目すべきポイントだ。
ほかにもユーザーの使い方に合わせ、LEDランプに調光機能なども追加。走行性能も機能性も高めユーザーの夢を叶える。それがSCT‐XWDの目指すクルマ作りだ。


シナジーのサスペンションキットを装着し、ノーマルよりも2インチリフトアップを実施。スプリングとショックを交換すれば確かに車高は上がるが、アライメントの補正は必要。そのためにリーディングアームやトレーリングアームも交換している。また大きなタイヤを装着した場合、各部への負担は増大する。それを補うために、タイロッドもシナジーに変更し強化している。



前後のショックとステアリングダンパーは、FOXをチョイス。太いピストン径のおかげで、大きな入力に対してもしっかり受け止めてくれるので、しなやかな乗り心地と高い直進安定性を体感することができる。

2インチリフトアップし、USルビコンのフェンダーに交換して、トレイルグラップラー(37×12.5R17)を装着。組み合わせるホイールはレースラインの958MC ROGUE。ブラッシュドの仕上げが非常に美しく、足もとを引き立てている。

エアクリーナーはafeのコールドエアインテークに変更。マフラーも併せて交換しているので、ノーマルよりも車重が増加しているが、スムーズな加速を実現している。

デパーチャーアングルを損なわないように、マフラーの出口はリアサスの根本付近に設ける。オフロードでヒットすることはないし、トレーラーやヒッチキャリアの荷物を汚す心配もない。

ヘプタのコンパクトなバンパーに交換。小型だがウインチやランプもセット可能。ホイールの色に合わせ、BARE METALにクリア塗装で仕上げている。


フロントガラスの奥に装着したライトバーも、BANTAM Xで色を変更することができる。明るさは1%刻みで調節できるので、デイライトとして使用可能。

明るさや色の調光機能がないランプでも、このBANTAM Xのモジュールを組み合わせると、スマートフォンのアプリにて調節が可能となる。

- SCT-XWD
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